転職活動にかかる時間はどのくらい?

たくさんの方のキャリア面談をする中で、「転職活動にかかる時間はどのくらいですか?」と、質問を頂戴することが多くあります。意外と転職活動のスケジュール感を考えることは難しいのです。

中には、「今すぐにでも現職を辞めて、1ヶ月後には転職先で働きたい。」と要望を頂戴することもあります。しかし、思うように進まないことが多いのが実際です。

 

いざというときに面接の時聞が取れない?

転職活動で、たいへん重要だが見落とされがちなことそれは、スケジュール管理です。短期的なものから長期的なものまで、スケジュールをきちんと管理できていなければ、転職活動がうまくいくことはありません。

たとえば、今の会社の繁忙期直前に転職活動を始めてしまい、エージェン卜との面談や相手先企業との面接のスケジュールがなかなか入れられなくなる。あるいは、今の会社の業務予定が半年後まで埋まっているのに転職活動に踏み出して、結局退職できなかった。こんな例は数多くあります。

 

大雑把で、いいからスケジュールを立ててみよう

まずは、大雑把でもいいのでご自身でスケジュールを立ててみましょう。

スケジュール管理はエージェン卜との面談をいつ頃から始めて、面接するのはいつ頃で、数社くらいは面接を受けるとして最終的に決断するのがいつ頃で、入社はいつ、といった形で考えます。

もちろん、相手のあることですから、自分のスケジュル通りに進むとは限りません。エージェン卜とのアポイン卜がなかなか取れないこともあるでしょうし、面接まで進めないこともあるでしょう。そのため、多少なりとも余裕のあるスケジュールを事前に組んでおき、臨機応変に対応できるようにしておきたいところです。

単に頭の中でスケジュールを描くのではなく、紙などに落として目に見える形にしておく、随時修正を加えていく、といったことも必要です。

また、ご自身でスケジュールを立てられた後、そのスケジュールが実現性可能であるかエージェントに相談してみてください。適切なアドバイスや情報を受け取ることが出来ます。

 

スケジュール管理のポイント

今の会社の繁忙期は避ける

書類選考を通過したとしても、面接に進めなければ内定しません。それにエージェントも、時間が取れない人はあまり相手にできません。

あまりガチガチにつめこまない

相手のあることなので、スケジュールはできるだけ柔軟な編成が好ましいです。

スケジュールの立て方

あくまで一例ですが、一般的な転職スケジュールの立て方をご紹介させて頂きます。

 

▽Step1:ゴールを決める

いつまでに内定を取り、いつから次の会社に勤務するかを決める。もちろん大雑把で構わない。

 

▽Step2:自己分析をする

自分で考えるほか、家族や友人にも協力してもらう。1週間くらいでまとめたい。

 

▽Step3:求人を探す

エージェントに登録したり、求人情報サービスを探しながら、新しい仕事のサービスを膨らませておく。2週間くらい。

 

▽Step4:書類を作成する

履歴書、職務経歴書が基本。最初から完壁なものを作る必要は芯い。場合に応じてエージェントが添削してくれる。ただ、最低限伝えたいことにはきちんと触れておくこと。最初は一人で作って、エージェントに見てもらう時間も含めて2週間くらい。

 

▽Step5:企業へのエントリー

エージェントや周囲の人たちの意見を参考にしながら、エントリーする企業を決めていく。1週間くらい。

 

この後、書類選考及び面接がスタートします。上記期間中は、準備に加えて面接対策や企業研究も怠ってはいけません。転職活動に焦りは禁物です。計画的に余裕を持って進めましょう。

 

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、30社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。