先日、UBERの上場が大きなニュースになりましたが、実は日本でライドシェアのシェア率が高いのはAzitの運営するCREWです。
実はCREWはヘビーユーザーでもあり、ユーザーとしてとても好きなサービスで投資もさせてもらっています。
Azitを知ったのは、SHEの中山さんからご紹介いただいたのがきっかけですね。会ってお話しすると代表取締役の吉兼周優さんが非常に頭よさそうだったため、機会があれば少しでも投資させてくださいとお話していました。結果、成長のために投資させていただくことになりました。
「”日本ならでは”のモビリティの未来へ」という言葉をAzitは掲げています。
私はAzitのCREWというサービスのヘビーユーザーなのですが、CREWはアプリで呼ぶと車が来てくれるサービスです。細かいところは実際に使っていただけたらと思うのですが、運転が好きな方がドライバーに多く、移動できる便利さだけではなくユーザー体験そのものが楽しいんですよね。よく移動の際に使用するのですが、いいドライバーさんばかりで乗ること自体が本当に楽しみです。金曜日の夜や雨の時にタクシー見つからなかったが、CREWで呼んだらすぐに繋がったという経験も何度もあります。
ライドシェアの領域、ご存知の方も多いと思うのですが、日本には日本の法律があり、それをクリアすることが難しいです。Azitの人たちはそれを色々と調べて調整をはかることで素敵なサービスを提供できています。今回は、そんなAzitについてみていきます。
目次
Azit転職の要点
Azit特徴
- 『CREW』というドライブシェアアプリを展開し、上場を目指すMaaS系スタートアップ
- UBERなどが規制される中、高い国内シェアを誇る移動シェアアプリで注目されている
- 電通やDeNA、GoogleやBCG出身のメンバーが集まり、現在も採用強化中
- 年平均給与は443万円(スーパーバイザー)~1021万円(社内SE)まで幅広い
- 平均年齢は29歳。創業すぐのスタートアップとしては、落ち着いた雰囲気もある会社
Azitに転職する際の留意点
スタートアップということもあり、人数が少なくクチコミの信憑性が高くありません。入社を検討されている方もご自身の目で確かめることをオススメします。
また、ライフワークバランスについては、立ち上げの段階なので必ずしも整っているとは言えません。必ず決まった時間に帰りたいという方は、その旨あらかじめご相談いただければと思います。
Azitの会社概要
会社名 |
株式会社 Azit |
本社所在地 |
東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋 6F |
資本金 |
約1億2290万円 |
設立年月 |
2013年11月 |
代表者氏名 |
代表取締役CEO 吉兼 周優 |
株式公開(証券取引所) |
非上場 |
主要株主 |
Eight Roads Ventures Japan クルーズ |
従業員数 |
30人 |
平均年齢 |
29.0歳 |
代表取締役 吉兼 周優さんの経歴・キャリア
慶應義塾大学理工学部管理工学科在学中に、株式会社Azitを設立。2015年3月、「CREW」を企画・構想し、プロダクトマネージャー兼UIデザイナーとして、iOSアプリ・Androidア プリを開発。CEOとしてモビリティ領域での事業を推進する。
上記のとおり、慶應義塾大学在学中に株式会社Azitを設立されています。Azitという社名には、AからZまで様々な問題・課題をITによって解決する、という想いが込められているそうです。
ちなみに、CCOの須藤信一郎さんは東京理科大学の出身で、在学中に吉兼さんと共同創業されています。その後、中部電力に一度就職して、CREWの立ち上げで戻ってくるという、かなり珍しいキャリアを歩まれています。
コーポレイトメッセージ
地方の交通過疎地、満員で乗り込めない電車、
目的地のわからない外国人観光客。移動における様々な社会課題がある中、
私たちAzitが大切にしたことは、
”今までにない新しい移動手段” を作ることではありません。
すべての人の”移動”における格差を埋めることを目指し、
日本の伝統的な「おもてなし」や「ありがとう」を
テクノロジーで拡張したプラットフォームを作ることでした。いつも近くにいる友人やパートナーだけではなく、
同じ世界の中で、地球という船で過ごす仲間(CREW)として、
すべての人が、溝や壁のない道を一緒に進んでいける未来を、
私たちは目指しています。
私自身がCREWのヘビーユーザーなのですが、運賃ではなく任意の謝礼という形なのでドライバーの方への感謝というのを利用するために改めて感じます。ドライバーの方も、自分の車に乗せたい!話したい!という方が多いので、乗っていて非常に楽しいです。自分が普段関わらない人と交流する機会にもなったりするので、純粋に1ユーザーとしてオススメできるサービス・会社ですね。
事業内容
『CREW』というドライブシェアアプリの運営をしています。移動したいというアプリユーザーと車に乗せたいドライバーをマッチングするモビリティプラットフォームです。バスや電車がなくなったような深夜の時間帯でも、リクエストするとマッチングしたCREWの公認運転手が数分の間に迎えに来てくれます。
事業展開
与論島で実証実験が行われるなど、移動したい人に対して移動手段が充足していない地域でサービス提供を進めています。与論島は年間70,000人強の観光客が訪れるにも関わらず、バスが一路線、タクシーが8台という状況にあり、移動需要を満たせていない状況にあります。国内の観光地を見た際に、同様の状況がある地域はいくつかあり、都心部でのサービス提供に限らないサービス展開が見込まれます。
見るべきポイント
経営陣の魅力 この規模のスタートアップだと、経営陣に惹かれるものがあるかが非常に重要です。私は魅力を感じて投資させていただいていますが、様々なリリースやメッセージを見て人となりを知るようにしましょう。
社風 『wantedly』を活用しているので、ぜひ社員紹介のブログを見てください。最低限、入社希望部署のカルチャーは理解しておきましょう。
採用ポジション 現在、責任者候補を募集していますが、自分自身への役割期待はよく確認しておくようにしましょう。
Azitの採用情報
Azitの募集職種
■マーケティング
MarketingMGR
グロースハッカー
■コミュニティ
【モビリティ領域のC2C事業】リスク管理・危機管理(責任者候補)
事業開発・営業部門(ドライバー獲得)の責任者候補
CSコアメンバー
CSSV(スーパーバイザー)
DASV(ドライバー獲得のインサイドセールスSV)
■BizDev/事業企画
MaaS Business Development VP/Manager(事業開発/マネージャー)
MaaS Business Development(事業開発)
Public Policy Manager
経営戦略推進責任者
BI VP/Manager(データアナリスト)
ローンチ(事業企画)
■コーポレイト/管理
Accounting Manager(経理マネージャー)
法務/PA
Back Office Manager
広報MGR
組織開発/Employee Experience
採用戦略MGR
労務・人事企画担当
■PM/デザイナー
プロダクトマネージャー
デザイン責任者
UI/UXデザイナー
企画ディレクター(責任者候補)
■エンジニア
CTO
エンジニアリングマネージャー
サーバサイドエンジニア
サーバサイド アーキテクト
サーバサイドエンジニア(マイクロサービス化担当)
SREリード
SRE
Androidエンジニア
Androidアプリ アーキテクト
iOSエンジニア
iOSアプリ アーキテクト
iOS,Androidエンジニア(アプリ開発未経験でも可)
QAエンジニア
平均年収
転職時の想定年収レンジ :443万~1021万円
※求人広告の最高値と最低値をとった数値です。
労働環境
月間平均残業時間は【64.7時間】です。
(口コミ等による参考値となっています。)
ほぼ全てのスタートアップに当てはまることですが、スタートアップの労働環境は変わることが多いです。上場の準備に入ると、管理体制強化のため残業を原則禁止し、許可制にするなどする会社がほとんどです。募集を見ていただければ分かるかと思いますが、Azitも拡大を目指すスタートアップです。気になる方は、ぜひ最新の情報を直接聞き、すり合わせをすることをオススメします。
Azitの求人情報まとめ
総じて、責任者クラスの採用を絶賛強化中です。
CTO
Marketing Manager
リスク管理責任者
MaaS事業開発責任者
Public Policy Manager
経理マネージャー
バックオフィスマネージャー
広報マネージャー
採用戦略マネージャー
バックオフィスの募集も多いことから、管理体制を強化していることも伺えますね。サービスもこれからさらに展開していくところなので、責任者として事業をガンガン牽引してくれる人材は積極的に採用しているようです。
Azitに関するクチコミまとめ
評価制度
スタートアップのため、クチコミも数が少ないためあまり意味がないのですが、スタートアップを志願する方に向けたメッセージも兼ねて書いてみます。
ある方は裁量が大きく、新しい仕事をもらうなど評価をしてくれているとコメントしているものの、別の方は社内での評価制度に納得感がなかったとのことです。この辺りは、自分自身が結果を出すことを宣言し、どこまでやり切るか、その過程をきちんと報告するか、といった要因の方が大きいように感じます。
スタートアップであれば特に、コミットして結果を出してくれている人には働き続けて欲しいと考えていますし、一つひとつの意思決定やアクション進捗の経営への影響度が高いため、報告をしてくれる人を評価しやすいです。
この納得感がなかった方がそうできていなかったという訳ではないのですが、自分自身の宣言とアクションが評価や信頼を作ることを、スタートアップに転職する際には覚えておいて欲しいな、と思います。
Azitへの転職を考えるにあたって最後に
Azitの経営陣にはパワーを感じたので、私も出資をさせていただきました。吉兼さん、須藤さんは本当に素晴らしい経営者で、日本のライドシェア領域は規制が多く大変なところもありますが、ここまで成長してきています。
さらに事業・会社をドライブさせていく人材は積極採用中ですので、ご興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡くださいませ。