今日はちょっと日記的な記事を書いてみました。消費者としての目線がビジネスに役立つこともありますし、どんな経験が後に活きるか分からないので、面白いですよね。

日常の中で、こんな風に感じることがあります、というようなことを書いてみたので、ぜひ息抜きがてら読んでみてください!

 

靴屋さんに行きました。
きっかけは日経プラス1の靴特集で、
ランキング一位の会社がダントツの評価だったためです。
ロイドフットウェアという会社でした。

私は、靴についての知識がないため、はじめて聞いた名前でした。
2位のリーガルは流石に知っていましたが、
3位以降もあまりなじみのない名前の会社が多かったです。

最近、外出することが増え、靴の減りが激しくなりそうだったため、
評判の良いお店にいこうと思ったのです。
しかし、ホープページを検索してもショップリストのようなものが
検索ができず、苦労しました。

お店に入ると、特に接客をされるわけでもなく、一回りしました。
やっぱりどれを選んでよいのかわからないので、質問をしました。

「履きやすい靴ってどれでしょうか?」
「履きやすい靴はないです。」
・・・(内心、げっ。。)

「あのね。うちは、履きやすい靴ってのはないです。
ですが、履いているうちに、段々靴が自分にフィット
してくるというものはあります。」
・・・(そして沈黙。。)

なんていうんでしょうか。
普通の営業や接客であれば、笑顔でニコニコ「肯定」してこたえる
のが普通だと感じていますが、まったくお客様に迎合する接客をしません。

「営業マンは断ることを覚えなさい」といった趣旨の本や
コンサルティングをされている方がいますが、まったく同様のことを
しているようでした。(といってもご本人にその意識はないようでしたが)

いろいろと話を聞いていると、

「うちのお店にくる人は2つのパターンで、結婚式なり何かなり、
どうしても必要なイベントがあるときか、必要な立場になったなど
自分の状況に変化があった人なんですよ」

と語っていました。特に営業をするわけではなく、
淡々と質問には細かく回答してくれました。その内容は私が
聞いたことがないような、靴についての基礎知識、必要知識が
つまっており、かつあまり長い話でもなく、
どんどんと話に引き込まれていきました。

高価な靴はひとつも持っていなかったのですが、
知り合いの経営者の先輩から「靴や身なりは気をつけたほうがよいよ」
と何人にも言われましたので、購入することに決めました。

業界は、違うものの、専門知識の重要性を感じました。
靴のことなら、「何でもこたえられる雰囲気」の方でしたし、
本当に何でも回答できるようでした。しかし、自慢も営業も特にしない・

唯一営業というか強く勧められたのは、購入を決定してから、
その靴の保存や磨き方についてで、そのなかで、
500円程度のクリームを購入すること、そこだけは強く勧めておられました。
せっかく購入してもらうのだから、長く履いてもらいたいという気持ちを
感じました。靴屋さんであれば、回転が早くて、何足も買ってもらったほうが
本当は得するんだろうになーーと感じましたが、その反対の行為です。
丁寧に靴のメンテナンスの方法を素人の私に教えてくれました。

どちらかといえば、ぶっきらぼうな方、職人タイプの方なのですが、
かえってとても信用ができました。サービス業、接客、営業といっても、
本当にいろいろな種類があるなと。

その方は私よりも年齢が上に見えましたが、私もその年代までには、
このお店の靴が本当に似合うようなビジネスパーソンになりたいな、と思いました。
今はちょっと背伸びしているなと感じます。

最後に、、、

~私たちの靴が、あなたにとってかけがえのない一足になることが私たちの願いです

とのこと。こちらの会社のパンフレットの一番最後に書いてありました。

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

人気のコラム記事