独立をしたら、経営者の方とあう機会も増えるだろう。そうするとより身だしなみには気をつけたほうが良いだろう。100前に思ったこと。それから、日経新聞で一位になっていた靴屋さんであるロイドフットウェアを銀座で探した。

小さい店舗だった。最初にした質問は、

「履きやすい靴ありませんか?」
だった。

店員さんの回答は、
「履きやすい靴はありません。」
と即、否定された。

そこから靴の基本を教えてくれた。
決して顧客に迎合しない。

自分たちの靴とはなにか?
ということに明確なポリシーを持っている。

戦略とは捨てること。好きな言葉。

この会社は、履きやすい靴=いい靴なのだとしたら当社は違うと。

「うちの靴は、最初の何週間かは堅いし、痛いところもあるかもしれない。
でも、永く、永く、できれば一生、直しながら履き続けてもらいたい」との
こと。

なるほど納得。
いろいろな考えがある。

それ以来、黒2足、茶色3足を、少しずつ買っていって、直しながら履いている。
こちらの靴屋さん、購入して、時間がたつと決まって、以下の葉書と、靴紐が自宅に届く。内容がとてもよく。皆さんにも見てもらいたく。頑張って写すこととした。

検索したけれど、この情報は誰もブログやHPに書いていないようだった。
いくつもの気づきがあり、サービス業にいるものとして、肝に命じなければならない姿勢を感じる。プロフェッショナルサービスとはこういうことなんだろう。

AIやRPAによって人間の仕事はかなり少なくなると予想されています。一方で人にしかできない仕事とは何なのか?見習っていきたい。

・・・
いかがお過ごしでしょうか。

お買い上げいただいた靴の具合はいかがでしょうか。
そろそろ、シューレースも弱って来る頃と思います。
替りのシューレースを同封しますので交換してください。
ひも靴以外をお買い上げの人は、他のお手持ちの靴にご利用ください。

現在、お買いあげいただいた靴のうち、
7割以上の靴はカカトやソール交換などの修理で戻ってきます。
その履かれ具合を見て我々は安心いたします。
しかし、残り3割の消息はわかりません。ご愛用されていれば、これ以上の喜びはありません。
しかし、我々が一番心配しているのは何らかの理由で履かれていない
靴があるのではないだろうか、
ということです。

我々の仕事は靴を販売して終わり、とは考えておりません。
むしろ、販売してから本当の仕事が始まると考えています。
我々は手入れをして永く履ける靴のみを厳選して販売しております
販売してから靴としての使命が終わるまで
末永く手入れや修理のお手伝いをするのが役目と考えています。
グッドイヤーウェルトの靴に限って言えば、新品の靴は半完成品です。
残りの半分はオーナーの足によって履かれ歩かれて完成するのです。
しかし、その途中で何らかの原因で
中断してしまっているということもあります。

当店では靴に関するあらゆる修理を承っております。
また、部分的にきつかったり、あたる靴の修正は無料で行っており、
何回でも、納得いただけるまで修正いたします。

ぜひ、履かれずに眠っている靴があったらお持ちください。
また、購入されたがあまり履いていないとう方にお願いがあります。
その理由を是非お聞かせください。
履かれない靴を無くすというのは我々の義務です。
皆様の意見を参考にして改善していきたいと思います。
お手数ですが、同封の葉書に記入の上、ご返送下さい。
ありがとうございます。

ロイドフットウェア スタッフ一同

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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