こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回は「弁護士ドットコム株式会社」を紹介します。
最近はTVCMやSNS広告などマス向けの広告も多く配信されているため、名前を聞いたことがあるという方は一定数いるのではないでしょうか。
弁護士ドットコムは、弁護士などの専門家をマッチングする「弁護士ドットコム」や契約を電子化するクラウドサービス「クラウドサイン」を提供する企業です。コロナ禍で、ハンコを押すために出社しないといけない、といった声も上がり、より注目が集まっています。
目次
弁護士ドットコム転職の要点
弁護士ドットコムの特徴
- 弁護士の3人に1人(約17,000名)が登録し、MAU1500万人の専門ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営
- 企業の契約書締結・管理をクラウド上で完結する「クラウドサイン」を開発・提供
- 業績は堅調に推移。2015年以降増収を続けている。
- 今後の業績も堅調に推移されることが想定されている(2021年3月期、売上高52億想定)
- 弁護士ドットコムの安定収益をリーガルテックサービスの新規開発に積極投資して成長中
- クラウドサインのサービス拡充や、法律専門書籍の閲覧サービスや案件管理システムも今夏リリース予定
弁護士ドットコムの会社概要
社名 | 弁護士ドットコム株式会社 |
所在地 | 〒106-0032東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル6階 |
設立年月日 | 2005年07月04日 |
資本金 | 439百万円(2020年3月時点) |
株式公開市場 | 東京マザーズ |
決算期 | 3月 |
従業員数 | 207名 |
代表者 | 代表取締役会長 元榮 太一郎 代表取締役社長 内田 陽介 |
事業内容 | 弁護士ドットコムの運営 税理士ドットコムニュースの運営 クラウドサインの開発・提供 BUSINESS LAWYERSの運営 弁護士ドットコムキャリアの運営 |
弁護士ドットコムの商品・サービス
「専門家をもっと身近に」という理念のもと弁護士や税理士といった専門家と専門家のサービスを求めている人々に対し、システムやWEBサイトなどの開発・運用を通じたサービスを提供しています。
クラウドサイン
現在CMでも取り上げられている、契約書の締結・管理をクラウド上で完結することができるクラウド型の電子契約サービスです。
弁護士ドットコム・税理士ドットコム
ポータルサイトを通じ、専門家相談・検索を行うことができるサービスです。
弁護士ドットコム代表取締役会長 元榮太一郎さんの経歴
元榮さんは1975年米国イリノイ州生まれです。1978年に家族で日本に帰国し神奈川県藤沢市に居住しました。その後中学生の時にご家族とともにドイツに移住、高校生になると単身帰国し神奈川県立湘南高校、慶應義塾大学に進学されています。
1988年に慶應義塾大学法学部法律学科を卒業され、その後は旧司法試験に合格しアンダーソン・毛利法律事務所(現、アンダーソン・毛利・友常法律事務所)に入所されました。
2005年に勤めていた事務所を退所、法律事務所オーセンスと、弁護士ドットコム株式会社を設立されました。弁護士ドットコムは2014年にマザーズ上場を果たしています。
2016年に参議院議員通常選挙に当選するなど事業家としての活躍だけでなく、政治家としても活躍されていらっしゃいます。
元榮さんには以前取材をさせていただいておりますので、ぜひこちらの記事も御覧ください。
複業家 元榮太一郎さんが語る代表弁護士/代表取締役会長/国会議員パラレルワークの極意とは
弁護士ドットコム代表取締役社長 内田陽介さんの経歴
2000年に慶應義塾大学商学部をご卒業され、新卒で三菱商事株式会社に入社されました。
その後、株式会社アイシーピーに転職、IT系ベンチャー企業への投資後における育成を担当します。
2000年12月より株式会社カカクコムに常駐し、2003年11月に株式会社カカクコムに正式に入社されました。株式会社カカクコム取締役、フォートラベル株式会社取締役、株式会社コアプライス(現株式会社カカクコム・インシュアランス) 取締役などを担います。
2014年12月には、株式会社みんなのウェディング代表取締役社長兼CEOに就任。
2015年に弁護士ドットコム株式会社へ社外取締役として参画、2017年6月より同社代表取締役に就任してご活躍されています。
内田さんのインタビューはこちら▼
弁護士ドットコム 内田陽介氏が語る「チャンスを掴む仕事の法則」
弁護士ドットコムの採用・求人情報
弁護士ドットコムの職種・求人
現在(2020年5月17日)弁護士ドットコムでは多様な職種の採用を行っています。
・オープンポジション
・エンジニア
・デザイナー
・セールス
・マーケティング
・ディレクター
・事業企画、サービス開発
・カスタマーサクセス
・コーポレート
・協力ライター(※業務委託)
成長中のため、全方位的に採用強化中
ビジネス系職種では、セールス職、マーケティング職を中心に多様な職種の募集があります。また総合職(オープンポジション)の募集もありますので、同社に興味があるもののポジションを決めかねている方にはおススメです。
技術系系職種は同社が手掛けるシステムやサイトの開発に携わるエンジニア職やサイトのUI/UXの向上を目指すデザイナー職、ニュースサイトの記事を手掛ける取材・編集スタッフなどの募集があります。
弁護士ドットコムの働く環境
平均年収・平均年齢
2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年収は約603万円とのことでした。平均年齢が34歳ということを考えると、平均よりやや高めの給与と言えます。
労働環境
口コミサイト「openwork」によると、法律に関するサービスを主軸としているため法令遵守の考えはとても強く、仕組みや制度が整っており、安心して働けるという口コミが多数見受けられました。
また、残業時間は1ヶ月当たり28.8時間と、残業時間とベンチャー企業としては比較的少ない方かもしれませんね。
退職理由にも、労働環境に不満を持って退社したという口コミは少なく、働きやすい環境が整っていると考えられます。
弁護士ドットコムに関する口コミまとめ
やりがいと成長
弁護士市場は2000年以降の司法制度改革によって大きな変化が生じ、弁護士数や報酬市場は伸びており今後も伸び続ける事が想定されているため同社が身を置いている市場自体が成長中となっております。
特に電子契約「クラウドサイン」を普及させることで、社会をより便利にできる環境はやりがいを感じやすいのではないでしょうか。
また、会社としてはサービスの拡充に伴い新規サービスの開発や人員増加などを積極的に行っていて、まだまだ成長が見込めるベンチャー企業といえます。
こうしたフェーズにおいては、事業・会社の成長にあわせて「事業を拡大させる経験」を積むことができ、事業の拡大につれて新しい職種やポジションが増えるため、会社の中核的なポジションを任されることで、「マネジメント能力」を身につけられる可能性もあります。
成長中の企業で自分自身も成長を実感しながら働き方ができるのではないでしょうか。
人間関係
基本的に中途採用のみ採用を行っており、職種も多様にあるため色々なバックグラウンドを持った社員がおり多様性に富んだ社員が働いております。
会長や社長との距離も近く、上司部下間も信頼関係が構築されており社員同士が尊敬しあう風土があります。
働く環境・待遇
先にご紹介したように、残業時間は28.8時間/月、有給休暇消化率63%となっており、働く環境が整っている企業と言えるでしょう。
ワークライフバランスは非常に評価が高くプライベートを考慮した働き方が可能。また、裁量労働制がとられており、個々人にあった働き方をできます。
募集要項
雇用形態 | 正社員 |
---|---|
勤務時間 | フレックスタイム又は裁量労働制 ※職種によって異なります |
勤務地 |
六本木本社 東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル ※マーケティングセールス(弁護士ドットコム)のみ下記が勤務地となります 六本木本社:Annex 東京都港区六本木二丁目2番6号 福吉町ビル2階 |
休日休暇 |
・年間休日121日 |
各種保険 | 各種保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険) |
待遇・福利厚生 |
・交通費一部支給(上限3万円) |
弁護士ドットコム転職を考えるにあたって最後に
弁護士ドットコム株式会社への転職を検討するにあたり必要な情報(働き方や特徴等)をご紹介いたしました。
社会をより便利にする事業に次々挑戦しているベンチャー企業として、今後の成長も期待できます。
特にコロナ禍で、電子契約の必要性を感じた企業も多く、さらにクラウドサインの導入も進んでいくのではないかと思います。
近年は「LayerX」と業務提携を行っており、大企業・行政機関のデジタルトランスフォーメーションの推進にも注目です。
社会に変革を起こし社会をよりよくして行きたいと考える方や成長中のベンチャー企業で企業の成長とともに自身も成長していきたいと考える方におすすめの企業です。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。