こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
「第四次産業革命」と言われるデジタル革命の中で、IoTやAIの実用化がどんどん進んでいます。家電とアプリを連動させて遠隔操作できるスマート家電は身近なIoTの一つです。また企業ではAIによる業務の効率化が進められたり、AIを利用した便利なサービスが生み出されたりしています。
そんなIoTやAIプラットフォームのマーケットリーダーとしてあらゆるサービスを提供している会社が株式会社オプティムです。最近では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い増加しているテレワークにおける業務管理や生産性向上をAIで支援する「Optimal Biz Telework」を発表したことでも注目されています。
佐賀に本店を置いているんですよね。見ますと。地方が好きな私として興味深かったです。
今回の記事では、オプティムの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
オプティムの要点
オプティムの特徴
・インターネットそのものを空気のように使いこなせる存在に変えていくことをミッションとして多くのプロダクトを開発
・「世界一、AIを実用化させる企業になる」をスローガンに掲げ、ITリテラシーを必要としないAI・IoTサービスの開発を進める
・AI・IoT・ビッグデータプラットフォーム事業を運営
・エンジニア職をメインにプロダクト・マネージャーやバックオフィス職を募集中(2020年7月現在)
・上層部にダイレクトに意見や要望を伝えることができるなど風通しが良い
オプティムの会社概要
社名 | 株式会社オプティム (英語表記:OPTiM Corporation) |
所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 21F |
設立年月日 | 2000年6月8日 |
資本金 | 443百万円(2019年4月1日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 菅谷 俊二 |
役員 |
取締役/本部長 谷口 玄太 |
事業内容 |
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
|
オプティムの商品・サービス
オプティムは、IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービスの区分でサービスを展開しています。
その中でも力を入れているのはAI・IoT活用の基盤となるプラットフォーム「Cloud IoT OS」です。「Cloud IoT OS」にはあらゆるデバイスからデータを収集・蓄積し、解析するアプリケーションが搭載されているだけでなく、ベンダーフリーなので低コストで導入しやすいという特徴があります。
この「Cloud IoT OS」をベースに農業、医療、建設といった産業向けに、それぞれが抱える課題を解決するための開発やソリューション提供を行っています。「〇〇×IT」、つまりこれまでIT化が進んでいなかった産業に対してAIやIoTを活用した新たな取り組みを推進しようということです。
また個別の開発が不要ですぐにAIを活用できる画像解析サービス「AI Camera」も提供。小売店が来店者情報をマーケティングや動線の最適化に活用したり、鉄道・交通機関が駅の安全性を向上させるために利用されています。
その他にも、企業が利用するスマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイスをセキュリティ対策から設定までクラウド上でまとめて管理できる「Optimal Biz」というサービスも展開しています。
そして、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテレワークが浸透するなかで、テレワーク環境下での従業員の業務管理や体調管理、生産性向上をAIで支援するサービス「Optimal Biz Telework」を発表するなど、時流に合ったプロダクトも次々に開発できるのが強みです。
オプティム代表取締役社長の菅谷 俊二さんの経歴
菅谷さんは、1976年生まれで兵庫県の出身でいらっしゃいます。
幼いころから新しいものを作るのが好きだったという菅谷さん。佐賀大学在学中に参加したビジネスプランコンテストで、ファイルをダウンロードしている待ち時間に動画でCMを流すというプロジェクトで特別賞を受賞。それをきっかけに2000年にオプティムを立ち上げ、2001年にはダウンロードプロモーションサービス「i-CM」やストリーミング動画広告サービス「i7 Streaming Spot」の提供を開始しています。
そして2014年に東証マザーズに上場、その翌年2015年には東証一部に市場変更しています。
佐賀大学在学時に起業したということもあり佐賀の多くの方に支援してもらった菅谷さんは、感謝の気持ちから本店は今でも佐賀に置いているそうです。
オプティムの採用・求人情報
オプティムの職種・求人
オプティムではエンジニア職を中心に多様な職種の採用を行っています。
- プロジェクトマネージャー・ITコンサルタント
- プロダクト企画・プロダクトマネージャー(農業)
- 事業企画(一般/医療/小売)
- サービス企画
- データサイエンティスト・技術開発(農業)
- ITアーキテクト
- バックエンドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- Webアプリケーションエンジニア
- セキュリティエンジニア
- インフラエンジニア
- 深層学習エンジニア
- ロボティクスエンジニア
- UI/UXデザイナー
- Webディレクター
- 営業企画
- セールススタッフ
- 経営管理・経理
- 経営企画・HR
オプティムの働く環境
平均年収・平均年齢
有価証券報告書によると、オプティムの平均年収は552万円、平均年齢は33.9歳となっています。一部上場企業ですが、平均年齢は比較的若い企業といえます。
労働環境
オプティムの月間の平均残業時間実績は18.1時間程度だそうです。
福利厚生などの社内制度は、残念ながら公開されていません。会社の方針としては、キャリアアップに必要なビジネススキルや知識を体得する教育研修を体系的に整備し、外部勉強会への参加や他社エンジニアとの交流も推奨しているとのことです。
オプティムに関する口コミまとめ
口コミサイトオープンワークや転職会議などに寄せられていた口コミをまとめてご紹介します。
やりがいと成長
大きなプロジェクトを生み出したり新しいプロダクトを一から作り上げるという部分でやりがいに感じているという声が多い印象です。また一人ひとりの裁量がかなり大きく、若手でも成果を出せば評価されるので積極的にチャレンジしながら成長していけると感じている人が多いようです。最先端のテクノロジーに触れることができるというのは他社にはない魅力でしょう。
待遇
基本給+みなし残業手当(40時間分)の支給となっているようです。評価は一般的な目標評価と部下からの360度評価などがあり、年に2回の昇給があります。住宅手当や通勤手当も支給。
人間関係
毎月の全体会議で社長の考えや会社としての目指すところが共有され、スピード感を持ってプロジェクトが進められているようです。また他部署とコミュニケーションを取る機会が多く、会社全体の雰囲気もいいと感じている方もいます。社長に直接意見や要望を伝えることができる機会もあるようで、風通しもいいと言えそうです。
オプティム転職を考えるにあたって最後に
オプティムへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。IoTやAIといった最先端の技術に触れることができ、さらに農業や医療といった産業に革命を起こす経験ができるのはとても魅力的ではないでしょうか。
ただ挑戦を歓迎する風土ですので、受け身の方には少し大変な環境かもしれません。自ら成長機会を見つけてトライしてみたいという方は、ぜひ転職を検討してみてください。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。