10X転職のための採用・求人情報、代表の矢本真丈さんについてまとめました

求人紹介

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

献立アプリ「タベリー」で知られる10Xが、ネットスーパー立ち上げサービス「Stailer(ステイラー)」の提供を開始しました。イトーヨーカドーがこのサービスをすでに導入しており、大きな話題となっています。現在は、タベリーはサービス終了が発表され、本格的にステイラーへのメインサービスの移行が進んでいます。

新型コロナウイルスの影響により、私たち消費者の生活圏や消費行動が大きく変わりましたね。こうした状況の中、食料品のEC購入需要が加速している背景があり、10Xは今後も大手スーパーへの導入などを目標に、ステイラーの普及を目指しています。

実は、私は代表の矢本真丈さんと同じ東北大学の出身でして、勝手ながらご縁を感じ応援しております。

今回は日本のネットスーパー市場の変革と向上を推進する企業10Xについて、転職や採用、代表の矢本さんなどの情報についてまとめました。

10X転職の要点

(コーポレートサイトより)

10Xの特徴

  • 2020年5月、総額3億円の資金調達を実施、累計調達額は6.1億円
  • 献立考案から買い物リスト作成、材料のネット購入と配達まで行う献立アプリ「タベリー」を提供
  • 小売事業者向けネットスーパー立ち上げサービス「Stailer(ステイラー)」を提供
  • 年収の水準は600万円~840万円
  • 社員の七割が子育て中のため、育児に協力的な労働環境

10Xの会社概要

社名 株式会社10X / 10X, Inc.
所在地 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町18-11 COSMO8ビル3F
設立年月日 2017年6月26日
資本金 3億円
従業員数 13名
代表者 代表取締役CEO 矢本 真丈
事業内容

献立作成アプリ「タベリー」の開発、運営
小売事業者向けサービス「Stailer(ステイラー)」の開発、運営

(コーポレートサイトより)

10Xの商品・サービス

(サービスサイトより)

2020年6月まで「10秒で献立を決める」がコンセプトの献立アプリ「タベリー」を提供していましたが、段階的なサービス提供終了を発表されました。

現在はBtoB向けに、ネットスーパーの立ち上げ支援サービス「Stailer(ステイラー)」の提供を開始しました。ステイラーは、APIやデータベース、消費者向けアプリなど、ネットスーパー立ち上げに必要な一式をセットにしたサービスです。初期投資費用を抑えることで、大手スーパーや小売業者のネット販売導入を支援、促進しています。

10Xの代表 矢本 真丈さんの経歴

(コーポレートサイトより)

矢本 真丈さんは1987年生まれ、青森県ご出身でいらっしゃいます。東北大学大学院在籍中に、東日本大震災を経験されています。こちらは後日談ですが、被災時の避難生活の中「火を入れた料理」に感動したこと、育休中に家事を行ったことが、献立アプリ「タベリー」の開発の立ち上げのきっかけとなったそうです。

大学院卒業後、丸紅、NPOの経験を経て、ママ向けECスマービーの立ち上げに参加、責任者を務めたご経験をお持ちです。スマービー退社後は、メルカリのプロダクトマネージャーを経て、現CTOの石川さんと共に10Xを創業されました。

実は、スマービー時代は現ROUTE06の遠藤さんが経営をしており、一緒に事業を運営されていました。遠藤さん、矢本さんともに東北大繋がりというご縁もあり、どちらも応援したい企業様です。

10Xの採用・求人情報

10Xの職種・求人

現在、10Xでは以下のポジションで求人を募集しています。

  • プロダクトマネージャー
  • ソフトウェアエンジニア(サーバー)
  • ソフトウェアエンジニア(モバイルアプリ)
  • デザイナー
  • グロース
  • 事業開発
  • コーポレート/プロダクトPR
  • コーポレートマネージャー
  • カルチャーマネージャー

採用については「1dayトライアル」というユニークな方法を導入しています。
応募者の方は、実際に業務に取り組んだり、メンバーとのカジュアルな面談を経験することで、相互にミスマッチを防ぎ、入社後の具体的なイメージをつかむことができます。

※現在はオンラインでの実施となります。

10Xの働く環境

平均年収・平均年齢

未上場のため、平均年収については公開されていませんでした。
公式HPによると、現在の年収の水準は600万円~840万円となっています。

労働環境

代表の矢本さんを含め、社員の七割が子育て中とのことで、育児に関して理解がある職場です。

決められたコアタイムの中で最大の成果を上げることに注力しており、オン・オフのメリハリがしっかりとした労働環境といえます。

元々、顔を合わせての対話によって、コミュニケーションの円滑化や齟齬の解消を行う組織でしたが、新型コロナウイルスの影響で現在は完全在宅勤務へ移行中。Slackコールを社内コミュニケーションのツールとして利用しているそうです。

  • コアタイム制度(10:00-17:00)
  • リモートワーク導入
  • 出産育児・介護休業制度完備
  • 新型コロナウイルス感染防止のため、一時的に完全在宅勤務を採用

10Xに関する口コミまとめ

少数精鋭組織のスタートアップ企業ということもあり、2020年7月時点で10Xに関する口コミは確認できませんでした。

10X転職を考えるにあたって最後に

10Xは、チームづくりの上で、メンバーに「自律」を求めています。自律とは、課題に取り組むうえで必要な、情報・スキル・信頼など、必要なリソースを自分の責任でそろえて前進する姿勢のことだそうです。

エンジニア採用に関しては、プログラミングスキルと「仕事を前に進める力」が求められており、特に後者を重要視する、とのコメントが、CTOの石川さんのインタビュー内で語られていました。「この言語を使いたい」よりも、1からモノを作ることのできる人材が必要とされています。

一人当たりの時価総額の高い少数精鋭の中、価値を生み出すことにやりがいを感じる方は、10Xへの転職をご検討されてみてはいかがでしょうか。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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