こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
Channel CorporationはBtoB SaaSの領域で、チャットツールや顧客分析サービスを開発、提供する韓国系の外資企業です。2020年7月28付で、28,000社の導入実績を持つWeb接客ツール「チャネルトーク」のZOYI CorporationからChannel Corporationに社名変更しました。
また、2020年3月17日付で約2.5億円を資金調達しており、累計資金調達額が11.8億円になったことが併せて公開されました。韓国のVCからの調達がメインとなっていますが、シリーズBではコロプラネクスト、グローバル・ブレイン、KDDIなどからも出資を受けていますね。
中小企業や小売店のEC導入が追い風となり、低コストで導入できるカスタマーサクセス型のサービスが市場に受け入れられており、今後さらに需要を伸ばすことが予想されています。
この記事では、Channel Corporationへの転職を検討している方向けに、採用・求人情報や、代表のSiwon Choiさんについて解説しています。
目次
Channel Corporation転職の要点
Channel Corporationの特徴
- 2020年7月28日付で社名を「株式会社Channel Corporation」へ変更(旧社名:株式会社ZOYI Corporation)
- コロナ禍の3月にシリーズCで2億5,000万円の調達を実施。累計調達額は11億8,000万円
- 28,000社の導入実績を誇るウェブ接客ツール「チャネルトーク」の開発と提供
- スタートアップ企業を支援するため、チャネルトークのWebチャット機能を1年間無償で提供するプランの提供を開始
- 平均年齢20代後半の若い人材が活躍する韓国系外資企業
Channel Corporationの会社概要
社名 | 株式会社 Channel Corporation(旧社名:株式会社ZOYI Corporation) |
所在地 | 東京都千代田区麹町6丁目 WeWork 東急四谷 |
設立年月日 | 2014年1月 |
資本金 | 10億円 |
代表者 | CEO Red Siwon Choi |
役員 | 日本CEO 崔在鎔(チェジェヨン) CCO 坂本 彩 |
事業内容 | ウェブ接客ツール「チャネルトーク」の開発と提供 |
Channel Corporationの商品・サービス
Channel Corporationが提供するチャット型ウェブ接客ツール「チャネルトーク」について説明します。
チャネルトークはCX(顧客体験)向上を目的とし、カスタマーサクセスに特化したコミュニケーションツールです。チャットによるコミュニケーションは、メールと比べ企業とユーザー間の距離感が近く応答も速いことから、顧客満足度の向上に直接つながります。
オペレータによる直接のチャット対応と、シナリオ型自動応答を切り替えられる点についても評価されています。重要な問い合わせはオンタイムでチーム共有し、複数人で同時に対応することも可能です。CS業務の効率化により、人員コストの削減効果も見込めます。
売り上げは一昨年度の前年度比5倍に引き続き、昨年は3倍の成長を見せています。コロナ禍においても好調で、日本市場での更なるシェア拡大が期待されるサービスです。
Channel Corporation代表のSiwon Choiさんの経歴
代表のChoiさんは韓国のご出身です。元々はエンジニアからキャリアをスタートされており、コーディングを始めたのは小学校6年生、11歳の頃だそうです。経営者のお父様の勧めで作成した店舗管理プログラムが好評で、11歳で初めての起業をご経験されています。高校時代にもゲーム会社を立ち上げるなど、若い頃からシリアルアントプレナーとしてご活躍されていました。
Inha University(仁荷大学校)をご卒業後、Google KoreaでのインターンシップやJiransoftでのエンジニア経験、ZOYIの前身となる会社を含む複数社の起業経験を経て、2014年にZOYI Corporation(現社名:Channel Corporation)を創業されました。
Channel Corporationの主力サービスであるチャネルトークが生まれたきっかけは、営業ツールとして導入したチャットサービスに不満を感じたことです。自社サイトへの問い合わせに対応するツールとしてアメリカのチャットサービスを導入したものの、せっかくの顧客からの問い合わせが数か月放置されるなど不満点が多く、導入したままほとんど活用されなかったそうです。
自分たちならもっと良いサービスを提供できると考え、CX(顧客体験)向上を目的としたチャットサービスとしてチャネルトークの提供を開始。現在に至ります。
Channel Corporationの働く環境
平均年収・平均年齢
非上場企業で公開していないため、平均年収については公表されていませんでした。
Wantedlyの企業ページによると、社員の平均年齢は20代後半です。
労働環境
平均年齢20代後半の若い人材が多く活躍する会社ですが、代表者のChoiさんをはじめ経営陣のビジネス経験は10年以上。若さと安定感を兼ね備えています。
外資系企業らしいフラットな意見交換ができる組織です。トライ&エラーを繰り返しての成長が推奨されており、責任転嫁しない企業風土が根付いています。社員全員が自分の夢のために働き、会社の夢を押し付けないと公言している点も好感が持てます。
Channel Corporationに関する口コミまとめ
Channel Corporationに関する口コミは確認できませんでした。確認でき次第随時更新します。
Channel Corporation転職を考えるにあたって最後に
Channel Corporationへの転職をご検討中の方に、求人や転職関連情報などをご紹介しました。
CCOの坂本さんはインタビューで「今回調達した資金は、新規顧客開拓ではなくチャネルトークのカスタマーマーケティングに活用する」とコメントされていました。サービス導入済み企業のエンゲージを向上させることで、カスタマーサービスを主軸においた成長が可能であることを証明する試みだそうです。
ECマーケットの拡大により顧客とのロイヤリティ構築の重要性が注目される中、Channel Corporationが提供するチャットシステムは市場との親和性が高く、今後さらなる成長が期待されています。
注目度の高いBtoB SaaSの領域で、日本のWebサービスに影響を与えるプロダクトに関わりたい方は、是非Channel Corporationへの転職を検討されてみてはいかがでしょうか。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。