こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
AWLは、効率的な店舗運営を支援するAIカメラソリューションを提供する北海道大学発のベンチャー認定企業です。既存の防犯カメラをAI化する「AWLBOX」と店頭に置くだけで利用できるAIエンジン搭載のデジタルサイネージ「AWL Lite」を提供しています。
AWL Liteでは、新型コロナウイルスの感染対策機能としてマスクの着用有無を検知したり、来店人数から混雑度を推定したりする機能が搭載されており、アフターコロナ時代において特に注目を集めているサービスです。
国内外から技術者が集まり高い技術力を有するAWLは、多くの企業と業務提携をしながら実証実験を繰り返しながらAIの精度を高めています。
また2020年2月には総額8.1億円の大型資金調達を実施したことからも、今後の成長が期待されています。このラウンドでは、三菱UFJキャピタルやみずほキャピタル、凸版印刷、共同通信、サイバーエージェント、アスカネットなどが出資者として名前を連ねています。
今回の記事では、AWLの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
AWL転職の要点
AWLの特徴
・「店舗の未来を、切り拓く。」をコーポレートミッションに掲げ、リテール向けのAIカメラソリューションを開発
・北海道のドラッグストアチェーン「サツドラ」やサイバーエージェント、凸版印刷などと協業して様々な実証実験を実施
・2020年2月にシリーズAラウンドで総額8.1億円の資金調達を実施
・週刊東洋経済プラスが発表した「すごいベンチャー100 2020年最新版」に掲載
・東京、北海道、ベトナムに支社を構える
AWLの会社概要
社名 |
AWL株式会社
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所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 新東京ビル4階 434号室 |
設立年月日 | 2016年6月 |
資本金 | 1,364,750,000円(連結) |
代表者 |
代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治(Founder)
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役員 | 取締役CTO(弁理士)土田 安紘 社外取締役富山 浩樹 上級技術顧問川村 秀憲(北海道大学教授・「SAPPORO AI LAB」ラボ長) 監査役(弁護士)熊谷 文麿 監査役(会計士)松岡 直之 |
事業内容 | リテール向けAIカメラソリューションの開発・提供 |
AWLの商品・サービス
AWLBOX
「AWLBOX」は、既存の防犯カメラをAI化する画像処理端末(エッジAI)です。カメラの映像をAWLBOXで処理することで、クラウド一元管理が可能になります。
またAIオプション機能を追加すると顧客の属性分析や動線分析、商品接触分析などによって店舗内を可視化することで、店舗のオペレーション改善や商品企画・顧客分析などのマーケティング戦略につなげることができるのが特徴です。
新たにカメラを購入する必要がないので類似サービスと比較しても低コストで導入できるのもメリット。数千店舗を展開するチェーンストアなどでも全店導入を検討する企業が増えているそうです。
AWL Lite
店舗や施設に設置するだけで利用できるAIエンジン搭載のデジタルサイネージです。本体にはSIMが内蔵されており端末の電源を入れるだけで利用を開始できるので、防犯カメラがない場合や短期間の催事出店などでも活用できます。
基本機能として来店人数のカウントと性別・年齢の分析が可能ですが、現在は新型コロナウイルス対策機能としてマスク着用検知と混雑度予測、さらにアルコール消毒検知機能が提供されています。
AWL代表取締役社長 兼 CEOの北出宗治さんの経歴
代表の北出さんは、北海道の出身でいらっしゃいます。
大学在学中は卒業して家業を継ぐつもりだったそうですが、20歳の時にアメリカへ旅行したことでインターネットビジネスの面白さに目覚め、卒業後はアメリカのコンサルティング会社に就職します。その後レコード会社へ転職しWebマーケティングやコンサルティングに従事し2001年に帰国されました。
帰国後はマンツーマン英会話のGABAでIT部署の立ち上げに参画し上場にも貢献、その後ライブドア社のメディア事業部で新規事業の立ち上げを経験しますが。いずれも突然のトップ交代がきっかけで退職したそうです。そこで自身で社長になることを決意し、2006年に起業。そして大手企業を中心としたコンサルティングを行います。
AWL創業のきっかけとなったのは2015年に顧客先であったパナソニックからAIについて相談され、北海道大学の教授でAI研究者でもある川村秀憲氏と出会ったことだそうです。そしてAIの社会実装を実現するため、2016年6月にAWLの前身となるエーアイ・トウキョウ・ラボ株式会社を創業します。
AWLの採用・求人情報
AWLの職種・求人
・AIプロジェクトマネジャー
・AIエンジニア
・ビジネス・ディベロップメント
・システム導入プロジェクトリーダー、サブリーダー
・フルスタックマネジャー
・フルスタックエンジニア
・Webエンジニア、Webプログラマー
・インフラエンジニア
AWLの働く環境
平均年収・平均年齢
AWLは未上場のため、平均年齢・年収ともに公式な情報は公開されていません。
労働環境
リモートワークを導入しており、フレキシブルな働き方ができます。
個人のスキルアップにも力を入れているそうで、必要な書籍代やセミナー・研修参加費を会社が支給するほか、必要に応じて海外研修もあり、グローバルな視点を養う機会を設けています。
また社内の交流を活性化するために全社で2ヶ月に1度の飲み会や、毎週4名ずつで社長との交流ミーティングなどを開催しており、どちらも無料で参加できます。
AWLに関する口コミまとめ
AWLに関する口コミは確認できませんでした。確認でき次第、更新いたします。
AWL転職を考えるにあたって最後に
AWLへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
AIカメラソリューションは、今後小売店など店舗運営でのデジタルトランスフォーメーションの文脈でも非常に重要な役割を果たすことになるでしょう。特に小売業では人手不足が深刻化しており、運営の効率化や売上げアップにつながる分析などができるAIシステムはますます期待される一方です。
「店舗の未来を、切り拓く。」というミッション通り、店舗の未来を担っていると言っても過言ではないAWLで挑戦してみたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。