こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめはUPSIDERさんです。
UPSIDERは、これからスタートアップを行うベンチャー企業に向けた、“上場のための法人カード”を提供しています。
事業を成長させるために必要な資金の悩み。UPSIDERが提供するカードは、そんな課題の解決にアプローチした法人カードです。
Forbesの「Best Startup Employers 2021」と「Fintech 50 2020」で44位に選ばれ、数々のメディアで評価されています。
2021年1月には累計約10億円の資金調達を実施しました。
UPSIDERへの出資は、ANRI、グローバル・ブレイン、ディーエヌエックスベンチャーズ、AGキャピタル、basepartners、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、新生銀行のほか、個人投資家たちも行っています。
UPSIDERには金融から会計など、お金にまつわる優秀な専門家たちを経営メンバーに加えています。人気経済メディア「NewsPicks」に関わった水野智規さん、モルガン・スタンレーの株式・債券等のシステム開発を経験した澤田遼多さんなどの実力派揃いです。
こちら記事では、UPSIDERの特徴や求人情報などについて、詳しい情報をまとめました。
目次
UPSIDER転職の要点
UPSIDERの特徴
・企業の成長を加速させて進化を促す、上場のための金融サービスを提供
・提供する法人カードの利用限度額は最大1億円
・資金繰りや機会損失といった財務上の課題を解決するプロダクト
・外資系金融企業で中核のプロダクトを経験しているエンジニア、金融業界や会計・企業財務に詳しい専門家など、法人への事業援助に心強いメンバー
・資金調達から1年足らずで約10億円の資金を集め、米Forbesの「Fintech 50 2020」「Best Startup Employers 2021」にランクイン
UPSIDERの会社概要
社名 | 株式会社UPSIDER |
所在地 | 東京都港区六本木 7-15-7 新六本木ビル |
設立 | 2018年5月 |
資本金 | 1,504百万円 (資本準備金含む) |
従業員数 | 10人 |
代表者 | 代表取締役 宮城徹 |
役員 | 取締役 最高執行責任者 水野智規 最高技術責任者 澤田遼多 |
主要取引先 | DNX Partners ANRI 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ グローバル・ブレイン BASE Partners 新生銀行 AGキャピタル |
事業内容 | 最大利用限度額1億円の法人向けクレジットカードおよび、金融サービスの提供。 |
UPSIDERの商品・サービス
UPSIDER
企業が事業を継続していく上で、大きな悩みになるのが資金繰りです。その問題は、企業が次のステップへと進むためにも必要な要素といえるでしょう。
UPSIDERは企業の成長の阻害要因となる、一時的な財務の課題を解決へと導きます。
従来のカードでは利用限度額を超えて発生する機械損失や、デポジットが起こす資金繰りの悩みがありました。
しかし、UPSIDERが提供する金融サービスは、カードの利用可能額を依頼してから即日で引き上げることを可能にしています。なにより最大の特徴になるのが1億円という大幅な限度額です。
また、高い限度額を効率良く管理できるように、カードの利用制御をグラフィカルに視覚化。部署ごとにカードの利用者をWEBからチェックできます。
外部サービスとの連携すれば、カードの状況をモニタリングすることも可能。カード利用者の責任の所在を、明確にすることで、予算の無駄使いや社内の不正利用を防ぎます。
仮に第三者によってカードが不正利用された場合は、UPSIDERが補償します。
その使い勝手の良さから、数百を超える企業が既に導入しており、年商500億円規模の上場企業、スタートアップ企業、外資・日本支社、大手企業や広告代理店など、幅広く信頼されています。
UPSIDERの代表取締役 宮城徹さんの経歴
宮城徹さんは、アメリカでも有数の大手経営コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーに新卒で入社されています。
マッキンゼー・アンド・カンパニーでは、東京支社とロンドン支社を経験。
デジタル戦略の策定から店舗配置の最適化、料金体系に関わることなど、経営コンサルタントとして大手金融機関のビッグプロジェクト携わっていたようです。
そこで宮城徹さんが感じたのは、さまざまな取引がソフトウェアしていくパラダイムシフトの流れと、時代の変化に伴った企業のカード払いの必要性です。
そうして、2018年5月にUPSIDERの創業を決意されました。
UPSIDERの採用・求人情報
UPSIDERの職種・求人情報
- 人事・採用・PR
- エンジニア(フロントエンド、サーバーサイド、プラットフォームなど)
- グロース・パートナー
- セールス
- 事業開発
UPSIDERの働く環境
平均年収・平均年齢
UPSIDERは非上場企業のため、平均年収・平均年齢などに関する公式な情報は公開されていません。
労働環境
コーポレートサイトの情報では正社員登用を見据えたフリーランス、副業の相談が可能になっています。勤務地に関してはリモートワークか、東京本社への勤務になります。
福利厚生は各職種毎に、専門性の維持および向上に必要な資金のサポートが可能。また、フルリモート勤務で必要な環境整備も支援しています。
UPSIDER転職を考えるにあたって最後に
宮城徹さんがマッキンゼー時代に数々の企業で中核を担うプロジェクトに携わる中で経験された課題にアプローチしているのがユニークな点ですね。
技術革新が大規模なパラダイムシフトを引き起こし、事業者が新しい挑戦をしていく機会は確かに増えました。
しかし、多くの企業がBtoB企業の築いた、既存のビジネスモデルに足を引っ張られて、事業の成長が止まるというリスク。
UPSIDERはそのような問題に、一石を投じるかのような革新的な金融サービスを提供しています。これからも多くのスタートアップを支える、インフラ創りに貢献しているといえます。
本質的な意味でも社会貢献をしていると、胸を張れるUPSIDERの事業にチャレンジする価値は大いにあります。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。