Hacobu転職のための採用・求人情報、代表の佐々木太郎さんについてまとめました

求人紹介

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、Hacobuさんです。

Hacobuは、2015年に創業された物流テックスタートアップ企業です。「運ぶを最適化する」というミッションを掲げ、社会基盤となっている物流業界の流れを大きく進化させることを目指しています。

2021年4月には、第三者割当増資によって9億4,000万円の大型資金調達も実施しました。JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合、NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合(野村不動産グループ)など、計7社が今回の出資者となっています。

今回の資金調達を受け、物流ビッグデータ活用に向けた体制強化を図っていくということです。多くの企業から絶大な信頼を集めているHacobuから、今後も目が離せません。

今回の記事では、Hacobuの求人にご関心をお持ちの方に向けて、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。

Hacobu転職の要点

(コーポレートサイトより)

Hacobuの特徴

・物流業界のデジタル化を定着させる「スマート・ロジスティクス」を目指し、さまざまなサービスの開発・運営を行っている
・Hacobuが提供する画期的なサービスは話題を呼んでいて、いまも多くのメディアに取り上げられている
・不定期でWEBセミナーを開催、2020年6月時点で累計参加者数は3,000人を突破した
・2020年3月、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会

Hacobuの会社概要

社名 株式会社Hacobu
所在地

〒108-0073

東京都港区三田3-12-17 プレクスビルディング3F

設立 2015年6月30日
資本金 約25億円(資本準備金含む)
代表者 代表取締役社長CEO 佐々木 太郎
事業内容 物流向けアプリケーション及びハードウェアの開発・販売

(コーポレートサイトより)

Hacobuの商品・サービス

(サービスサイトより)

物流現場におけるさまざまな課題を解決するために開発されたプラットフォーム「MOVO」を中心として、さまざまなプロダクト運営を進めています。

今回はHacobuを代表するトラック予約受付サービスである「MOVO Berth」について、詳しく見ていきましょう。

MOVO Berth

物流業界のなかでも、業務の煩雑化に悩む場面が多いといわれる“トラック予約受付”に特化したサービスとなります。

今までは電話・無線で連絡を取りあいながら、指定された場所へ急行するドライバーがほとんどでした。そのため、ドライバーの業務に大きな負担がかかってしまう点が懸念されていました。

しかし、MOVO Berthを導入するだけ「物流センター全体の生産性が向上した」と感じる方はとても多く、実際にナカムラロジスティックス・ビックカメラ・アダストリアなど、数々の企業も導入に踏み切っています。

MOVO Berthのメリットとしては、“配送業務にかかる作業効率アップ”が実感できる機能が多く搭載されていることでしょう。

例えば、「特定の時間帯においてトラックが集中してしまい、かなりの数の待機が生じてしまう」という問題については、入場時間の分散を図るため、事前に作業計画を立てられるようデータ化する仕組みになっています。

車両混雑を緩和できるシステムを組み込んだことで、スムーズな準備を進めることが可能となりました。そのため、トラックの待機問題は大きく改善されたと評価する声が後を絶ちません。

他にも作業時間などの実績をデータとして可視化する機能もあり、今後の業務における課題もいち早く洗い出せるようになっています。
“トラック予約受付”に特化したサービスは、これまでなかなかありませんでした。そこに注目したHacobuはMOVO Berthを開発・運営を開始し、徐々に認知度を広げていきました。

2021年4月には、利用拠点は5,000を突破・ドライバー17万人以上が利用しているという情報も発表されています。今後も更に世間に浸透していくことが予想されますね。

Hacobuの代表 佐々木太郎さんの経歴

(コーポレートサイトより)

佐々木さんは神奈川県のご出身で、聖光学院高等学校をご卒業されています。

アクセンチュア株式会社・博報堂コンサルティングを経て、留学のために渡米を決意。カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院を修了された後は、ブーズアンドカンパニーのクリーブランドオフィスに入社され、東京で働かれています。

その後は、ルイヴィトンジャパンの事業開発を担い、グロッシーボックスジャパンを創業されました。ローンチ後わずか9ヶ月で単月黒字化に成功、初年度は通年黒字化と栄えある実績を残されたそうです。また、厳選した食材を多く取り扱っているEC&店舗「FRESCA」の創業も行い、こちらの事業もとても好調だったといいます。

しかし、物流業界の現状や問題点を知る機会があった佐々木さんは「流通業界にイノベーションを起こせないか」と考えるようになりました。その志を胸に抱き、2015年にHacobuを創業されて、現在に至ります。

Hacobuの採用・求人情報

Hacobuの職種・求人

・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
・QAエンジニア
・テックリード
・プロダクトオーナー
・経営企画
・カスタマーサクセス(メンバー)
・カスタマーサクセス(リーダー)
・エンタープライズセールス(ポテンシャル採用)
・エンタープライズセールス(リーダー候補)
・物流DXコンサルタント
・データアナリスト
・人事・採用責任者
・法務
・経理・財務

Hacobuの働く環境

平均年収・平均年齢

Hacobuは非上場のため残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。採用のために発信している情報によると、テックチームの年収は~1,200万円+ストックオプションがあるということです。職種により、年収は変動していきます。

労働環境

福利厚生としては下記の制度が整えられています。

・通勤交通費支給(上限5万円)
・子育て・介護の時短勤務制度
・育児休業制度、介護休業制度
・個人型確定拠出年金(iDeCo)
・借上げ社宅制度
・リモートワーク手当(月3000円)等

Hacobuに関する口コミまとめ

やりがいと成長

4半期ごとに人事評価が行われ、1年に1度昇給+ストックオプションが付与される仕組みを採用しています。実力主義の風潮が強く、実績が伴えば大幅に給与に反映されていくそうです。

人間関係

フラットな関係を築きやすく、風通しが良い印象を受けます。家庭の事情などに理解がある方が多く在籍しているため、急遽誰かが休みになったとしても、お互いにカバーしあえる環境が定着しているということです。

働く環境・待遇

「個人が望む働き方を可能な限り尊重しよう」という考えが根付いているようです。現在は、ほとんどリモートワーク出社で業務を行っています。また、子育て中の女性も働きやすく、出産後の復帰・子育て中の里帰りなども柔軟に対応してくれるという声もありました。

Hacobu転職を考えるにあたって最後に

Hacobuの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

日本国内における物流市場は、約25兆円あるといわれています。そのなかで、Hacobuがターゲットとしているのは、約13兆円の市場規模を占めている「企業間物流」です。

メーカー・卸などの多くの業界が絡み合う構造の世界であり、常時スピーディーな変化が起きている現場です。MOVO の社会インフラ化を目指し、日々成長をつづけているHacobuには大きな注目が集まっています。

Hacobuが掲げる5つのValueのなかに、<Give it a try.>という言葉があります。“とりあえず行動することで、世界が変わる”考えを非常に重んじているそうです。

Hacobuに在籍する優秀なメンバー達と、切磋琢磨しながら物流業界の未来を切り拓くのはエキサイティングが時間になるのではないかと思います。

成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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