こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、スタディストさんです。
ホリゾンタルSaaSサービスを中心に提供しつづけているスタディスト。“SaaS業界において重宝される人材”となることを重要視しているため、社員教育にも力を入れていることでも知られています。
“伝えることを、もっと簡単に。”というコンセプトをもとに開発されたクラウドサービス「Techme Biz」等、多くのプロダクトを輩出していることでも有名です。
2021年4月には、三井不動産 31VENTURESグロース・博報堂DYベンチャーズなど数社からの出資により、第三者割当増資にて総額18億5,000万円の大型資金調達を実施しました。今後の動向に、各方面から大きな注目が集まっています。
今回の記事では、スタディストの求人にご関心をお持ちの方に向けて、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
スタディスト転職の要点
スタディストの特徴
・日本発のSaaS企業として、将来性を見込まれているスタートアップ企業のひとつ
・日本ベンチャーキャピタルや三菱UFJキャピタルなど、多くの著名企業が主要株主として出資を決めたことで話題となった
・2020年9月、NTT DOCOMO ASIAと顧客紹介パートナーシップ契約を締結した
・2020年10月、ジェトロ「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に採択された
スタディストの会社概要
社名 | 株式会社スタディスト |
所在地 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-6 住友商事錦町ビル9F |
設立 | 2010年3月 |
資本金 | 25億3,408万円(資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役 鈴木悟史 |
事業内容 |
B to B向けのクラウドサービスの開発・提供 |
スタディストの商品・サービス
スタディストでは数多くの商品が展開されていて、いまも研究・開発も進められている状況です。なかでも、スタディストを代表するサービスである「Teachme Biz」をピックアップして紹介します。
Teachme Biz
PCやスマホ・タブレットで、簡単に業務マニュアルを作成・共有を行うことができるプラットフォームです。クラウド上で効率よくマニュアル作成を行うことで、業務内容や注意点などが分かりやすくピックアップされます。
従来のマニュアルは文字がベースとなっていたため、受け取った側はどうしても「読みづらい」「理解しづらい」と感じてしまう場面が多かったといいます。そのため、全てマニュアルを読むことを諦めてしまい、注意すべき点がなかなか把握できていないというスパイラルを生みだしてしまっていたそうです。
しかし、Teachme Bizで作成するマニュアルは画像ベースで、「見れば頭に入ってくる」ようなマニュアル作りを目指しています。しかも、従来のOfficeソフトと比較すると5分の1の時間で完成。スタッフ間での情報共有をスムーズに行えるような機能も数々搭載しているため、とても便利なんです。
仕事の効率化も向上し、加えて社員教育もよりスムーズに行うことができる点がメリットといえるでしょう。Teachme Bizを導入する企業は増加傾向にあり、2021年1月時点で導入実績は2,500社を超えたそうですよ。
スタディストの代表 鈴木悟史さんの経歴
鈴木さんは1999年に明治大学大学院をご卒業され、新卒でインクス(現 SOLIZE)に入社されています。インクスは、3次元CAD等の導入を決め、設計・製造の自動化を実現しました。“金型産業の革命児”と呼ばれたことで有名な会社です。
ここで、鈴木さんは3次元CADの設計システム開発などに従事し、製品開発プロセス改革のプロジェクトリーダーに指名されます。その後、最終的にはパートナー職として就任されたそうです。
充実した日々を送っていた鈴木さんですが「自分の力で、ITの力で情報工業に革命を起こしてみたい」という想いを抱くようになったといいます。
自身の持つビジョンをしっかりと定め、2010年2月にリンクスを退社。そして、同年3月にスタディストを設立して代表取締役に就任、現在に至ります。
スタディストの採用・求人情報
スタディストの職種・求人
・セールスオープンポジション【東京】
・カスタマーサクセスマネージャー(CSM)候補
・ウェブエンジニア
・iOSアプリエンジニア
・Androidエンジニア
・QAエンジニア(新規事業)
・テストエンジニア
・プロダクトマネージャー
・プロダクトデザイナー
・UXエンジニア
スタディストの働く環境
平均年収・平均年齢
スタディストは非上場企業のため、平均年収・平均年齢の情報については公開されていません。採用のために発信している情報によると、平均年齢は33.6歳です。
労働環境
スタディストは、所定労働時間10:00~19:00、コアタイム 11:00~16:00のフレックスタイム制を採用しています。基本的には土日祝日がお休みとなるようです。
年2回の昇給があるということなので、実績が伴えば給与アップのチャンスに恵まれやすい環境といえるでしょう。また、一時的にはなるようですが、リモート手当も支給されるとのことです。
スタディストに関する口コミまとめ
やりがいと成長
業界を問わず、さまざまな企業が抱える問題の解決を図ることができる点にやりがいを見出す方がとても多い印象を受けます。特に営業スキルに関しては、大きく成長したと痛感している社員もいるということです。
個人の裁量・部署によって異なるようですが、残業が多い場合は改善要望も入る可能性もあります。その都度、フィードバックできるチャンスがあるため、業務における不安点を解消しやすい点はとても嬉しいですね。
働く環境・待遇
社員のライフワークバランスをとても配慮してくれるそうです。フレックス制の勤務体系になるため、出社時間の調整を個々で行いやすい点はメリットであるといえるでしょう。
残業は多くないそうで、部署によっては平均10~15時間ほどということでした。
スタディスト転職を考えるにあたって最後に
スタディスト転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
スタディストの社名は、『Study+人』という造語から由来しているそうです。“自らの成長を望み、学ぶことの大切さを忘れない人”をイメージしてつくられた言葉通り、自らの可能性を見出していく環境を整えていますよ。
今後は海外進出も視野に入れ、幅広く事業展開を広げていく予定ということです。「創造する喜びを形にして、誰かに伝えたい」という情熱をお持ちの方は、是非スタディストでキャリアアップしてみませんか。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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