ナレッジパレット転職のための採用・求人情報、代表の團野宏樹さん、福田雅和さんについてまとめました

医療・ヘルスケア
求人紹介

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめはナレッジパレットさんです。

ナレッジパレットは人工知能を活用した医療分野におけるスタートアップ企業です。

難病患者が抱えるさまざまな医療ニーズに応えるため、数々の製薬企業・研究機関との密接な連携と、テクノロジーを駆使した全遺伝子発現解析技術で細胞の制御を目指します。

2021年3月29日には事業強化を目的として、総額約5億円を調達しています。スパークス・グループの運営ファンドをリード投資家として、横浜キャピタル運営の投資事業組合、既存株主ANRIなどが投資しています。

また、内閣府から国家戦略特区支援利子補給金支給事業に認定されており、ナレッジパレットが推進する再生医療製品の高品質化事業が評価されています。

同社の代表取締役CEOの團野宏樹さんと、共同創業者である代表取締役CTOの福田雅和さんは、それぞれ研究者として企業に勤務した後、共通の課題を解決するためにナレッジパレットを創業されたそうです。

こちらの記事では、ナレッジパレットの特徴や求人情報などについて、詳しい情報をまとめました。

ナレッジパレット転職の要点

(コーポレートサイトより)

ナレッジパレットの特徴

・2018年創業以来、資金調達額は累計で約7億円を達成。
・團野さん開発の「シングルセル・トランスクリプトーム解析技術」は国際総合スコアで1位を獲得する解析技術。
・團野さんと福田さんは大学院研究室の同期生で、医療分野の課題解決のために共同創業。

ナレッジパレットの会社概要

社名 株式会社ナレッジパレットKnowledge Palette, Inc.
所在地 神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-22 ライフイノベーションセンター4階
設立 2018年8月8日
代表者 代表取締役CEO 團野宏樹
代表取締役CTO 福田雅和
顧問 二階堂愛 (理研)
笹川洋平 (理研)
事業内容 新規細胞制御・計測技術の研究開発、創薬・再生医療への応用研究

(コーポレートサイトより)

ナレッジパレットの商品・サービス

(コーポレートサイトより)

ナレッジパレットは全遺伝子発現解析技術により、「細胞」の解析および研究にアプローチ。得られた解析情報はビックデータとして、さまざまな難病克服の解決に役立てます。

再生医療等製品や細胞医薬品といった、細胞そのものを薬として取り扱う医療は、これらの難病患者に対して効果的な治療であると期待が高まっています。

しかし、技術的に製造工程の制御難易度が高く、細胞の品質にばらつきが発生するようです。また、昨今の医療現場では、難病と認定される病への新薬に、膨大な開発コストが発生しているのも課題です。

ナレッジパレットでは再生医療用細胞の品質を上げる課題と、製薬に関わる問題の解決の取り組みを目指しています。

ナレッジパレットの代表取締役CEO 團野宏樹さんの経歴

(コーポレートサイトより)

團野宏樹さんは2009年に東京大学大学院の総合文化研究科を博士課程で修了。その後は理化学研究所に従事しています。

理化学研究所では人工知能やデータサイエンス、さらにバイオテクノロジーの研究にも携わっていたようです。

AMED再生医療事業では、再生医療用細胞の「シングルセル・トランスクリプトーム解析技術」を開発されました。

2017年6月から2018年7月のおよそ1年間、Biotech venture in Japan R&D部門でディレクターを務め、2018年に大学院の同期生、代表取締役CTO 福田雅和さんと、ナレッジパレットを共同創業しました。

團野さんは、新薬開発の難しさを痛感しており、この課題を解決することが多くの人を幸せにするとお話されています。

また、この話は再生医療についても同じで、この医療法で治療できる病があるのに対し、現状では再生医療で承認されているものが少ないようです。

ナレッジパレットはこれら社会的な課題と、人々の健康的な人生をより安心したものにするために、最新のテクノロジーを駆使したスタートアップとして、多くのメディアから注目されています。

ナレッジパレットの代表取締役CTO 福田雅和さんの経歴

(コーポレートサイトより)

福田雅和さんは、ナレッジパレット代表取締役CEO 團野宏樹さんと同期生で、2009年に東京大学大学院を修了しています。

その後は和光純薬工業株式会社(※富士フイルム和光純薬株式会社)に就職し、「幹細胞」に関わる製品の開発を行なっていました。

さまざまな培養関連製品を市場に送り出し、医薬品の製品設計から製造工程など、製品の品質試験も立案。

また、実務経験もこなして、AMED再生医療事業にも関わっていました。2018年8月8日には團野宏樹さんとナレッジパレットを設立し、代表取締役CTOに就任しました。

福田さんは、身近な人たちを再生医療で治療したいという思いで、医薬品研究開発の領域での成果を目指されています。

ナレッジパレットの採用・求人情報

ナレッジパレットの職種・求人情報

  • 研究員
  • 研究員(リーダークラス)
  • テクニカルスタッフ

ナレッジパレットの働く環境

平均年収・平均年齢

ナレッジパレットは非上場企業のため、平均年収・平均年齢などに関する公式な情報は公開されていません。

労働環境

コーポレートサイトの情報では、フレックス制度が応相談で、有給・慶弔・引越休暇のほかにリフレッシュ休暇といった特別休暇があります。

マイカー通勤も可能で、交通費の補助が月5万円まで出るそうです。

ナレッジパレット転職を考えるにあたって最後に

以上、ナレッジパレット転職のための情報を紹介しました。

日本だけの問題ではなく、世界的にも医療という分野のニーズは尽きることを知りません。ナレッジパレットが挑戦しているのは、そんな人類が抱える課題に対してのチャレンジとも言えるでしょう。

彼らのミッションは、人工知能と医療を組み合わせ、再生医療の持つ特徴を最大限に活かせるように、「細胞」から根本的に見つめ直すことです。

医療領域で仕事をしたい、成長企業・業界でキャリアを築きたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
一覧に戻る