こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、datagustoさんです。
SaaS型ツール「datagusto(データグスト)」の開発・運営をメインに行っているスタートアップ企業です。2020年10月よりリコー・大和ライフネクストなどをはじめとして、大手企業数社にβ版「datagusto」を提供しています。話題のノーコードでAI活用ができてしまうツールになっています。
正式ローンチも予定されており、今後幅広い業界での活用が見込まれているということです。
2021年5月には、第三者割当増資により8500万円の資金調達を実施しました。引受先は、DEEPCORE・East Ventures・ゼロワンブースター・G-STARTUPとなっています。
今回の記事では、datagustoの求人にご関心をお持ちの方に向けて、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
datagusto転職の要点
datagustoの特徴
・SaaS型ツール「datagusto」の開発・運用をメインとしている
・利用価格は1ユーザーあたり年間10万円~と、非常にリーズナブル
・2020年5月、“Generation Impact Fellowship”に参加し、 Japan Finalistに選出された
・2020年10月、“リコーアクセラレーションプログラムTribus”にてTribus賞を受賞
datagustoの会社概要
社名 | 株式会社datagusto |
所在地 |
〒106-0032 |
設立 | 2020年4月1日 |
資本金 | 8,500万円(※2021年6月21日現在) |
代表者 | 代表取締役CEO パー麻緒 |
役員 | 共同創業者兼CTO 中村達哉 |
事業内容 |
・AI 製品及びデータに関わる製品の企画、開発、販売及び |
datagustoの商品・サービス
datagusto
datagustoは、“ノンプログラミングかつ、データ分析・知識不要”で使用できるSaaS型AIツールです。シンプルな手順を踏むだけで、高精度なデータ分析を行うことができる点が、大きなメリットといえます。
datagustoでデータ分析を行う際のステップは、非常に簡単です。まずは「解約予測」「受注確度予測」「顧客分類」等、ビジネス上の目的を選択。その後、指定されたデータ(レシピ)を用意するだけで、目的に応じたAIが自動開発されるようになっています。
データ分析を行っていくためには、“要件定義→データ選定→データ前処理→AIモデル学習→予測→結果解釈”という流れが、本来は必要です。このような一連の業務は、データサイエンスの知識やスキルが必須となります。そのため、“専門的な人材を雇用するか・外部企業に委託する”ことが、いままでは一般的だったそうです。
しかし、datagustoはレシピに沿ったデータを用意すれば、自動的に結果分析を行うことができます。そのため、専門スキルがない現場担当者でも自力で答えを導き出せる可能性が高くなるということでした。
即座にビジネスでのデータ活用を開始できるため、業務の大幅な効率化を図ることができるでしょう。世界的にも注目されているツールのひとつです。
datagustoの代表 パー麻緒さんの経歴
代表のパー麻緒さんは、大阪大学(経済学)修士課程を修了後、お茶の水大学博士課程へ進学されています。2017年に外資系コンサルティング会社に就職。企業のデータガバナンス案件・BI/AI案件などをメインに、2年半従事された経験をお持ちです。
高い実力が評価されていたパー麻緒さんは、Tableauのエヴァンジェリストに選出されたこともあります。また、AIスタートアップ事業へ拠点を移し、事業開発を手がけたこともあるそうです。
そのようななかで、突然の転機が訪れます。ある日、アパレルバイヤーとして働く友人から「効率的なデータ分析方法を知りたい」「発注数を決めるための具体的な方法を教えてほしい」という内容の相談を受ける機会があったそうです。
パー麻緒さんは「過去の実績データは豊富にあるため、データに基づく予測をすることは技術的にそれほど難しくない」と思いました。しかし、このような小規模な課題をファームとして取り組むことは、コスト面を考慮すると非常に困難な状況だったのです。
友人から実際に相談を受けたことで「高度な知識・莫大なコストがかかってしまうために、データ活用を効率的に行えない企業がたくさんある」という現実を痛感されたといいいます。このジレンマを解消するべく、「データからグストー(gusto, おいしさ、歓び)を得られる新たなサービスを開発・提供したい」という想いを、パー麻緒さんは抱くようになりました。
そこで、同じ課題意識を持っていた現CTOである中村達哉さんとタッグを組むことに。2020年4月にdatagustoを共同創業され、現在に至ります。
datagustoの採用・求人情報
datagustoの職種・求人
・エンジニア(学生インターン)
・フロントエンドエンジニア(業務委託)
datagustoの働く環境
平均年収・平均年齢
datagustoは非上場企業のため、平均年収・平均年齢を公開していません。
datagusto転職を考えるにあたって最後に
datagustoの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
「データと次なる一歩を、つないでいく」というミッションを掲げ、いまも多くの課題に取り組んでいます。
創業して半年でβ版としてローンチされた「datagusto」は、“自動調理器のような手軽さ”と表現される機会も多いです。圧倒的にシンプルな操作性を武器としており、かつ低価格で導入できる点が大きな特徴だといえるでしょう。
将来的には、大きく認知度が広まっていくかもしれませんね。利用者の目線に立ってニーズを探れる方・コミュニケーション能力が高く、積極的に意見を発することができる方は、datagustoの環境にとても適していると思います。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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