こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ユニファさんです。
「家族×テクノロジー」で世界中の家族コミュニケーションを豊かにすることを目指しているユニファ。これまで、保育関連のIoT事業中心に大きな成長を遂げてきました。
2021年6月には、シリーズDラウンドにて総額40億円の大型資金調達を実施しています。引受先は、Minerva Growth Partners・MPower Partners・第一生命保険株式会社などを含めた9社です。今回の資金調達を受けたことで、更なるガバナンス体制強化を図っていくそうです。
今回の記事では、ユニファの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
ユニファ転職の要点
ユニファの特徴
・“スマート保育園構想”の実現を目指し、多くのプロダクト開発を手がけてきた
・2021年5月、事業発展に伴い、本社オフィスが現住所に移転となる
・産休育休の復帰率は100%
・著名なアワード・賞などを数多く獲得しており、世界的にも高い成長率が評価されている
・2021年6月に開催予定の“Extreme Tech Challenge(XTC)”で、日本代表に選出
・2021年4月に発表された「High-Growth Companies Asia-Pacific 2021」では、国内32位にランクイン
・「AWS Startup Architecture of the Year 2020」でも、国内優勝を果たした
ユニファの会社概要
社名 | ユニファ株式会社 |
所在地 |
〒102-0071 |
設立 | 2013年5月 |
資本金 | 34億8,399万円(資本準備金含む) ※2020年1月時点 |
代表者 | 代表取締役CEO 土岐泰之 |
従業員数 | 150名(派遣スタッフ・パート等を含む) ※2021年4月時点 |
事業内容 | ・「スマート保育園®」「ルクミー」サービスの企画、開発、販売、運営 ・AIやIoT等を用いた保育関連テクノロジーの研究開発 |
ユニファの商品・サービス
ユニファでは数多くの商品が展開されていて、いまも研究・開発も進められている状況です。ここでは、ユニファを代表するサービス「ルクミー」について説明します。
ルクミー
保育施設内で死亡事故が多く発生するのは、子どもの睡眠中。そのような事故を未然に防ぐために、保育士は約5分おきに子ども達の様子を確認しています。全員を手書きで細かくチェックしていく作業などを含め、保育士はかなりの神経を使って子どもを守っているのです。
医療の現場と変わらない緊張感のなかで、保育士は常に仕事と向き合っています。そのような負担を少しでも軽減したいという想いから「ルクミー」は、開発されました。
ルクミー午睡チェックは、“専用アプリを使用して、午睡チェックを行っていく”というサービス内容になります。
使い方はとても簡単。まずは、専用センサーを園児の肌着かパジャマに取り付けます。専用センサーが取り付けられると、園児のからだの向きが、システム内へと自動的に記録されるようになっているためです。
また、子どもがうつぶせ寝・体動停止状態になっていることをセンサーが感知すると、専用アプリにアラートでお知らせが入る仕組みとなっています。保育士が迅速に対応できるよう、しっかりと工夫されている点がポイント。最終的にプリント出力も可能なので、そのまま監査書類としても利用OKです。
ルクミーを導入することで「業務の効率化を図ることができた」「労働環境が大きく改善された」という声が多数寄せられています。
そのため、いまも数多くの保育施設・保育士から、非常に高い支持を得ているそうです。全国的にも認知度が広がっているため、問い合わせも非常に増えているとのことでした。
ユニファの代表 土岐泰之さんの経歴
ユニファの代表である土岐さんは、1980年生まれです。福岡県北九州市の出身で、九州大学をご卒業されています。大学卒業後は、住友商事・ローランドベルガー・デロイトトーマツコンサルティングといった、数々の著名企業にてキャリアを積まれたそうです。
また、大学在学中には、福岡県内のベンチャー企業にてインターンをされていた経験もあるそう。その頃から、土岐さんのなかには「いつかは起業したい」という考えが芽生えていたといいます。
土岐さんは、大学在学中に出会った奥様と結婚されており、現在2人の子どもを育てていらっしゃいます。自身が家庭を築いていくなかで「子育て支援事業のビジネスでイノベーションを起こしたい」という考えを持つように。実際に保育の現場を自ら出向き、コミュニティづくりに励んでいた時期もあったそうです。
自身が持つビジョンを定めていった土岐さんは、最終的にユニファの設立を決断されます。起業当初は社員は土岐さん1人のみで、徐々にビジョンに共感した仲間が増えていったそうです。
日本において、大きな社会問題となっている“保育所問題”。これらの解決に向けて、ユニファは現在も大きく貢献をつづけています。
ユニファの採用・求人情報
ユニファの職種・求人
・総務
・営業企画
・フィールドセールス
・プロダクトマネージャー
・アカウントマネージャー
・システムアーキテクト
・インフラエンジニア
・Androidエンジニア
・iOSエンジニア
・QAエンジニア
・Rubyエンジニア
募集している職種は多岐にわたりますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
ユニファの働く環境
平均年収・平均年齢
ユニファは非上場企業のため、平均年収・平均年齢の情報については公開されていません。採用のために発信している情報によると、平均年齢は35.0歳です。
労働環境
福利厚生としては下記の制度が整えられています。
保険 :ITソフトウェア健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険
手当 :通勤交通費全額支給 ・書籍代やセミナー参加費の補助
待遇 :副業許可 ・従業員持ち株会
その他 :PC貸与 ・デュアルディスプレイ希望者貸与 ・健康診断 ・インフルエンザ予防接種補助 ・ウォーターサーバー ・オフィスグリコ
ユニファに関する口コミまとめ
やりがいと成長
積極的に意見を発信しやすい環境ということです。チャレンジしたいと思うことに対し、周囲も手厚くサポートしてくれる体制を整えています。スピード感がある職場なので、臨機応変さが強く求められるでしょう。
人間関係
「アットホームな雰囲気で、温厚で優しいメンバーが多い」という声があがっています。女性も働きやすく、家庭の都合と相談しながら働けるということでした。また、産休・育休の取得率も非常に高いです。
働く環境・待遇
半年に1度査定が行われています。MBO評価シートを作成後、上長と面談をして目標をすり合わせていくとのこと。実力に応じたランクが出せるよう、評価項目もしっかりと設定されているそうです。
ユニファ転職を考えるにあたって最後に
ユニファの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
代表の土岐さんは、とても家族を大切にされています。「家族がもっとつながるプラットフォームをつくろう」と思い立ったことから設立されたユニファ。成長のスピードは非常に著しく、今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
仕事と子育てを両立しながら働く社員も多く在籍していることもあり、柔軟なワークスタイルも積極的に取り入れているそうです。「保育業界の現状・家族コミュニケーションを変えたい」と考えている方は、是非ユニファへの転職を検討してみてください。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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