こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ドクターメイトさんです。
2017年に設立されたドクターメイト。現在は4期目となっており、医療介護業界のDX化促進を牽引する存在となっています。
2021年7月には、1.8億円の大型資金調達を実施しました。引受先は、農林中金イノベーションファンド・みずほ銀行・商工中金です。
調達した資金は、自治体・救急病院との連携強化、更なる医療介護業界のDX化促進をに活用していく予定とのことです。ラウンドステージは非公表です。
この記事では、ドクターメイトの特徴や求人情報などについて詳しく情報をまとめています。
目次
ドクターメイト転職の要点
ドクターメイトの特徴
・介護施設への医療相談・夜間オンコールの代行サービス「ドクターメイト」を展開
・創業者・CEOの青柳さんは現役の医師。現場の課題への理解も深い
・介護施設関係者へセミナーなども行っている
・医師、弁護士、看護師、介護士、IT企業出身者など様々なバックグラウンドをもつ社員が在籍
・「東京都 第6期アクセラレーションプログラム」に採択された
ドクターメイトの会社概要
社名 | ドクターメイト株式会社 |
所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目16番6号虎ノ門ラポートビル UCF703 |
設立 | 2017年12月8日 |
資本金 | 160,400,000円 |
代表者 | 代表取締役 青柳直樹 |
事業内容 | 介護事業所向け医療サービスの提供 |
ドクターメイトの商品・サービス
ドクターメイト
「ドクターメイト」は、介護施設への医療相談チャット・夜間オンコール代行サービスを提供しています。
登録医師は現場で働く現役医師に限定。24時間365日、パソコンやタブレットによる相談が可能となっています。介護施設の看護師・現場スタッフ間において、判断に迷った際など大いに役立っているそうです。
写真・動画を用いて気軽に相談を行うことができるため、多忙な介護の現場で非常に重宝される存在となっています。
ドクターメイトを実際に導入したことで、「相談~対応方法の指示がオンラインで解決できる事案が増えた」という声も多いそうです。入所している方の通院が激減したことによって、スタッフの負担を軽減することにも成功しています。
また、夜間オンコール代行サービスも非常に好評です。「介護施設の看護師に代わり、ドクターメイトに在籍する看護師が夜間オンコールの対応を行う」というもので、これまでのオンコール対応実績は3,000件以上にのぼります。継続率も非常に高いということです。
ドクターメイトの代表 青柳直樹さんの経歴
青柳さんは、2013年に千葉大学医学部をご卒業されています。
千葉市内の病院皮膚科医として臨床診察に従事された経歴をお持ちで、当時は介護施設から受け入れられる患者を診察する機会が多かったそうです。
しかし、実際に診察に携わっていくなかで「軽い症状なのに、なぜ病院に来たのだろう」と比較的症状が目立たないケースと、「ここまで悪化しているのに、なぜ病院に来なかったのだろう」と既に重症化していたケースが混在していました。
そのような日々がつづいたことで、青柳さんは「介護施設によって、利用者の健康状況の把握にムラが出ているのではないか」と疑問を抱くようになったといいます。
「施設内の実態を知りたい」と考えた青柳さんは、ある日介護士の勉強会に参加することに。その際、“医者が施設に来る回数が限定されていること・既に身体トラブルを抱えた入居者が多い”という事実を知ります。
また、医療に対する専門知識が十分でなく、不安を抱えながら働いている施設スタッフも一定数いる状況だったそうです。
実際に介護施設で働く人の声を聞いたことで「医療は病院だけで完結させず、介護領域も併せて解決するべきではないか」と、青柳さんは考えました。そして、介護スタッフ・医療従事者間をつなぐハードルを少しでも下げるために「遠隔で気軽に相談できるサービスをつくりたい」という想いを抱きます。
その後は、“LINEを用いて、現場で1年ほど実証実験を行う”等、起業するために少しずつプロセスを踏んでいったそうです。そして、2017年12月にドクターメイトを設立。事業拡大が進み、現在に至ります。
ドクターメイトの採用・求人情報
ドクターメイトの職種・求人
CTO候補
COO候補
マーケティングマネージャー候補
セールス
インサイドセールス(新規事業)
ISインターン(新規事業)
カスタマーサクセス
経理・財務マネージャー
ドクターメイトの働く環境
平均年収・平均年齢
非上場企業のため、公式な情報は公開されていません。
労働環境
基本的な勤務時間は10:00~19:00(昼休憩1時間)、休暇は週休2日制(土日)・祝日です。
オンラインでの勤務も可、現在は週1回オフラインでの会議等も行っています。また、頻度は状況によって変動しますが、月1回の定例会なども実施されているそうです。
経営に係る情報はオープンにし、出資者に参加いただく経営会議も全員参加をしており、社員の誰もが平等に情報にアクセスできるようにしているそうです。人事制度も社員全員で決めるなど、全員で会社作りを行っているらしいです。
ドクターメイト転職を考えるにあたって最後に
ドクターメイト転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
「Sustainable KAIGO – 自分らしく生きられる介護の仕組みをつくる」というビジョンを掲げ、国内の医療介護業界のDX化促進を図っている注目の企業です。高齢化社会の加速化に伴い、ドクターメイトのサービスは今後も需要が高まっていくと思います。
ドクターメイトでは、「介護の現場でおきる医療問題を解決に導き、施設現場の体制を変えたい」という強い想いを持った優秀なメンバーが、数多く在籍しています。将来的には日本の医療・介護業界へ貢献できる可能性もあるかもしれません。非常にやりがいのある仕事に携わることができるでしょう。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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