こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Libry(リブリー)さんです。
リブリーは中高生向けの教材プラットフォーム「Libry」を提供する、2012年創業のEdTechベンチャーです。2017年にサービスの提供を開始してから約4年で全国1,000以上の学校に提供されています。
2016年からタブレット端末を導入する学校が増え、さらに新型コロナウィルスの影響で教育のデジタル化が急伸したことで、大きな注目を集めています。
2021年にはグロービス・キャピタル・パートナーズ、凸版印刷株式会社などを引受先とした大型の資金調達を実施し、営業体制の強化や、UI改善、カスタマーサクセス体制の強化などによる利用促進を進めていくとしています。
今回の記事では、リブリーの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
リブリー転職の要点
リブリーの特徴
・「一人ひとりの興味・能力・状況に合わせて適切な指導や情報を適切なタイミングで提供できる”学習エコシステム”を構築する」というミッションを掲げるEdTechスタートアップ
・教育現場でおなじみの教科書や問題集による学習を便利にする「Libry」という学習サービスを提供
・2017年のサービス提供から4年で全国1,000以上の学校が利用
・2018年に億単位、2019年には3億円の資金を調達
・2021年7月にはグロービス・キャピタル・パートナーズ、凸版印刷株式会社などを引受先とした資金調達を実施
・2020年11月に一般社団法人蔵前工業会(東京工業大学同窓会)が主催する「蔵前ベンチャー賞」を受賞
リブリーの会社概要
社名 | 株式会社Libry |
所在地 | 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-9-13 岩本町寿共同ビル 4F |
設立年月日 | 2012年5月 |
資本金 | 非公開 |
代表者 | 代表取締役CEO 後藤 匠 |
役員 | 取締役TechLead 中村 文明 取締役COO 浅野 和之 社外取締役 南 良平 社外監査役 山崎 泰 |
事業内容 | 中高生向け学習プラットフォーム「Libry」の開発、提供 |
リブリーの商品・サービス
リブリーは、提携している全国の出版社14社が発行している教科書や問題集をデジタル化した中高生向け学習プラットフォーム「Libry」を提供しています。
教材や問題集をデジタル化することで、タブレットやスマホ端末での学習がスムーズになるだけでなく、問題集の正解・不正解のデータを蓄積・分析する機能も搭載されているので、個々人に最適化された学習を可能にしているのが特徴です。
学校市場では新型コロナウィルスの影響もあって急速にICT化が進み、PC・タブレット1人1台環境の整備が進んでいます。しかし一方で新しい学習スタイルに抵抗感を感じるケースも少なくないといいます。リブリーはあくまで今までの学習の特長はそのままに、ICT導入のハードルを下げ、より効率的で効果的な教育を後押しします。
サービス提供から約4年で全国1000以上の学校に提供され、約92%の生徒が「継続して利用したい」と回答しているそうです。
リブリー代表取締役CEOの後藤匠さんの経歴
後藤さんは1989年、千葉県のご出身でいらっしゃいます。
東京工業大学工学部社会工学科に進み、東京工業大学大学院在学中の2012年に株式会社forEst(現株式会社Libry)を起業します。高校生の頃に模試で間違えた問題と似た問題を問題集から探してくれたら、と考えていたという後藤さん。
そこで起業して最初に始めたのは、大学入試問題2000~3000問を自分たちでデータベース化したデジタル問題集を塾や学校に売り込むことだったそうです。
はじめはなかなかうまくいかなったものの、NTTドコモの起業家支援プログラムに採択されたり、2016年頃からタブレットを導入する学校が増えたことにより需要が増加。2017年4月に先生用の宿題管理機能を加えて「Libry」を正式リリースしました。
リブリーの採用・求人情報
リブリーの職種・求人
・ソフトウェアエンジニア
・バックエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・QAエンジニア
・UIデザイナー
・プロダクトオーナー
・セールス
・コンテンツ企画
・コンテンツクリエイト
・カスタマーサクセス
・経理・財務
リブリーの働く環境
平均年収・平均年齢
リブリーは非上場のため企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。採用情報ページに掲載されている会社紹介資料には、平均年齢は32.0歳となっています。
労働環境
11:00~17:00をコアタイムとするフレックス制度が導入されており、完全週休二日制、社会保険・労働保険も完備されています。
行動規範として7valuesが掲げられており、その精神を体現できるように考えられた福利厚生も整備されています。下記にその一部を紹介します。
・イベント参加費、書籍購入費補助
・社内書籍借り放題
・クロスランチ制度(他部署の社員とのランチ代補助)
・シャッフルランチ(決まった組み合わせでのランチ代補助)
・リモートワーク
・フリードリンク・フリーお菓子
リブリー転職を考えるにあたって最後に
リブリーへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
新型コロナウィルスの影響で教育のデジタル化が急速に進んでいることに加え、2021年は公立の小中学校の97.6%でタブレットの1人1台支給が完了すると言われています。
リブリーが提供するデジタル問題集の需要は今後さらに伸びてくると考えられ、非常に社会貢献の高いサービスになっていきます。注目度の高いEdTech業界で挑戦してみたいという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。