こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、LABOTさんです。
LABOTは日本国内で初めて所得分配契約 (ISA:Income Share Agreement)を採用したプログラミングスクール「CODEGYM(コードジム)」を開校しています。
“所得分配契約 ”はその契約を採用した教育機関において、卒業後に就職した企業の年収に応じ、支払額が決定する契約方法です。
入学時や在学中に生徒側の支払いが発生しないため、経済的に教育機関を活用したキャリア形成ができるようになります。アメリカでは従来の学生ローンの代替として注目されています。
2021年5月19日には、事業拡大を目的として、約3.1億円の資金調達を実施しました。
今回の支援では、Mistletoe Japan、PERSOL INNOVATION FUNDやサイバーエージェント・キャピタル、NOW、F venturesなどが出資しています。
LABOTの代表取締役CEOの鶴田浩之さんはゲーム攻略サイトの最大手、ゲームエイトを設立したり、フリマアプリの「ブクマ!」を開発されたりと、30代にも関わらずソフト開発から起業でも成果を出され続けている方です。
この記事では、注目のスタートアップLABOTの特徴や求人情報などについて情報をまとめています。
LABOT転職の要点
LABOTの特徴
・日本国内で初めての「所得分配契約 (ISA:Income Share Agreement)」を採用した教育機関を設立。
・学生のプログラミング教育の支援に注力し、国内への教育投資を加速させている。
・代表の鶴田浩之さんはソフト開発から起業なども成功させている日本国内でも指折り事業家。
LABOTの会社概要
社名 | 株式会社LABOT(英表記、LABOT Inc.) |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39F |
代表者 | 代表取締役 CEO, Founder 鶴田浩之 |
役員 | 取締役 CDO, Co-Founder 山﨑瑠依 取締役 COO 栗林和矢 執行役員 VP of Education 比下大 執行役員 VP of Community/Customer Success 千野節歩 執行役員 CHRO 横井良典 |
事業内容 | ・教育サービス事業 ・金融ソリューション事業 ・キャリアコンサルティング事業 ・ソフトウェア/アプリケーションの企画 ・開発事業 |
LABOTの商品・サービス
CODEGYM ISA
「CODEGYM ISA」はアメリカで注目されている所得分配契約 (ISA:Income Share Agreement)を採用したプログラミングスクールです。
初回は入会金や授業料などが一切かからず、就職成功後の給料額に応じて、分割払いする仕組みです。これらの支払いは、正式に就職が決まった後の初任給が振り込まれた翌日以降に銀行からの引き落とされます。
オンライン形式によるパーソナル・コーチングが基本ですが、1,200時間ものカリキュラムが用意されており、エンジニア未経験者の転職からアプリ開発まで幅広くサポートします。
LABOTの代表取締役社長 鶴田浩之さんの経歴
鶴田浩之さんは地元長崎の商業高校を卒業後、法政大学キャリアデザイン学部へ入学しましたが、中退されています。その後2009年9月には慶應義塾大学へ入学し、環境情報学部を専攻されました。
2011年3月11日に栃木県那須塩原市で運転免許試験場に合宿中だった鶴田さんは、東日本大震災の影響で避難所になって困っていた多くの人たちを目撃します。その夜、開設した「prayforjapan.jp」というウェブサイトは、世界中から300万人以上のアクセスを記録しました。
「#prayforjapan」のハッシュタグで、SNSやインターネットからは数多くの励ましのメッセージが飛び交ったそうです。翌月には多くの投資家から出資を受けて、株式会社Labitを設立。
また同月には『PRAY FOR JAPAN – 3.11 世界中が祈りはじめた日』を講談社から出版する運びとなりました。同年12月には国内の起業家たちがプレゼンを行うインフィニティ・ベンチャー・サミットに、史上最年少の20歳で出場して優勝を飾られています。
鶴田さんは大学生向けのスマートフォンアプリ「すごい時間割」を開発し、2014年3月にジョブダイレクト社へ事業譲渡。この頃から起業だけではなく、開発者としても非常に優秀なのが判ります。
同年8月には株式会社ゲームエイトを設立し、翌年にグノシーへ売却されました。鶴田さんは中学生の頃からプログラミングに没頭していたそうですが、とても活発的でした。
高校生になると生徒会長に就任しており、17歳〜19歳にはインドで旅をした経験もあるそうです。
LABOTの採用・求人情報
LABOTの職種・求人情報
- 広報
- コミュニティマネージャー
- マーケター
- CFO|経営企画
- 営業
- カスタマーサクセス
- キャリアアドバイザー
- プログラミング講師
- 営業
LABOTの働く環境
平均年収・平均年齢
LABOTは非上場企業のため、平均年収・平均年齢などに関する公式な情報は公開されていません。
労働環境
週4日のリモートワーク制度から完全リモートワーク制度の実施、週休3日制や自由度の高いフレックスタイム制などの制度があるようです。
その他の詳細な情報が確認でき次第、随時更新していきます。
LABOT転職を考えるにあたって最後に
以上、LABOT転職のための情報を紹介しました。
代表の鶴田浩之さんは今まで多くの事業スキームを吸収し、ソフトウェア開発でも数々の企業に貢献していますが、お子様が生まれてからはLABOTで自分の本当にやりたいことに没頭していくそうです。
そんな鶴田さんの昔の夢は「教師」。これからの日本社会で多くの若者たちが皆平等に、質の高い教育を受けられるような社会貢献を、LABOTが実現させていくのかもしれません。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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