フリーランスのようなスタイルでの仕事を希望している人も増えているようです。たとえば、営業研修のようなスタイルで一本立ちするというケース。

「営業ってスキルにはならないよね」という人がいますが、決してそんなことはなく、人材教育のスキルがあれば研修領域でフリーでもやっている人は、意外と多いものです。実際に、「リクルートトップ営業マンが語る」……といった内容の本を、書店でよく見かけませんか。

ビジネス雑誌などで会社の役員の経歴を見ていると、「元リクルートトップ営業マン」と説明されている記事もたくさん目にしたことがあるのではないでしょうか。「いったいぜんたい、何人のトップ営業マンが存在するんだあ!」

なんて、つい突っ込みを入れたくなってしまう人もいるかもしれませんが……それでいいんです。一カ月でも、半年でも、どの分野でも一度でも「トップ」になった経験があるのなら、それを活かさない手はありません。

ちなみに私は、20代で3000人のキャリアカウンセリングをしたというのが、ある種の売りになっていますし、前職で転職サポート実績が最多であったことも、自信になっています。

何かに秀でているといえるだけの自信・実績があれば、あとはまわりの評価や判断を潔く受ける覚悟を決めてください。どんな分野であっても「看板」になるような経験や実績があればフリーになることも不可能ではありません。こういったビジネススタイル、最近とみに増えつづけているようです。

会社に縛られない生き方、ミドル世代のみなさんは、どう感じられたでしょうか?

成長企業への転身、Uターン例、そしてIC、フリーランスまで、さまざまなスタイルの「セカンド就職」パターンを紹介してきましたが、どの選択にも、もちろんリスクは伴います。ミドル世代はとかく、守りに入ります。自分のキャリアヒストリーに自信がないからとあきらめる人もいます。でも、これまで培ってきた人生経験の深さは、社会に出て数年の若い世代には身につけようと思っても一足飛びには身につけられない、ミドル世代ならではの強みです。

経験、人脈……そして人間力で勝負してみてください!

 

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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