こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、YADOKARIさんです。
YADOKARIは、タイニーハウス(Tiny:小さな+house:家)やVAN、小屋などの空間プロデュース、販売を手掛けるソーシャルデザインカンパニーです。2013年に創業したベンチャー企業ですが、日本のミニマルライフやタイニーハウスムーブメントを牽引する存在として注目されています。
2021年7月には日本ベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資と金融機関からのデッドファイナンスにより総額1.5億円の資金調達を実施するとともに、第二創業期として新ミッション「暮らしの美意識を体現し、新たなカルチャーを創造する」を掲げています。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い生活スタイルも大きく変化し可動産やコンパクトハウスなどの需要も拡大しており、今後の事業展開としてタイニーハウスやVANといった新空間の商品販売・リースだけでなく、マッチングやオペレーター支援、メディア、そしてファイナンスサービスに至る総合プラットフォーム事業に取り組むと発表しています。
今回の記事では、YADOKARIの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
YADOKARI転職の要点
YADOKARIの特徴
・「暮らしの美意識を体現し、新たなカルチャーを創造する」というミッションを掲げ、2013年に創業
・日本のミニマルライフ、小屋、タイニーハウスムーブメントを牽引するソーシャルデザインカンパニー
・2021年7月には総額約1.5億円の資金調達を実施
・YADOKARIが手掛けた「Tinys Yokohama Hinodecho」はグッドデザイン賞/ソトノバアワード/横浜・人・まち・デザイン賞を受賞
・『ニッポンの新しい小屋暮らし』、『アイム・ミニマリスト』、『未来住まい方会議』などの著書も出版
YADOKARIの会社概要
社名 | YADOKARI株式会社 |
所在地 | 〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2-166先 Tinys Yokohama Hinodecho |
設立年月日 | 2013年11月1日 |
資本金 | 4億9000万円 |
代表者 | 代表取締役 CEO / 共同創業者 さわだいっせい 代表取締役 COO / 共同創業者 ウエスギセイタ |
事業内容 | 新空間プラットフォーム事業 タイニーハウス販売・リース メディア・プロモーション まちづくり・エリアリノベーション |
YADOKARIの商品・サービス
YADOKARIは新空間プラットフォーム事業として、暮らしに関わる企画開発プロデュース、 タイニーハウス・VANの企画開発、 遊休不動産と可動産の活用・施設運営、 まちづくり・エリアイノベーション、 オウンドメディア支援などを総合的に手掛けています。
オウンドメディアでは、世界中の小さな家やミニマルライフを紹介する「YADOKARI.net」、全国の100均物件マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」、ちいさな暮らしを実践する「TINYHOUSE ORCHESTRA」、新たな働き方を提案する「未来働き方会議」等を運営しています。
そして、オフグリッドタイニーハウス「Tinys.mobi」、250万円の移動式タイニーハウス「INSPIRATION」や小屋型タイニーハウス「THE SKELETON HUT」など自社で企画販売するタイニーハウス小屋の販売・リースも行っています。
地方公共団体や大手デベロッパー、鉄道会社などと共に遊休不動産や地域資源の再生化・有効化を目的とした施設のプロデュースも行っており、可動産を活用した日本初の高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho」や可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋」といった実績があります。
YADOKARI代表取締役CEOのさわだいっせいさん、代表取締役COOウエスギセイタの経歴
代表取締役CEOのさわだいっせいさんは1981年兵庫県生まれ、代表取締役COOのウエスギセイタさんは1984年長野県生まれでいらっしゃいます。
お二人は元々同じ会社に勤めていたそうで、ウェブデザインやコンサルティングを行う制作会社の同僚でした。さわださんはデザインを、ウエスギさんは営業兼プランナーをしていて、仲が良かったそうです。
さわださんはその後独立してフリーランスとして活動。ウエスギさんが仕事を辞めたいと相談したことがきっかけとなり、2013年に2人でYADOKARIを創業したとのことです。
最初はコンテナハウスに関するメディアの運営を始め、2015年には独自開発した250万円の小屋「INSPIRATION」を10棟限定で販売し完売するなどして徐々に知名度が向上し、企業とのコラボレーションや執筆も手掛けるようになりました。
YADOKARIの採用・求人情報
YADOKARIの職種・求人
・マーケティング・ディレクター
・セールス・プランナー
・プロデューサー
・設計士・設計デザイナー
・施設統括マネージャー
YADOKARIの平均年収・平均年齢
YADOKARIは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
メンバーは20~30代が中心となっているようです。
YADOKARIの労働環境
勤務時間はフレックス制度となっています。またリモートワーク推進企業のため週1回程度の定例ミーティングの他に基本的に出社義務はないそうです。
待遇としては下記が整備されています。
・交通費支給
・各種社会保険完備
・昇給(年1回)
・インセンティブ賞与(年1回)
YADOKARI転職を考えるにあたって最後に
YADOKARIへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
日本でもミニマムライフが注目されて久しいですが、新型コロナウィルスの影響で時間や場所、お金にとらわれない生き方が改めて見直されようとしてます。YADOKARIが取り組んでいる新しい暮らしの改革は、これからのライフスタイルに大きな影響を与える事は間違いないでしょう。そうした取り組みに興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。