ベンチャー転職、スタートアップ転職に興味を持つ方が本当に増えたなと最近感じます。毎年100社くらいの企業が上場しています。そして最近では、投資されたスタートアップがIPOよりも売却してexitすることが増えました。シリコンバレーでは9割以上が売却するとのことですが、日本ではやっと5割を超えたくらいだと聞いています。

とは言いながらも売却した起業家にもフェイスブックでは「おめでとうございます!」というお祝いの言葉が続くようになりました。これは大きな変化ですよね。周りで成功ムードがあると成功というのは伝染しますので、自分も挑戦しようという気持ちになってくるのは当然の流れかなと思います。

 

そもそもベンチャー企業の役員とは


ベンチャーの役員といった際には、CEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)、CTO(最高技術責任者)、CFO(最高財務責任者)を指すことが多いです。企業によってはCHRO(最高人事責任者)やCMO(最高マーケティング責任者)CDO(最高デザイン責任者)などもあります。
CEOは社長とほぼ同義でわかりやすいと思うので、主なポジションのうち残りの3つをご紹介します。

COO

業務の執行に関する責任者ですが、ビジョナリーなCEOに対して、仕組みや実行に落とすのが得意な人がなりやすい傾向にあります。

創業時に営業の色が強い会社だと、営業の経験が豊富な人がCOOになるのが多いのは、実行までのイメージが湧きやすいからだと思います。つまり、創業事業の業務遂行に長けている人がCOOのポジションにつくことが多いです。ただ、企業フェーズや文化の変化から、自ら立場を変える人もいらっしゃったりします。その場合は、経営状況に応じてですが、注力事業で成果を上げている方が就任することもあります。COOがその後副社長になることもありますね。クラウドワークスの成田 修造さんがそうですね。またラクスルCOOの福島広造さんは私はお仕事させていただいたことがないのですがご評判の良い方だと伺っております。

CTO

もとはアメリカの企業において研究開発ディレクターの立場を拡張したポジションとして生まれたようです。その後様々な領域に展開されたため、産業、企業によってCTOに求められる役割も異なりますが、その企業の技術面でのトップであり技術面での方向性の決定、技術開発の立案といったことを行います。

CTOはコーディングスキルはもちろん必要です。ただ、上記のような由来があるため、それ以上に、社内の開発リソースをいかに分配するかが重要な役割とはなります。これだけエンジニア不足が叫ばれている中なので、なおさらですね。最近ではVPoEが欲しいともよく言われます。コーディングスキルよりもエンジニアの採用やマネジメントをして欲しいと。エンジニアのチームが拡大していくとリードエンジニアタイプよりもVPoEタイプの人の方がニーズが高くなります。(社長がそのことに気づかずにとにかくCTOが欲しいと言っているケースも多いです)

また、経営者が開発は得意ではないというかたが、実は多いです。そのような経営者の考案した事業をIT化させることで、テクノロジー銘柄に見せることができるCTOは非常に価値が高いです。結果、株価が高くなるというロジックがあるため、自身へのリターンも得やすくなります。

開発がわかっている社長と仕事をしたいとよくエンジニアの方から言われますが、むしろ開発がわかっていない社長とうまくやったほうがCTOになりやすいです。開発わかってない社長とやると大変だという気持ちもわかるにはわかるのですが、むしろその知識を経営者と開発現場を繋ぐために使うほうが付加価値は高く、市場価値も上がりやすいです。

CTOはエンジニア採用においても重要なポジションだったりします。CTOが著名な方で、日頃の発信をみて共感できたから応募した、というような声も多く聞きます。やり方次第で、優秀な開発メンバーや経営者の理解を得ることは可能であることも考えると、自身の価値が高まる環境に身を置くのがよいのではないかと思います。

CTOの採用についてよく相談をされることが多いのですが、ビズリーチCTOの竹内真さんは当時ウェブ系の会社をすでに代表者としてやっている方でした。その立場にあっても創業者の南さんが一緒にやりたいという強い情熱を持ってアプローチし続けたという経緯があり、現在CTOをやっている方はなかなか口説けないですので、今はエンジニアをやっているというかたはもちろんのこと、会社をやっているから頼めないということもないわけで技術顧問的なところから頼むですとか方法はいろいろ模索しながら取り組んでいくことが大事かと思います。

CTOのなりやすさという観点から申し上げますと経営者が開発が良くわからないという非IT的な企業または社長の会社がオススメです。リアル系の企業をIT化させることで、テクノロジー銘柄に見せられる。結果株価が高くなるというロジックがあります。最近「technology」と社名についている会社が増えていると思います。実際にテック系の方が注目されやすいですし、PERが高くなる傾向を自分も感じています。開発がわかっている社長と仕事をしたいとよくエンジニアの方から相談を受けます。確かにそのお気持ちはわかります。開発わかってない人と仕事するとあとからこれ追加してくれとか無茶な要望言ってくる方が多いからです。ただし、むしろ開発がわかっていない社長とうまくやったほうがCTOになりやすいですし、結果リターンも得やすいです。開発わかってない社長とやると大変だという気持ちもわかるにはわかるのですが。ここは悩みどころですね。

CFO

最高財務責任者で、企業の財務戦略の立案から執行までを担う責任者のことを指します。近年は大型で調達が可能になり、10億以上の調達も珍しくなくなりました。結果として投資銀行出身者をCFOで配置する会社が増えました。マネーフォワード金坂さん、メルカリ長澤さんなどです。投資銀行出身者がいればエクイティストーリーが描きやすくなり、投資家サイドからなぜその企業に大型で出資をするのか説明できるロジックや資料が出てきます。投資委員会も通りやすくなるようです。一方で、マザーズ上場クラスのベンチャー企業の出身者を調べますと、一番多い管理系のトップは公認会計士を持った監査法人出身者です。大型上場させるわけでなければ、きちんと管理能力のある会計士出身者が結果として多くなっています。投資銀行の方も会計士の方もCFOや管理系のトップとして採用ニーズがあります。多くの社長からどんな人を CFOにしたら良いかと投資家、社外役員、エージェントの立場から相談に受けており、私のところにも何社も相談に来ているので、少しでも興味のある投資銀行、会計士の方はご連絡ください。会計士で近年、上場役員になった方ですと例えばポートの加藤広晃さんですね。


ベンチャー、スタートアップの創業者になる

創業者になることを考えたことありますか?自分はそんな器ではないしという人が結構多いのが日本人というものかもしれませんが、20代の頃はそうでも、30過ぎて、35歳過ぎてと年齢を重ねると結局会社を自分でやっている人は多いです。確かにIPOを目指して調達をして攻めに攻めている社長は少ないです。実際に年間100社程度しか上場していません。

しかし、個人事業主も合わせれば、数百万人は代表者、つまり社長です。それは必ずしもベンチャー、スタートアップと同じではないかもしれませんが、実際問題としてはかなりの多くの人は代表者であり、自営業であります。創業したいという人が日本では圧倒的に少ないと感じていますので、それを感じやすくするためのお話を少ししてみました。

もう少しスタートアップ的なお話をしますと、サラリーマン時代にわかりやすい実績がある方はしやすいです。またサラリーマン時代の経験を生かしたというような起業は成功しやすいかもしれません。

上場したラクスル松本さんは、A.T.カーニー時代のお客様が印刷系の会社さんでそこでの気づきから起業しています。サイバーエージェントの藤田さんは、私のインテリジェンスの先輩に当たるのですが、圧倒的な営業実績で、この営業的な観点からこれからの成長産業はインターネットでネットは営業が弱い人が当時は多かったのでビジネスチャンスだと思ったと聞きました。
また、アトラエの新居さんも先輩なのですが、アトラエがやっているgreenは、求人メディアでして、新居さんもまたインテリジェンス出身の経験を活かしていると言えます。

突拍子もないところから考えるというよりは自分の仕事の周りから攻めれるものがあるか考えてみるのも良いでしょう。


ベンチャー、スタートアップの取締役(役員)、経営幹部に創業メンバーとしてなる

自分が社長ではなくても役員になる方法はあります。誰かを担いで社長にし、自分が役員になれば良いと思います。

スタートアップ社長にとって大事なことは、人を巻き込めることです。それは採用できる。口説ける。営業できる。お金を集めてこれる。

こういったことを巻き込み力と呼んでいます。今は営業系のベンチャーは減りましたがB2Bの事業をやっている会社さんでしたら必須です。

toCの事業の方でも人を口説けないと会社組織にならないというのがあります。それが社長であることが望ましいですし、うまくいきます。自分の周りでそのような方はいないでしょうか。またその方がお金への嗅覚、ビジネス嗅覚といいますか、当初は赤字で構わないのですが、この領域を掘ればいずれはお金になるということが見える方ということが大事です。頭のいいひとは世の中広いのでいくらでもいますが、商才のある人はとても少ないです。さらに上場以降になってくればM&Aや投資など、博才のある人が桁違いに成功していきます。その代表的な方が孫正義さんですね。

 

役員のベンチャー転職、スタートアップ転職しやすい年齢

ベンチャー、スタートアップは、20代、30代の社長が大変を占めるため、20代から30代の人が役員になりやすい。40代以降となると、かなり実績豊富な方ということになる。全くゼロではないものの、40代以降でスタートアップが初めてという場合は、相当な実績が必要かもしれないですね。

FiNC Technologiesでは、元みずほ銀行常務の乗松文夫さん、元ゴールドマン・サックス証券マネージング・ディレクターの小泉泰郎さんが役員になっておりますが、お二人とも相当な経験、実績があります。20代、30代の役員という意味ではだいたい皆さんそのくらいの年齢でなっていると言えます。一昔前は、もっと若かったので、35歳以上は案外難しいなと思っていたのですが、近年はスタートアップ、ベンチャーもかなり年代の幅が出てきました。30代半ば以降で創業した方も増えています。

西條 晋一さん、手嶋浩己さんが率いるXTech Venturesのように、30代、40代の方をターゲットにして投資をするVCも出てきています。

 

経営経験者として役員で採用される

メルカリの小泉さんは、前職ではミクシィの役員であり、その後、数多くの会社の役員や監査役、株主になっている。私自身色々とご一緒させていただく機会もありましたが、金融経験、上場企業経営者経験があり、ベンチャー界隈でも大変評判の良い方です。小泉さんが関わった会社はアカツキをはじめとして、次々と成功しています。その小泉さんがフルコミットすると決めたのがメルカリだったわけですが、このように経営経験のある方を採用というのか仲間にするというのは本当に大事なことで、山田進太郎さんだからこそできることだなと思います。

またドイツ証券の後に、グリーで役員をやっていた青柳直樹さんは、現在メルカリにジョインし、メルペイの代表者になっています。青柳さんはグリー退任後多くの経営者が口説いていたことはスタートアップ界隈では知られたことでしたし、ご本人からも伺っていました。一方で断っても何度もアプローチしてきたのが山田さんだったと。もちろんそれだけで決めたとうことはないわけですが、何度も粘り強くアプローチするというのは自信がないとできないことですし、自信があってもなかなか難しいものです。こういった姿勢は全てのビジネスパーソンの方に参考になるお話かと思います

参照:
メルペイ青柳直樹さんの経営論グリーのCFO・US子会社のCEOを経て描くメルペイで成し遂げたい未来とは?

ユニオンテックの韓英志さんは、副社長としてジョインし、その後創業者の大川祐介さんが会長になり、韓さんが社長になっています。その後DCMから9,7億円の調達を成功させています。すでに社歴や実績のあるリアル事業の創業者が、経営者を迎えてパブリックを目指していくこのような形はもっと増えると思っています。私自身もプロ経営者となる人を常に探していて、何社もマッチングさせてきています。SORABITOの博多 一晃さんも当初は社長だったわけではないのですが、創業者の青木 隆幸さんが今は会長となり、現在のポジションにあります。

 

会計士・監査法人からCFO、財務役員、執行役員へのキャリア

冒頭のCFOのパートでもご紹介しましたが、会計士からベンチャー企業、スタートアップ企業のCFOや財務のトップになる方が多いです。一方で需要に対してはまだまだ不足しています。SmartHRの玉木諒さん、GMOペパボの五十島啓人さん、GMOメイクショップ佐々木進太郎さん、Bridgeの山田一也さん、Amaziaの神津光良さん、iYellの早坂太一さん、イーエムネットジャパンの村井仁さん、ホットランドの髙橋謙輔さん、他にもあげるのが大変なくらいなのですが、それでも足りていないのが実情です。ニーズの方が圧倒的に高いです。会計士の方の数が増えないわけですからこれはそうなりますよね。また昨今は監査法人自体が会計士が不足していますので、ますます足りなくなっています。アドライトの木村忠昭さんはご自分で会社をやりながら、ユーグレナ社外取締役、マネーフォワード社外監査役ですし、税理士法人カマチの蒲地 正英さんは、メドレー社外監査役でもあります。アカツキ執行役員 Investment&Co-creation担当の石倉壱彦さんは、ライフクリエイト、WARC、キャスターなどの社外役員や監査役もしております。Penlight代表の冨岡大悟さんはIdeaLink取締役/識学など複数社社外役員でもあります。伊藤会計事務所の伊藤 英佑さんは、社外役員も色々やっておられますが、自分とは投資案件でもよくご一緒させていただいております。また、アジャストアドバイザリー、ゼロス監査法人の久保 泰一郎さんとも投資案件やスタートアップ立ち上げ等でご一緒させていただいております。このように書きますと多くの会計士の方がベンチャー、スタートアップでご活躍されているようにも見えるのですが、需要に対しては会計士の方のこの界隈の数は圧倒的に足りていないのが実情です。この複業的な会計士の方々は昔からこのようなタイプの方がいたのかもしれませんが、スタートアップ界隈が成長するにつれて出てきた新しい種族の人たちという認識です。

 

投資銀行(金融)から役員、執行役員、CFOへのキャリア

投資銀行(金融)からのベンチャー、スタートアップ転職で、役員、CFOなどになっている方はとても多い。ゴールドマン・サックス出身のマネーフォワード金坂直哉さん、メルカリ長澤 啓さん、レノバ森暁彦さん、ドイツ証券出身のメルペイ青柳直樹さん、メタップス山崎祐一郎さん、ウェルスナビ廣瀬 学さん、JPモルガン出身の河原亮さん、リーマン・ブラザーズ出身の深田 啓介さんなど。またカーライル出身の永見世央さんは、VCの方からの評判もすごくよくて永見さんのようなCFOを是非とも紹介して欲しいと過去何回も言われました。近年は書ききれないくらい多数の方が、投資銀行や金融機関からCFOのキャリアを歩んでいます。会計士と同様に、大型調達をするスタートアップが増えたことにより、投資銀行など金融系のキャリアの方がより求められるようになってきました。

また、自分自身もかなり会計士・投資銀行の方にお会いしてきましたが、彼ら側のアップサイドのようなものが以前よりなくなってきたということも大きいようです。何れにしても次々とスタートアップができており、ベンチャー投資も2000億から3000億、そして4000億と年々増えましたので、ますます機会があると思います。その一方でCFOのニーズに対して投資銀行の方の転職はまだまだ全然足りません。興味のある方はカジュアル面談したいと言われますので、是非お気軽にご連絡をいただきたいです。

参照:
ゴールドマン・サックスから上場会社マネーフォワードのCFOへ 金坂直哉さんの語るCFOの全て

 

コンサルティングファームから役員、執行役員への道

コンサルティングファームからベンチャー、スタートアップに転職して役員になる方も多くいらっしゃいますね。例えば、セーフィーのCFO古田哲晴さんはマッキンゼー、サーキュレーションの執行役員村上亮太さんはBCGのご出身です。印象的なエピソードのある方ですと、A.T.カーニー出身で、現クラウドワークスの執行役員として経営企画担当をしている、田中優子さんが挙げられます。

田中さんの場合、A.T.カーニーに勤務している際に、10年,20年先のグローバルトレンドを予測するようなプロジェクトに取り組んでいらっしゃいました。その中で、クラウドソーシングに興味を持ったそうです。そのため、社長の吉田さんに声を掛けられる前からクラウドソーシングについて知っていたそうですが、日本で先駆けの会社ということもあり、参画を決めました。前職でやっていたと同様に、「10年,20年先のストーリーを描く」というのが田中さんのミッションですが、見事に急速な事業成長を遂げられています。

実は、田中さんのようにプロジェクトで取り組んでいた内容がそのまま繋がったというケースは珍しいです。ただ、企業の経営戦略を描くのがコンサルティングの仕事ですから、様々な着想を得て独立される方は多くいらっしゃいます。また、ポテンシャルが高いということを認められ、若手から経営企画ポジションでの採用もあるので、そこで成果を出していくのが若手の方にとっては、最短のルートになるのではないでしょうか。

 

COO、ナンバー2として転職することは案外難しい

ないことはないのですが、外部から入って突然COOで入るというのは案外難しいです。よその会社でやっていたことが次の会社ですぐに行かせることがないからです。もしCOOで採用したいと言われたとしても、そのポジションで入るべきかどうかは創業者と確認、調整した方が良いと思うこともしばしばです。既存の役員や社員がなんぼのもんじゃい!と腕組みされてしまうことがあるからです。

入り方には調整が必要です。もちろん本当にすぐに結果が出せる見込みが明確であれば問題ないのですが、であればなおさら焦らなくてもCOOやナンバー2になりますので。

 

ストックオプションが転職時にもらえるわけではない

日本の場合、転職した瞬間に SOが1%もらえるなどそのようなことはなかなかないことではあります。SOも付与するタイミングがあるので、その時に、役員や社員に一斉に付与されることが多い。また入社前にどのくらいできるのか確信持てないため、ある程度このくらいはという約束はするものの最初から想定の全部のSOをもらえることは少ない。

また、経営幹部で入る方にSOについて質問されることが多いのですが、有価証券報告書の1の部に記載がありますので、そちらを目を通してだいたいのくらいに設計すべきかのかご自身でも考えた方が良いです。会社によるのですが創業者はあまりSOの知識がない方が多いので、むしろ入る側の方がより調べておいた方が良いでしょう。入ったらもう当事者になるわけで、社長が苦手なことはある意味全部巻き取り、提案する気持ちも必要です。特に会計士の方に多いのですが知識はあるものの受け身な姿勢になってしまっている方がいます。ここのスタンスやマインドチェンジが大事だと感じます。

参照:
高宮慎一さんが語る、ストックオプションのリアルとVCから見るメルカリの上場

 

給料は必ずしも高くはない

未上場。特に立ち上げたばかりであれば、ほとんど払えないことが多いし、調達金額が小さければ700万でもかなりの大金となりますね。一方で最初から売上が立ちやすい事業領域、特にB2Bの会社などの場合、最初から給与も出しやすい。また大型調達していれば、1000万から1500万くらいまではレンジとしてはあり、特別な方だけ、2000万くらいまであるという印象。それ以上の方も最近はたまにあるのですが、かなり例外で創業者が、経営者にするつもりである場合も多いです。どちらかといえばストックオプションや生株などのチャンスがどのくらいあるかの方が大事かと思います。

 

ベンチャー、スタートアップで昇格して役員になる

内部昇格して役員になっているケースもある。新卒や第二新卒で転職して、都度実績を出して上がっていく方がほとんど。また経営者や会社への忠誠心、コミットメントが突き抜けてあると感じる方が多い。私が接している中では、誰とは書きにくいのですが、創業者の人以上にその会社を信じている。そのような方が昇格しているなと感じます。もちろん実績を出し続けていることは必須ではあります。批判的な人はどんなに優秀でも役員になることはないですね。

 

ベンチャー役員を目指して

前述のクラウドワークスの田中優子さんからコメントいただきましたので、ご紹介いたします。田中さん、ありがとうございます!

いわゆる大手企業からベンチャーに転職して感じたのは、裁量の大きさです。特に私が感じられたのは次の2つです。
・常に変化があり新しいことを経験できる
・組織のルールが固まっていないからこそ作り上げていく面白さ

また、裁量が大きいからこそ、広がった知識や経験がたくさんあります。
前職はいわゆる戦略ファームに在籍していましたが、基本的にPLの営業利益までのところが多いです。

それが、ベンチャーで役員などになると、売上利益だけでなく、ファイナンスやIR、管理部門の体制づくり、人事やコーポレートガバナンスなどなど……相当幅広く凝縮して経験できる。
いろんな要素を高次元にバランスしながらいかに意思決定していくか、に当事者として関われるのは、大企業やコンサルタントでは経験できない、経営の醍醐味だと思います。

 

ベンチャー転職、スタートアップ転職で役員、CFO、COO、CTO、CMO、CHROなどを希望されている方、日々経営者やVC、エンジェル投資家の友達とお会いしている関係で、ポジションが多数あります。この分野やりたいけど誰か社長いないかな?という話もよくあり実際、自分もやりたい事業が多数あります。ただ社長はいくつもできませんので、優秀な方にお任せして、応援したいです。お気軽にご連絡していただきたく思います。

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

人気のブログ記事