こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Kivaさんです。
Kivaは、ECサイトに最短即日で延長保証を提供するサービス『Proteger(プロテジャー)』を展開する企業です。“IT×保証”を切り口にすることで、ECサイトを運営する方々の利益向上や顧客体験の向上を支援しています。
2022年12月にはシリーズAラウンドによる、約4.5億円の資金調達を実施しました。引受先は、SBIインベストメント・ココナラスキルパートナーズ・SMBCベンチャーキャピタル・Arbor Ventures・株式会社メディアジーン・ALL STAR SAAS FUND・New Commerce Ventures・Plug and Play Japanなど。
また、調達した資金は『Proteger』をより成長させるため、人材採用の強化やプロダクト開発に充てられる予定です。
この記事では、Kivaの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
Kiva転職の要点
Kivaの特徴
・「僕達は保証の導入と、保証の申請の形を変え、正当なサービスを享受できる世界を作ります。」をミッション・ビジョンとする
・店舗・ECの延長保証支援サービス『Proteger』をメインに提供
・上記サービスは、上場企業から急成長中のベンチャー企業のECサイトまで幅広く導入されている
・2022年5月に損害保険ジャパン株式会社との提携を発表
・2022年12月に総額4.5億円の資金調達を実施済、累計調達額は約5億円に到達
Kivaの会社概要
社名 | 株式会社Kiva |
所在地 | 〒104-0045 東京都中央区築地3-12-5 +SHIFT TSUKIJI 7F |
設立 | 2020年12 月 |
資本金 | 2億5,045万2,414円 |
代表者 | 代表取締役 野尻航太 |
事業内容 | 店舗・ECの延長保証支援サービス『Proteger(プロテジャー)』の開発、提供。 |
Kivaの商品・サービス
Proteger
『proteger』は、すべてのECサービスで活用できる延長保証サービスです。
延長サービスとは、「ユーザーがECサイトで商品を購入した際に、別途保証料金を支払うことで、商品の交換・修理を無償で行えること」を指します。
この延長保証は大手家電メーカーなどのみが提供していたサービスでした。しかし「もっとさまざまな商品を、より多くのお客さまに利用してもらいたい」という声が多くあがっていたことから、『proteger』の開発・運用がスタートしたそうです。
同サービスを導入することで得られるメリットとして、次のようなものが挙げられます。
・保証料による売上向上
事業者は保証料の一部を受け取れるため、売上に直結します。
・ECサイトへ簡単な組み込み
APIやASPカートとの連携システムを準備しているため、スピーディーに組み込めます。お困りの際はエンジニアのサポートにも対応OK。
・保証プランのカスタマイズ
同サービスが提供する保証は、購入者が必要とする保証を提供するように設計済。購入者に最適なソリューションを提供できます。
・迅速な保証対応による購入者へのケア
保証申請は97%以上が即座に対応されており、購入者を長時間待たせることはありません。
・リピーターの創出
保証申請が対応された際には、購入者を再度ECサイトへ送り返すように誘導。その場合の販売代金はprotegerが負担します。
・分析と最適化
継続的に保証の価格設定を最適化できるぶん、事業者に最大の収益を促進させられる点も特徴です。
『proteger』は、これまでOaxis Japan株式会社・エース株式会社など、さまざまな企業で導入されています。実際に「延長保証でCVRは117%向上した」 「延長保証導入後はCVR約1.4倍に、保証加入率は平均51%になった」などの声もあがっており、多くのECサイトを盛り上げている様子がうかがえますね。
“安心して買える保証サービス”として、今後もより認知度を上げていくことでしょう。
Kivaの代表の野尻航太さんの経歴
野尻さんは1998年生まれで、北海道のご出身です。自身がすでに高校生の頃から、「絶対に将来は起業したい」という気持ちを抱かれていたといいます。
高校をご卒業後に、北海学園大学の経営学部に進学。大学入学後に、職人の手による鍛冶刃物を日本料理店に卸す営業代理店を設立されました。
しかし「自分が立ち止まった瞬間に収入がストップしてしまうことに対して、懸念を抱いたこと」「もっと大きいことができないかと野心が湧いたこと」がキッカケで大学中退を決意され、20歳の頃に単身上京されています。
また、上京後はインターネット業界で修業するため、ウリドキ株式会社へ入社。エンジニアとして、さまざまなキャリアを積まれています。
そのようななかSNS を通じて、Kivaの共同創業者兼取締役である磯崎裕太さんと出会い、親交を深めていったとのことです。
そして、自分たちが先駆者になるようなプロジェクトを成し遂げたい」という想いが一致し、お互いの仕事が落ち着いたタイミングで起業へ。2020年12月にKivaを設立され、現在に至ります。
Kivaの採用・求人情報
Kivaの職種・求人
エンジニアリング
・Senior Backend
デザイン/アート
・グラフィックデザイナー(副業)
マーケティング/PR
・マーケター
セールス/事業開発
・セールス
カスタマーサクセス/サポート
・カスタマーサポート
コーポレート系
・コーポレート
Kiva転職を考えるにあたって最後に
Kivaへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
“ECに保証を組み込めるSaaSサービス”として、高い評価を得ている『Proteger』。今後はEC市場に加え、旅行・不動産・自動車・住宅・Webサービス・通信など、幅広い業界に提供される予定とのことです。
また同社は近い将来の株式上場を視野に入れているだけでなく、海外展開にも取り組んでいます。日本を代表するリーディングカンパニーになるべく、今後も更なる挑戦を重ねていくでしょう。
保証業界に新たなイノベーションを起こしたい方・0→1でプロダクトを作り上げる経験をしたい方は、Kivaへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。