こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、パワーエックスさんです。
「自然エネルギーの爆発的普及を実現し、脱炭素時代を担う」をミッションとする、パワーエックス。自然エネルギーの普及ならびに蓄電、送電技術の進化における新規事業を幅広く展開しています。
2023年2月にはMY.Alpha Management HK Advisors Limited・株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ・フードテクノエンジニアリング株式会社・その他/個人投資家などから、7.5億円の追加資金調達を実施。
また調達した資金は、同社が建設中の国内最大級の蓄電池工場「Power Base」の立ち上げや研究開発に充てられるそうです。
この記事では、パワーエックスの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
パワーエックス転職の要点
パワーエックスの特徴
・「永遠に、エネルギーに困らない地球。」をビジョンに掲げる
・V超急速充電器『PowerX Hypercharger 』などを提供
・都市の公民連携・課題解決推進事業 「KYOTO CITY OPEN LABO」にて、EV利用環境の整備で採択
・岡山県玉野市との包括連携協定を締結
・損害保険ジャパン株式会社との資本業務提携を発表
・2023年2月に7.5億円の追加資金調達を実施済、累計調達額は約106億円に到達
パワーエックスの会社概要
社名 | 株式会社パワーエックス |
所在地 | 本社: 〒107-6243 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー43階 蓄電池工場:岡山県玉野市 |
設立 | 2021年3⽉22⽇ |
資本金 | 57.9億円 (資本準備金含む) |
代表者 | 取締役/代表執行役社長CEO 伊藤 正裕 |
事業内容 | ⼤型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、及び電気運搬船の開発・製造 |
パワーエックスの商品・サービス
この項目では、パワーエックスの代表的なプロダクト『PowerX Hypercharger』を解説していきます。
PowerX Hypercharger
『PowerX Hypercharger』は、再生エネルギーを、最大240kWで出力できる超急速EV充電⽤蓄電池です。
当プロダクトの主な特徴として、下記のようなものが挙げられます。
・再生エネルギーで、超急速(※最高240kW)でEVの充電が可能。短時間でEVをフル充電する事ができる。
・高圧工事不要で、大幅な導入コスト削減。変電機・パワコン・充電器を兼ね備えている点がメリット。
・低圧(200V)契約での利用OKのため、高額な高圧契約コストをカットできる。また簡単な工事で設置可能なため、工事費用の節約につながる。
・国内唯一、ストレージパリティ達成可能。大量に蓄電池製品を組み立て・製造することで、高い生産効率を実現。
・利用も管理もアプリでOK。予約から利用まで、誰でも使いやすい点も魅力。
さらに日本国内で開発されたソフトウェアでエネルギーマネジメントを行うため、セキュリティ対策も万全。経済安全保障推進法への対応として、全てのデータは国内で厳重に管理されているそうです。
また2030年までに、急速充電ステーション7000カ所を目指しているとのこと。
現時点で設置場所については東京ミッドタウンとの計画が進められているほか、丸の内トラストシティ・神谷町トラストタワーなどと協業が予定されています。
“日本の充電インフラにも変化をもたらす存在”として、今後もより注目を集めていくことでしょう。
パワーエックスの代表の伊藤正裕さんの経歴
伊藤さんは1983年生まれ、東京都のご出身です。2001年に大阪インターナショナルをご卒業され、翌年に株式会社ヤッパ(現:現 ZOZOテクノロジーズ)を設立。その後2014年に株式会社スタートトゥデイ(現:株式会社ZOZO)へ、ヤッパの発行済みの全株式を売却し、同年10月に同社へと傘下入りされました。また2017年に 株式会社ZOZO取締役、令和元年最高執行責任者に就任。そして2021年3⽉にパワーエックスを設立し、現在に至ります。
パワーエックスの採用・求人情報
パワーエックスの職種・求人
【EV Charge Station事業部】Commercial Manager
【EV Charge Station事業部】カスタマーサクセスマネージャー (候補)
【EV Charge Station事業部】テクニカルマネージャー (候補)
【EV Charge Station事業部】マーケティングマネージャー (候補)
【生産技術】生産技術エンジニア(FA・ライン設計)
【生産技術】設備エンジニア(機械・制御)
【生産管理】PSI Manager(候補)
【生産管理】SCMマネージャー(物流管理/生産管理/PM)
【生産管理】製造系SEマネージャー[ERP/MES/Network](候補)
【船舶・風力発電事業】事業開発スタッフ
【蓄電池販売事業】コンサルティングセールス(西日本担当)
【蓄電池販売事業】テクニカルサービスマネージャー
【蓄電池販売事業】テクニカルソリューション部 マネージャー(候補)
【蓄電池販売事業】マーケティング・販売促進 マネージャー
【蓄電池販売事業】原価企画・原価管理マネージャー
パワーエックスでは、上記職種以外も採用活動を行っています。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
パワーエックスの働く環境
パワーエックスの平均年収・平均年齢
パワーエックスは非上場企業のため、平均年収・平均年齢を公開していません。
コーポレートサイトの求人情報によると、
・【EV Charge Station事業部】Commercial Manager 年収1,000万~1,200万円
・【生産技術】設備エンジニア(機械・制御) 年収700万~1,000万円
・【蓄電池販売事業】原価企画・原価管理マネージャー 年収900万~1,200万円
・UIデザイナー 年収600万~1,000万円
となっており、職種によって変動があるようです。
パワーエックスの労働環境
コアタイム 11:00~15:00のフレックスタイム制を導入しており、基本的なお休みは土日祝日となります。また福利厚生として、各種保険(雇用保険/労災保険/健康保険/厚生年金保険)が整備されているそうです。
パワーエックス転職を考えるにあたって最後に
パワーエックスへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
同社はこれまでに「溜める」「運ぶ」「使う」を統合的にデザインし、自然エネルギーの爆発的普及を実現してきました。今後も“新たなエネルギーの形”を創出すべく、さらに活躍の場を広げていくことでしょう。
自然エネルギーの圧倒的普及に貢献したい方、電気の蓄電と送電にイノベーションを起こしたいと考える方は、パワーエックスへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。