こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、テラーノベルさんです。
「創作文化を産業に」をパーパスとし、小説の投稿プラットフォーム『テラーノベル』をメインに提供しています。
2023年2月にはグロービス・キャピタル・パートナーズ・SIG Asia Investment, LLPなどを引受先とした、約6.5億円の資金調達を実施しました。また調達した資金は、さらなる採用強化やプラットフォームの拡充などに活用されるそうです。
この記事では、テラーノベルの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
テラーノベル転職の要点
テラーノベルの特徴
・「創作文化を産業に」をPURPOSEとする
・「IPテックカンパニーとして、日本から世界へ。」をBIGGAOLとする
・小説の投稿プラットフォーム『テラーノベル』をメインに提供
・2023年2月に約6.5億円の資金調達を実施済
テラーノベルの会社概要
社名 | 株式会社テラーノベル |
所在地 | 東京都港区芝大門1丁目1-23 |
設立 | 2014年7月8日 |
代表者 | 代表取締役社長 蜂谷宣人 |
事業内容 | ノベル投稿プラットフォーム事業、グローバル流通事業 |
テラーノベルの商品・サービス
テラーノベル
スマホ発の小説投稿プラットフォーム『テラーノベル』は、下記のように幅広いジャンルの作品を揃えています。
・サスペンス
・ロマンスファンタジー
・異世界
・ホラー、スリラー
・ドラマ
・ラブコメなど
これまでにアプリのダウンロード数は600万を超えており、登録作家数は58万人以上にのぼります。また作品数は552万以上に達し、このサービスで生まれた作品はアプリ内のみならずTikTokでシェアされており、再生回数は35億回以上と日々バズを引き起こしているそうです。
さらに現在はテラーノベルの原作を元にしたコミカライズプロジェクトも進行しているとのこと。集英社・KADOKAWA・新潮社といった大手出版社、ソニーミュージックなどの大手ストアをパートナーとし、40以上のタイトルでWebtoonやコミカライズの制作が開始されています。
テラーノベルの代表の蜂谷宣人さんの経歴
蜂谷さんは大学院をご卒業後、ディー・エヌ・エーに入社。エンジニアとして、モバゲーアバターの開発に従事されていました。その後はディー・エヌ・エーがM&Aした会社に出向。開発や新規事業立ち上げなどに携わっています。
またミラティブでの勤務を経て、DMMグループへ転職。そして、最終的に“日本のエンタメコンテンツ産業のポテンシャル”を確信し、起業を決意されたそうです。2014年7月にテラーノベルを設立し、現在に至ります。
テラーノベルの採用・求人情報
テラーノベルの職種・求人
・PdM
・DS / ML Engineer
・グロース(マーケティング)
・Androidエンジニア
・iOSエンジニア
・サーバサイドエンジニア
・Webエンジニア
・UI/UXデザイナー
・BizDev
・営業マネージャー
・編集
・広報
・HRマネージャー
・サービス・コミュニティ運用担当(リーダー)
テラーノベルの働く環境
テラーノベルの平均年収・平均年齢
テラーノベルは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
採用のために発信している情報によると、
・PdM 600~1,000万円
・BizDev 700~1,200万円
・編集 300~800万円
・HRマネージャー 500~900万円
このように経験・スキルにより年収が変動するようです。
テラーノベルの労働環境
コアタイム11:00~17:00のフレックスタイム制を導入しており、基本的には土日祝日がお休みです。別途年末年始休暇、法定通りの有給が付与されます。また福利厚生として、下記が整備されています。
・各種社会保険完備 / ITS健保 (「健保鮨」が食べられます!)
・MacまたはPC
・ディスプレイ・PC備品購入
・フリーお菓子 (なつかしの駄菓子類を常備!)
・おいしいコーヒー : CEOこだわりの厳選浅煎りコーヒー豆を常備 (FUGLEN)
・書籍購入
・アーロンチェア貸与
・テノちゃんグッズ付与
テラーノベル転職を考えるにあたって最後に
テラーノベルへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
日本は“コンテンツ大国”と言われることが多い国です。しかし“コンテンツビジネスに強い国であるか”と問われると、必ずしもそうだと言い切れないでしょう。
なぜなら世界のコンテンツ市場は124兆円程度で、そのうち日本はわずか1割程度しか占めていないため。各国のGDPで比較しても、比較的低い水準を推移しているようです。
そのような状況を打破し、日本の創作文化を活性化させるために、テラーノベルが設立されました。今後も“日本×テック”を牽引する企業として、グローバルIPの市場でさらに躍進を続けていくでしょう。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。