インタビュー

Macbee Planet 小嶋雄介社長が語る会社の未来にかける「想い」

株式会社Macbee Planet 代表取締役 小嶋雄介氏

1984年、神奈川県鎌倉市生まれ。大学卒業後は、外資系の自動車メーカー、広告代理店に就職。2015年8月株式会社Macbee Planetを設立。

株式会社Macbee Planet

マーケティング領域におけるコンサルティング事業を手がける。「Action Driven Marketing」 の考えに基づき、“売上を上げるプロモーション”の組立て方を提供する企業。

前回は、Macbee Planet(マクビープラネット)代表取締役の小嶋雄介社長に会社設立までの経歴を伺いました。専業/総合代理店でのご勤務経験や転職の軸を語っていただき、会社員のときから自らに高い課題を課している方だと感じました。

今回は、デジタル広告やマーケティング領域で展開する事業について伺いました。業界のことを知るためにもいい記事ですので、ぜひご覧ください。

 

 

CPA領域はメディアの多様化が加速する

高野:設立時から広告管理用のワンタグシステムであるハニカムを運営していますよね。リリースしたのはどうしてでしょうか。

 

小嶋:リリースした当時は、私自身もデジタルマーケティング業界やCPAマーケティング市場に浅学でしたが、CPA領域は、掲載するメディアが多く、管理や解析がしづらいという課題が明確にありましたので、一元管理できるハニカムの開発に至りました。

 

高野:CPA領域の今後についてはどのように考えていますか。

 

小嶋:メディアの多様化が加速します。これまでは、比較サイト、口コミサイトといった検索により上位表示されるメディアが主流でしたが、マクロ的動向もありこれらはダウントレンドになりつつあります。

一方、InstagramやYoutubeなどプラットフォーム上で影響力を発揮する“個人=メディア”が増えてきました。今後も、個人の発信力が発信する時代 は一層強まると考えられます。検索エンジンが完全になくなることはないですが、消費者の利用ツール、選択肢が増える分、メディア自体の様相も変化していきます。

独自性のあるテクノロジーとマーケティング手法で売上を向上する

高野:貴社はその時代のなかでCPA領域に関してどのように生き残っていきますか。

 

小嶋:前提として、当社の場合、クライアント企業の売上を上げることが第一であり、その手法の一つがCPAマーケティングという位置づけで考えています。

これまでは、会社全体におけるコンサルタントの割合が多かったですが、現在はエンジニアの採用に力を入れています。

当社が擁するテクノロジーやビックデータと、独自のマーケティング手法を融合させることにより、クライアント企業の売上を上げていきます。CPA領域における競争戦略も同様と考えています。

エージェンシーやコンサルティングファームのケイパビリティは人であり、労働集約型のビジネスモデルで、いわゆる上位2割の優秀な人材が会社の売上の8割を作るポートフォリオが組まれていますが、独自性の高いテクノロジーを保有することにより、規格外のパフォーマンスを上げることができると思います。

 

強みはクライアントに対して論理的なマーケティングの提案をしていること

高野:デジタル広告ではなく、トータルでコンサルティングしているということですが、成功の秘訣はなんでしょうか。

小嶋:アクションドリブンマーケティングという独自のフレームワークを構築しています。オフラインのみでマーケティングを成功させることは簡単ではないですが、オンラインで収集できるデータをクレンジングし、オフラインマーケティングの戦略策定に活かす考え方です。

オフラインだからといって、ROIを意識しないのでは、クライアントサイドに立った提案とは言えません。

ハニカム、Robeeといった、アナリティクスツールやマーケティングツールを根幹におき、クライアントに対して論理的なマーケティングの提案をしていることが強みとなっています。

社員に大事にして欲しいのは知能と愛情

高野:社員の方々に大事にしてほしいと普段から伝えているものはありますか。

 

小嶋:EQ(知能指数)やLQ(愛情指数)です。

特にLQは社会人の成長において大切なストラクチャだと思います。クライアントへの愛情や、マーケティングに対する愛情、仲間に対する愛情指数などです。

クライアントの売上を上げるためには、クライアントの社長さん以上に本気で商品やサービスについて考える必要があります。表層的な理解や提案だけは簡単に企業の売上を上げることはできません。マーケティングはそれほど、深い業界なんです。

こうしたところが気持ちとしてあればあるほど、クライアントの売上になって返ってきます。

採用の軸は会社の未来を担えるか

高野:どういう人を採用しているのでしょうか。

 

小嶋:会社の未来を担える人材を採用しています。私達のようなベンチャー企業は、常に変化をし続けなければならない。

新しい0→1事業の創造や、グローバル展開といったカバレッジも含めてです。そのスピード感に共感し、一緒に会社を成長させていってくれる仲間を採用しています。

また、会社として革新的なマーケティングや新しい事業で世界をワクワクさせていきたいという方針があるので、そうした会社の考えに賛同してくれる方と働きたいですね。

 

高野:スキルや経験は見ていますか。

 

小嶋:中途採用においては、ある程度業界経験やそこでの活躍度合いは見ます。

しかし、若いメンバーが多いので、ご本人のポテンシャルや考え方、そして敢えて繰り返しますが、未来の会社を創っていってくれるマインドを持ってくれているかどうか
のほうが見ています。

 

高野:超即戦力人材も欲しいと聞きました。

 

小嶋:そうですね。それは、常に募集しています。特に当社は海外へ進出や新規事業といった新しいチャレンジをしていく予定のため、将来の幹部ポジションは多くあると思います。

日本企業はグローバル展開をしていくのが当たり前になる

高野:小嶋社長の海外で成功しようという強い気持ちを感じますが、日本で多領域へ進出しての事業拡大ではなく海外を選ばれたのはなぜでしょうか。

 

小嶋:これからの時代、海外進出は当たり前で、世界75億人に対しビジネスを考えるべきだと思っています。

日本は島国のため、グローバル展開に消極的な風習が未だにありますが、よほどの事情がない限り、内需のみでビジネスをすることは難しくなってくるでしょう。GDP、人口動態などからも明白な事実です。

日本国内に対する危機感もさることながら、海外の期待感を強く持っています。

マーケティング領域においては、アジア市場の成長が著しいこともあり、テクノロジー×マーケティングでアジア市場のデファクトスタンダードを創っていきたいですね。

 

高野:日本のベンチャーが海外へ挑戦していくことはハードル高いと考えますがいかがでしょうか。

 

小嶋:挑戦は難しいと思っています。

言語・文化・伝統といった部分から、会社法、外資規制、CFDAなど法律にいたるまで国によって全く異なるので。

ただし、難しいからこそ挑戦する意義があり、成功者がいないからこそ、そこに向かっていくことにワクワクします。

“北極で氷を売る”の発想と似ているかもしれません。不可能はなく、成功する方法を考える。

プロダクト開発では、PSF、PMFを順番に目指す

高野:リリースまでのフローはどうなりますか。

 

小嶋:誰の(who)、どんな課題に対して(what)、どう解決していくか(how)のPSF(プロブレム・ソリューション・フィット)設計を第一に議論します。

その後、α版、β版の開発によって、プロダクトを最適な市場に提供できている状態であるPMF(プロダクト・マーケット・フィット)を目指します。

海外に進出して事業を作っていける人材が欲しい

高野:海外に進出する人材はいまいらっしゃるのでしょうか。

 

小嶋:実はそういう方を採用したいと思っています。海外に進出して事業を作っていける方がいたらいいですね。

仕事の醍醐味は目標を設定し、一心不乱に努力すること

高野:小嶋社長が働くうえで大切にしていることは何でしょうか。

 

小嶋:目標を設定したら、絶対に諦めないこと。達成するために、毎日努力をし続けること。です。

目標を設定したけど、達成せずに終わる場合、理由は2つだけです。設定した目標が高すぎた か 努力を怠った。

実現可能な目標を設定したら、あとはそれに対し一心不乱に努力する。これこそが、仕事の醍醐味ですかね。

 

高野:具体的に1つでいいので目標を教えていただけますか。

 

小嶋:小さい部分でいえば、先程お話しした、海外展開を成功させることも目標の一つです。

休みの日に、カフェで一週間分の溜まった夕刊を読むのが通例なのですが、このまま新聞を読んでいいのか、もっと事業のことを考えなきゃ。と不安に駆られ、気付いたらそのままカフェで夜まで仕事をしたりします。

目標達成しなかった時、責任は自分にしかないので、努力できる時間は努力をし続けたい。

努力し続けられる人と働きたい

高野:貴社は新卒採用をはじめ、採用を非常に重視している印象です。どういう人と一緒に働きたいですか。

 

小嶋:単刀直入に言えば、優秀な人と働きたいですね。誤解をしてほしくないのですが、頭のいい人 ということではないです。

学生の時は、優秀さの指標が学力に偏るので、勉強のできる人=優秀と定義されがちですが、社会人での優秀=努力し続けられる人 だと思っています。

就いた職種で、努力し、ひたむきにがんばりつづけられる人。

例えば、コンサルティング職に就き、そこでがんばりつづけて結果を出した人が次に別の事業部に行ったときに、また一から勉強し、圧倒的な結果を出す。こんな人こそが、社会人における「優秀な人」だと思います。

テックドリブンな組織として差別化を図る

高野:他社との差別化ポイントはどのようなことを意識していますか。

 

小嶋:テクノロジーを基盤に、マーケティングまでワンストップで提供する会社はそう多くないので、実のところ競合他社はあまり多く存在しません。

マーケティングという点では、広告代理店やコンサルティング会社が近いかもしれませんが、ベースにテクノロジーやデータがあるかどうか。それを活かしたマーケティングを提供しているかどうか、が差別化です。

創業約3年半、これまでは、営業力によって事業を伸ばしてきましたが、これからはAI、IoT、データといったテックドリブンな組織を目指します。

成長は3年前に決めた計画通り

高野:創業時からここまで急成長してきた理由はなんでしょうか。

 

小嶋:急成長しているとは、全く思っていません。本当に。

成長してきたという観点で言えば、目標通りの成長曲線といった具合です。

先日、書類を整理している中で、設立当初に紙にボールペンで手書きで描いた、事業計画書が出てきました。その時に考えていた3年目の売上や従業員数と今の会社の売上高や従業員数はほぼ同じでした。

逆説的には、当時からもう少し高い目標を課していたら、会社はもっと成長していたのかもしれません。

テクノロジー×マーケティングで、世界をワクワクさせるのが会社の目標

高野:Macbee Planetの今後の目標を教えてください。

 

小嶋:テクノロジー×マーケティングで、世界をワクワクさせていきたい。まだ知らない、誰もやったことないこと、誰も考えつかないことへのチャレンジです。

世の中が当たり前と思っていたものにこそ、イノベーションのチャンスが眠っています。

配車アプリのUberにしてもCtoCのメルカリにしても、なくても当たり前というか、なくても不便じゃない状況下において彗星の如く現れ世の中をより良いものに変えていく。

世界のユニコーン企業を見ていても、みんなそうだと思うんです。

そんな、非連続的成長というか量子力学的成長を遂げる会社にしていきたい。

まだまだ志半ばですが、色々な方々に助けられながらなんとかここまでやってこれています。今後も成長を止めずに果敢に挑戦をしていきたいと思います。

高野からのコメント

小嶋社長が最後に語った、世界をワクワクさせたいとおっしゃっていたときのニコニコした表情が非常に印象的でした。本当に心からそう思っているんだなと思わせる、本物の表情でした。

Macbee Planet(マクビープラネット)は新しいことにチャレンジしている会社で、常に小嶋社長自身が変化していくことを楽しんでいらっしゃるような会社ですので、そうした雰囲気がある会社というのは絶対に今後伸びていくのだろうなと思っています。

成長している会社の社長さんには共通していますが、とにかく自分に対してストイックで自分を変えていかないといけないという気持ちを感じました。

Macbee Planetさんは、クライアントをマーケティングの観点から成長させるコンサルタント職種や、エンジニアの職種や、バックオフィス含め様々募集しております。Macbee Planetさんにご興味ある方はぜひご連絡ください。

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