カジュアル面談とは?

wantedlyの登場以降、明確にカジュアルで良いのでお会いしませんか?と企業から声をかけることが増えました。「面接」ではなく、これは「面談」ですと。転職希望の候補者さんからも「カジュアル面談」でお願いできませんか?と聞かれるようになりました。

ここでいうカジュアル面談とは、面接、選考ではなく、まずはお互いを知り、企業、個人が双方ともにざっくばらんにお話をすることで、理解を深め、よかったら次回は面接しましょうということを指しています。ここ数年のトレンドと言えます。

カジュアル面談で聞かれる質問内容

自己紹介的なもの

どのような仕事をしてきているか

今後のキャリアについてどのように考えているか

などが聞かれます。

企業からは、企業紹介やどんなポジションがあるのかについて説明があることが多いです。

ちなみにたまに炎上したりもしていますが、カジュアル面談だと連絡がきて行ってみたら、普通に「志望動機」は何ですか?と聞いてしまっている企業があります。これは呼び出している経緯を無視してしまっているので、よくありません。これではクレームになっても致し方ないな、、、と思います。

カジュアル面談の服装

昨今は服装で落とされるということはほとんどありません。相手の企業が常にスーツの会社の場合は、こちらもそろえていきたいですが、どうしてもスーツでいくと転職活動がバレてしまう場合は、冒頭で現職中のため、カジュアルな服装で失礼いたします。転職活動をすることを伏せておりますのでと言えば問題ないです。

カジュアル面談といっても結局は選考していることがほとんど

カジュアル面談なので、選考ではないのでといっているのですが、多くの会社が選考的な要素を含んでいます。企業も毎日忙しいので、ただお会いして終わりというわけにはいきません。逆に個人からしても、1度目の印象が悪ければ次は選考にいくことはないと思います。一期一会。企業側の断り文句としては、「ちょうど良いポジションが検討した結果ございませんでした。」です。これはもちろん嘘ではないのですが、「あ、、このかたはうちでは活躍できなそうだな」と思われたので、このような回答をしていることも往々にしてあります。

良いカジュアル面談のための事前準備とは?

企業のHPをすみからすみまで読む

上場企業であればIR、決算資料を読む。未上場企業であれば、その業界のトップの上場企業を検索して調べて、決算資料を読む。そうすると業界の同行がわかるので、イメージがしやすくなる。トップ企業とその面談を受ける企業との違いを調べる。わからなければそれを面談で聞くということもできます。

面談相手を調べる

お会いする方がわかっていれば、グーグル、フェイスブック、ツイッターで相手を調べる。共感できるポイントや共通項を調べる。共通項がわかればアイスブレイクしやすい。大学、出身、経験上近いことなど。共通項が特になくてもリスペクトできるとこやいいところ探しをして、初見の時は相手を褒めた方が話はスムーズになります。

サービスを使う

サービスが使える会社でしたら事前に絶対にサービスを使って、良い点、課題点など気になった点を伝えられるようにしておく。

大前提として、企業や相手のことを好きになる。リスペクトするなど。前のめりになることが大事です。受け身の姿勢は NGです。最近は対策してのぞむ方が増えましたので、相対的な問題で、受け身的な人の評価が下がってしまうのです。これだけカジュアル面談が普及すると、結局面接と同じだと思っていただいて問題ないです。違うのは「志望動機」を聞かれないということです。ただ今後のキャリアをどう考えているのか?について、「すぐに起業したいんです」みたいな本当の本音をそのまま答えてしまっては、相手としてはポジションがなかったと面談後に回答するしかないでしょう。結局のところ、カジュアル面談とは面接と同じだと受ける個人側は認識しておいた方が良いです。

 

 

 

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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