こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ベビージョブさんです。
ベビージョブは「寄り添うことで子育てを幸せにしたい」という理念を掲げ、保育施設に紙おむつを直接届けることができるサブスクサービス「手ぶら登園」を運営しています。2019年にサービス提供を開始し、2021年には1,000以上の施設で利用されています。
2021年8月にはDIMENSION、ハックベンチャーズ、栖峰投資ワークス、SMBCベンチャーキャピタル、池田泉州キャピタル、ダイレクトマーケティングミックス、iSGSインベストメントワークス、みずほキャピタルから約5億円の大型の資金調達を実施しています。
調達した資金はシステム開発や顧客施設の拡大に向けた営業・マーケティング活動、さらに優秀な人材の採用活動等に用いられる予定です。
今回の記事では、ベビージョブの求人にご関心をお持ちの方向けに、会社やサービスの特徴、転職する際の留意点などをお伝えします。
目次
ベビージョブ転職の要点
ベビージョブの特徴
・「寄り添うことで子育てを幸せにしたい」という理念を掲げ、子育てと保育の総合的なサポートを行なうベンチャー企業
・保育施設で紙おむつが使い放題になる日本初のサブスクサービス「手ぶら登園」を提供
・日本サブスクリプションビジネス大賞2020でグランプリを受賞
・2019年に「手ぶら登園」を本格リリースし、2020年には300施設、2021年には1,000施設で導入
・2021年8月には約5億円の資金調達を実施
ベビージョブの会社概要
社名 | BABY JOB 株式会社 |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7-8 7階 |
設立年月日 | 2018年10月1日 |
資本金 | 662百万円 |
代表者 | 代表取締役 上野 公嗣 |
役員 | 取締役マーケティング本部長 脇 実弘 執行役員CTO 兼 情報システム部部長 浜本 敬 執行役員 営業部部長 福森 章太郎 執行役員 平野 浩太郎 |
事業内容 | 子育てサポート事業 |
ベビージョブの商品・サービス
ベビージョブが展開する「手ぶら登園」は、保育施設に紙おむつとおしりふきを直接届けることができる月額定額制のサービスです。
通常保育園に持っていく紙おむつには1枚1枚に名前を書く必要があり、さらに保育園に置いておくストックの残量を気にしたり、毎日持っていく分を用意したりと保護者にとって非常に面倒な作業が発生します。
手ぶら登園を利用すれば必要なおむつとおしりふきが直接保育園に届くので、名前を書く手間がなくなり、保育園に持っていく荷物も減るというメリットがあります。どのサイズでも定額で使い放題なのでコスパも◎。さらに保育士にとってもおむつを個別に管理する手間を削減することができます。
現在全国で1,000以上の保育施設で導入されています。
その他にも、保育士の求人・転職サイト「ベビージョブ」や、少人数保育が特長の保育園「ぬくもりのおうち保育」を運営しています。
ベビージョブ代表取締役の上野公嗣さんの経歴
上野さんは和歌山県のご出身でいらっしゃいます。
高校卒業後は進路を決められずに放浪の旅に出ていたこともあるという上野さんですが、その後は大学に進み卒業後はユニ・チャーム株式会社に入社、そこでマーケティングや量販店のセールスに従事します。
その量販店の店頭イベントで紙おむつを大量に購入する主婦を目の当たりにし、主婦に特化した販売員の派遣会社を作りたいと起業を決意します。それが転じて、オムツのサブスクサービスを提供することになりました。
また、ママでもある女性が働くために必要な保育園が不足していたことから保育園を作る事業を開始したり、保育園の入っているビルの中に自社オフィスを併設したりするなど、ママが働きやすい環境を整備することにも尽力されてきました。
ベビージョブの採用・求人情報
ベビージョブの職種・求人
・インサイドセールス
・開発エンジニア(マーケティング部門)
・プロジェクトマネージャー(マーケティング部門)
・開発エンジニア(情報システム部門)
・プロジェクトマネージャー(情報システム部門)
・営業企画マネージャー候補
ベビージョブの平均年収・平均年齢
ベビージョブは非上場企業のため、残念ながら平均年収・年齢の公開データはありませんでした。
会社紹介の資料には平均年齢35.1歳と紹介されています。
ベビージョブの労働環境
採用ページによると、子育て中の社員も多く子育てと仕事を両立しやすい制度や環境が整っているそうです。その制度としては下記があります。
・自社保育園が無料
・フルリモートOK
・フレックス制度あり
・時短勤務OK
・PCの機種選択は自由
・服装自由
グループ会社で保育園を運営しているのでその保育園には無料で子供を預けることができるそうです。子育て社員にとって非常にありがたい制度といえます。社風としては真面目で落ち着いた雰囲気が特長とのことです。
また少数精鋭のベンチャーなので、年齢や経験に関わらず意欲さえあればスキル次第で責任ある仕事にも挑戦できる風土です。
ベビージョブ転職を考えるにあたって最後に
ベビージョブへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
出産後も働く女性が増えてきています。子育てに関する社会的な課題は多く、例えば待機児童をめぐる問題は多く取り上げられていますが、保育園に入れたとしてもその準備や送迎に関しても女性が負担を強いられていることは少なくなく、またそれが当たり前とされている風潮があります。
ベビージョブはこうした当たり前を変えるために便利なサービスを生み出そうとしています。そうした取り組みに興味があるという方は、ぜひ転職を検討してみてはいかがでしょうか。
成長業界への転職を支援した実績は数多くありますので、ご興味を持った方はお気軽にご相談下さい。企業選びから面接対策、キャリアの全体設計まで、幅広くキャリア相談を承っています。