こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、リチカさんです。
「Switch to The Rich. 想いが届く、で世界を豊かに」をミッションに掲げる、クリエイティブテックカンパニーのリチカ。“クリエイティブ×テクノロジー”を軸に、これまでに画期的なプロダクトを生みだしてきました。
そのなかでも、動画コミュニケーション開発ツール「RICHKA CLOUD STUDIO」の開発・運用をメインとし、年々業績を伸ばし続けています。
2021年9月に、約8億円の資金調達を実施。引受先は、既存株主のみずほキャピタル・新生企業投資・FFGベンチャービジネスパートナーズ・DIMENSION・マネックスベンチャーズ 、新規株主のGMO VenturePartners・大和企業投資・博報堂DYベンチャーズ・rooftop となります。
クリエイティビティ溢れたプレスリリースも記憶に新しいところです。
また、調達した資金は“ネット広告の制作自動化”に向けて開発体制の強化を図るそうです。今後も更なる成長が見込まれています。
この記事では、リチカの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
リチカ転職の要点
リチカの特徴
・2021年9月、約8億円の資金調達を実施済
・2020年12月に「カクテルメイク」より社名変更を行った
・導入者数は400社以上。大手企業を中心に様々な業態で利用されている
・企業のマーケティングトランスフォーメーションを支援するために「RICHKA CREATIVE FIRM」を、2021年6月に創設した
・動画生成ソフト(広告・メディア業種)において、2年連続シェアNo.1を獲得
リチカの会社概要
社名 | 株式会社リチカ |
所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-6-12 MFビル3F |
設立 | 2014年10月14日 |
資本金 | 2億6,830万円 |
代表者 | 代表取締役 松尾幸治 |
役員 | 取締役 山田健太 取締役 中西佑樹 社外取締役 橋本聡 監査役 松尾知良 監査役 松本高一 |
事業内容 | プロのノウハウを活用したマーケティング動画生成ツール「リチカ クラウドスタジオ」の開発、動画を軸とした情報のDX支援・コンサルティング |
リチカの商品・サービス
RICHKA CLOUD STUDIO
広告クリエイティブ運用クラウド「RICHKA CLOUD STUDIO」。
このプロダクトの特長は、“シンプルな操作性かつ、仕上がりはハイクオリティ”です。シーンごとに動画・画像・テキストを挿入するだけで、動画作成を行うことができます。
素材をドラック&ドロップの操作だけで配置するだけで簡単に動画作成できるため、非常に高い操作性を実現しています。
加えて、プロのクリエイターが用意した1400種類以上の動画テンプレートを無制限に利用できます。
毎月新しいデザインが増えていく点も魅力的。ユーザーが「このような動画を作りたい」と思うイメージに近いテンプレートを選択し、カスタマイズするだけで完成します。テンプレート以外にも、動画素材・画像素材も100万点以上用意されており、組み合わせは自由自在です。
それでも「どのような方法を取り入れたらいいか?」「魅力的なデザインが思い浮かばない…」と制作過程で、悩むことがあるかもしれません。
しかし、RICHKA CLOUD STUDIOでは、“画像認識システム”を採用。素材を選択すると、最適な切り抜き位置が表示されるため、AIのサポートを受けながら「素人でもプロクリエイターに近い、テクニック・表現」を実現します。
また、RICHKA CLOUD STUDIOの利用用途として、最も多いものが「広告用の動画作成」とのこと。
リチカは高速でPDCAを回せるため、動画広告との相性が非常に良いそうです。業種に特化したフォーマットで動画を量産し、ABテストを繰り返すことで、成果の上がる動画広告をスピーディーに作成します。
現在はYahoo!JAPAN・日経ビジネス・WWDをはじめ、大手企業やメディアなどで400社以上に導入されています。5Gの時代に突入した影響で、動画広告の需要は更に高まってきています。
企業の広告費におけるネット広告の割合は年々増加しており、それとともにリチカのサービスも伸びていくと思います。
「RICHKA CLOUD STUDIO」の高品質なサービスは、今後もますます注目されていくでしょう。
リチカの代表 松尾幸治さんの経歴
松尾さんは佐賀県のご出身で、横浜市立大学 経営学部をご卒業されています。
「今後の人生を生き抜くために、敢えて厳しい環境に飛び込もう」と決意し、大学卒業後に当時ハードワークで有名な大手通信企業に入社。
非常にハードな日々を過ごされていたそうですが、突然転機が訪れました。
ある日、メディア運営の会社に飛び込み営業することに。そこは社員が5名程のベンチャー企業だったそうですが、松尾さんは契約を取ることに成功します。
そこで、担当者から「契約するついでに、今度うちの社長とお茶をしないか?」と提案されたそうです。その社長が、現在ベルフェイスの代表を務める、中島一明さんです。
ベンチャーへの転職に興味があった松尾さんは、中島さんと実際にお会いした際に、さまざまな話をされたといいます。そのなかで、中島さんに「経歴なんて気にしなくていい」「面白いと思ったことをやった方がいい」という言葉をもらったことで、大きく背中を押されたそうです。
そして、大手通信企業を2ヶ月半で退職し、福岡に本社を構えるディーノシステムへ転職。
営業・マーケティング・動画制作など、幅広い業務に携わり、翌年には同社にて最年少取締役へ就任されました。運営本部長として、“経営者インタビュー動画を2年間で6,000社の新規開拓”を行い、制作体制の構築に大きく貢献されたそうです。
2014年にディーノシステムを退職後、同年に前身となるカクテルメイクを設立。2020年12月にリチカへ社名変更を行いました。順調に事業拡大が進み、現在に至ります。
リチカの採用・求人情報
リチカの職種・求人
・カスタマーサクセスマネージャー
・ビジネスプロデューサー
・フィールドセールス
・モーショングラフィッカー
・動画ディレクター
・フルスタックエンジニア
・PDM(プロダクトマネージャー)
・労務マネージャー候補
上記職種以外でも採用を行っているそうなので、気になる方はぜひお問い合わせください。
リチカの働く環境
平均年収・平均年齢
リチカは非上場のため、残念ながら平均年収・平均年齢の公開データはありませんでした。
採用のために発信している情報によると、
・フィールドセールス 360万~600万円
・フルスタックエンジニア 500万~800万円
となっており、職種によっても変動するようです。
労働環境
リチカはフレックスタイム勤務(コアタイム/10:00~15:00、フレキシブルタイム/6:00~22:00)を導入しています。
基本的な休日は、土・日・祝日です。その他、年末年始休暇・年次有給休暇・バースディ休暇もあります。また、福利厚生として、各種社会保険が完備されており、諸手当として交通費が支給されるそうです。
リチカに関する口コミまとめ
2021年10月7日現在、リチカで働くことに関する口コミを確認できませんでした。情報が確認でき次第、随時更新していきます。
リチカ転職を考えるにあたって最後に
リチカ株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
動画領域で圧倒的にNo.1となった「RICHKA CLOUD STUDIO」は、今後もさまざまな業界で活用されていくでしょう。これからの動向にも大きく注目が集まるスタートアップです。
定量化を得意とするデジタルのなかで「定量化できない曖昧なもの」の価値を高めることを目指しているリチカ。今後もクリエイティブの側面から、企業のデジタルマーケティングの価値を引き上げていくことでしょう。
「テクノロジーの力で、豊かな未来を作りたい」「クリエイティブ業界に一石を投じたい」という方は、ぜひリチカへの転職を検討してみてはいかがでしょうか?
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!