転職

【転職の入社時期はいつがおすすめ?】期限やよくある誤解を紹介

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

20年以上、転職支援をしてきましたが、今も昔も転職が決まった後に問題になるのが、退職時の引き止めです。

これまで働いてきて、恩義も感じている会社や社員の人に引き止められると、気持ちが揺らいでしまう人も多いようです。転職することが決まると、転職する不安もあって今の会社がよく思えてくることもあります。

本質的には、そういった悩みが出てこないように転職活動を考えて進める、転職先を選ぶことが重要ですが、ここでは対象の引き止めに従うべきかどうか、従った場合のリスクについて紹介します。

こちらのマンガ動画でも解説していますので、マンガで観てみたいという方はぜひ併せてご覧ください。

 

転職の入社時期はいつがおすすめ?

転職の入社時期は内定が出たら即入社が基本

入社時期について、転職者は企業側の考えとずれていることが多いようです。

企業が今、求人しているということは、人手が足りないからです。したがって、内定が決まってから早く入社できる人ほど、企業側の印象はよくなります。

逆に入社まで3~4か月待ってほしい、なんていわれたら、企業も「それなら、他の人を探すよ」ということになりかねません。

転職の入社時期の目安

転職の面接から入社までの期間の目安について紹介します。

  • 即日〜2週間後:早い
  • 2週間〜1ヶ月半後:普通
  • 2ヶ月以上先:遅い

離職中の場合は即日〜2週間後がおすすめ

現在離職中の方の場合は、即日から2週間後をおすすめします。在職中の方は2週間以内にやめることができないケースが多いためです。

離職中の方は離職している理由を聞かれることも多く、転職しづらい印象もあるかもしれませんが、なるべく早く採用して活躍してほしい企業にとっては貴重な人材です。

在職中の場合は1ヶ月後を目安に

在職中の場合は1ヶ月後を目安に入社時期を設定するとよいでしょう。できる限り早めに設定したいですが、引き継ぎや有給消化を考えると、1ヶ月ほどかかることは理解してもらえます。

3ヶ月後、半年後の転職は遅い

「3ヶ月後、半年後に転職をしたいので面接を受けたい」という方もいますが、その場合、そもそも面接を受けられないケースもあります。3ヶ月後、半年後に同じポジションが空いている可能性は低いためです。

受け入れてくれることもありますが、採用の優先順位は下がってしまうでしょう。

一般的な転職の入社時期のリミッ卜は45日間

「キリのいい月初から入社する」という例が多いのですが、これも内定が決まった翌月初めからがいいでしょう。

翌々月初めからというのもありますが、それでは転職に対する意欲を疑われかねません。また、他の転職者採用との兼ね合いもあります。

一般に、内定してから入社するまでのリミッ卜は45日間といわれています。これ以上になると、企業が二の足を踏むことは往々にしてあるからです。

たとえば、すでに離職している人なら「明日から来てほしい」といわれても対応できます。人手の足りない企業はこのように、すぐに来てもらえる人を重宝するのです。

そのようなライバルがいる中で、できるだけリスクを避けようとするなら、“即入社への機動力”は大切になってきます。

転職の入社時期でよくある誤解

転職の入社時期は4月( 年度初め) 、 10月( 下半期初め) が好まれる

実際は、早ければ早いほど良い、というのが正解です。

企業はカレンダ一通りに求人しているわけではなく、今の時点で人員補売を する必要があるから求人をしているのです。

組織改編や年度目標に合わせたほうが良さそうに思えるかもしれませんが、 それは企業側の問題。転職者が気にすることではありません。

今の仕事に区切りがつくまで転職・入社を待ってもらえる

これも実際には誤りです。

企業にとって、内定者がなか芯か入社しないのは、むしろ内定辞退のリスク が継続している状態だと捉えます。最初に出社するまでは、内定を出したか らといって安心できません。引き継ぎは効率良く、最小限に。

早く企業側のラブコールに応えるほうが、転職はうまくいきます。

退職交渉に応じて入社時期を遅らせれば円満に退職できる

引き継ぎに時間がかかるから3ヶ月後以降にしてくれ、半年後に新卒が入るからそれまで待ってくれ、などと退職時期を遅らせるよう引き止められることがあります。

この交渉に応じて入社時期を遅らせると円満に退職できると考える人もいますが、実はそうではありません。むしろ、デメリットのほうが多いです。

まず、転職先の企業には、「仕事の調整ができない人かもしれない」という印象を与えてしまいます。1ヶ月ほどで引き継ぎも完了して退職し、次の職場で働き始めることが一般的ですので、それ以上になると調整できない人だと思われる可能性があります。

現在の企業にも、「うまく先延ばしすれば、考え直してくれるかもしれない」「その間に評価・昇給のタイミングがあるから、そこで改めて交渉しよう」といいように扱われてしまいます。

「自分がなぜ転職したいと考えたのか」という点に立ち返り、情ではなく自分の幸せや将来のキャリアも考えた意思決定をしましょう。

転職を決めたら入社時期を早めに報告しよう

転職を決めたら、入社時期を明確に伝えましょう。法律上では退職日の2週間前までに伝えれば退職ができるようになっています。就業規則で1ヶ月と定められていることもありますので、その点は事前に確認しておくとよいでしょう。

そして、決意が固いことを必ず伝えることです。相談ではなく、報告をする。これも上司の仕事を増やさないための配慮です。相談であれば上司は絶対に引き止めなければならない状況になります。

長く働いているほど情が湧く気持ちもわかりますが、情のために転職を決意したわけではないはずです。今の会社がそこまで魅力的なら転職活動を精力的に行うこともなかったでしょう。

次の会社で働く決意をしたらなるべくスムーズに退職をすることも、働いた会社への感謝を伝える方法の1つです。次働く企業へのアピールにもなります。変に全員の理解を得ようとせず、決めたことを報告する形にしましょう。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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