こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、アルプさんです。
アルプが掲げるミッションは、「企業が創造的な価値提供に、よりフォーカスできる社会を実現する」。サブスクリプションビジネスやSaaSなどの継続収益ビジネス向けの販売管理プラットフォーム『Scalebase』を開発・運営しています。
2022年2月9日には、シリーズAラウンドとして総額12.5億円の第三者割当増資による資金調達を実施。引受先は、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、GMO VenturePartners、電通ベンチャーズで、調達した資金はプロダクト開発・採用強化など、事業拡大のために充てられるそうです。
この記事では、アルプの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
アルプ転職の要点
アルプの特徴
・「企業が創造的な価値提供に、よりフォーカスできる社会を実現する」を掲げ、社会全体の生産性向上に特化した事業を行なっている
・サブスクリプションビジネスやSaaS向けの販売管理プラットフォーム「Scalebase」提供
・2019年のサービス開始から現在まで、70社を超える企業が「Scalebase」を導入
・2022年2月に総額12.5億円の資金調達を実施
・今後、大規模な商取引などにも対応できるプロダクトとして多様な業界に展開していくことに期待
アルプの会社概要
社名 | アルプ株式会社 |
所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 831号室 |
設立 | 2018年8月21日 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 37名 |
代表者 | 代表取締役 伊藤浩樹 |
事業内容 | 販売管理SaaS「Scalebase」の開発・提供・運用 |
アルプの商品・サービス
Scalebase
「Scalebase」は、SaaSを筆頭とした継続課金型のサービスを提供する企業に向けて開発された、販売管理プラットフォームです。プライシング設計・商品管理・顧客管理・契約管理・請求管理・指標分析・前受金管理・仕訳作成など、複雑化されやすい業務オペレーションを一元管理できます。
近年のビジネスモデルはサブスクリプションサービスなどの「継続的なサービス提供」に移り変わっています。そのため「単発の販売ビジネス」の時代では発生しなかった複雑な業務管理が発生し、今までの管理環境ではオペレーションが追いついていないというのが現状です。
「Scalebase」を利用することによって、丸一日かかっていた請求書の発行を効率化できるなど、柔軟かつ正確な契約・請求オペレーションが可能になり、業務負荷の軽減につながります。
アルプの代表の伊藤浩樹さんの経歴
伊藤さんは1986年生まれ、神戸市のご出身です。東京大学法学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券にアナリストとして入社されます。2009年からはボストンコンサルティンググループで金融機関・メディア系企業に対しての戦略策定等、様々なフェーズでのコンサルティング業務に従事。その後、2013年からはピクシブ株式会社に入社されます。執行役員としてpixivの開発・事業開発のマネジメント、CtoCECサービスのBOOTHなどの新規事業開発の担当を経て、2017年に代表取締役社長兼CEOに就任されます。2018年1月よりピクシブを離れ、同年8月にアルプ株式会社を創業、代表取締役に主任し、サブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化プラットフォーム「Scalebase」を開発されています。
アルプの採用・求人情報
アルプの職種・求人
アルプの働く環境
アルプの平均年収・平均年齢
アルプは非上場企業のため、平均年収を公開していません。コーポレートサイトを確認したところ、以下のように役職によって変動があるようです。
・フロントエンドエンジニア 500万円~1000万円
・ソフトウェアエンジニア 650万円~1000万円
平均年齢は31.8歳です。
アルプの労働環境
10:00時〜17:00時をコアタイムとするフレックスタイム、完全週休二日制です。現在は、週4日フルリモート、1日出社の体制をとっていて、コロナの状況に応じて随時調整しているそうです。勉強会参加や書籍購入などのラーニング支援、希望スペックのPC・ディスプレイ支給などのオフィス環境支援、ヘルスケア支援など、生産性向上を重視した社内制度も設計されています。
アルプに関する口コミまとめ
気になる口コミですが、アルプには好意的な口コミが寄せられている印象を受けました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
「Scalebase」のサービスは自社の独自性が高く、また、多くの企業の生産性向上に寄与できることがやりがいにつながっているそうです。正解のないものをつくりだすという点で「こうしたらもっと良くなる」といった想像力を養いながら、課題に気づくことが大切のようです。
人間関係
アルプでは「相互信頼」をバリューとして、チームのために仲間がやりきると信じ、自身もチームのために同じように役割を果たしていこうという気持ちを持って取り組んでいるそうです。また、「ラストマンシップ」を掲げ、自らが “最後の砦” として強い責任感を持って取り組むということも大切にしているそうです。
働く環境・待遇
アルプでは「オーバーコミュニケーション」をバリューとして、コミュニケーションの量を大切にした環境づくりがされているそうです。新入社員と既存メンバーが一緒にランチに行くと何回でもランチ代を会社が補助してくれたり、金曜日はOffice DayとしてMTG・交流ランチなどを実施するなど、コミュニケーションの機会が取れるような制度を設けているそうです。
アルプ転職を考えるにあたって最後に
アルプ株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、アルプでは様々な職種の採用を行なっています。新しいプラットフォームの拡大に携わるチャンスです。「SaaSビジネスに興味がある」「社会の生産性に寄与できるプラットフォーム開発に携わってみたい」という方は、アルプへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。