調和技研転職のための採用・求人情報、代表の中村拓哉さんについてまとめました

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こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

今回のスタートアップまとめは、調和技研さんです。

北海道大学にある調和工学研究室から生まれた“北大発認定ベンチャー企業”で、汎用的なAIエンジンの開発・活用を主に手がけています。これまでに社会の役に立つ最先端テクノロジーを数多く提供し、企業の継続的な成長・変革を大いにサポートしてきました。今後も更なる活躍が期待されている企業の一つです。

2022年4月には、生活協同組合コープさっぽろ・ダイコク電機株式会社・大地みらい信用金庫・株式会社DTSインサイト・中西金属工業株式会社・北海道グロース1号投資有限責任組合・個人投資家の方々を引受先とした、総額3億円の資金調達を実施。調達した資金は、人材採用の強化や製品開発への投資に充てられる予定です。

この記事では、調和技研の求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。

調和技研転職の要点


(コーポレートサイトより)

調和技研の特徴

・「研究を実用化して社会に役立てる」をミッションに掲げる
・AI導入コンサルティング・AIエンジン開発などの事業を展開
・北海道大学の研究室から生まれたスタートアップ
・特許庁主催の知財アクセラレーションプログラム「IPAS2021」に採択
・2022年4月に、総額3億円の資金調達を実施済

調和技研の会社概要

社名 株式会社調和技研
所在地

本社 
〒001-0021
札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング 305号室

東京支店 
〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町2丁目1番10号 TKM日本橋タワー 301号室

設立 2009年11月4日
資本金 17,325万円(資本準備金14,350万円)
従業員数 51名(正社員28名、社外役員3名、嘱託・アルバイト13名、顧問7名)
代表者 代表取締役 中村拓哉
役員 取締役 黒河徹也
取締役 安田真 
社外取締役 川村秀憲(Co-founder、北海道大学教授)
社外取締役 鈴木恵二(Co-founder、公立はこだて未来大学教授)
常勤監査役 上野昌邦
社外監査役 佐藤征治
社外監査役 長谷川正和
事業内容 AI導入コンサル、AI研究開発・実装・運用、AIエンジンの提供、人材育成

(コーポレートサイトより)

調和技研の商品・サービス


(コーポレートサイトより)

調和技研は設立以来、研究機関と協力してAIエンジンの開発・活用を行ってきました。それらのエンジンを企業の課題に合わせてカスタマイズし、専用AIを構築。最終的に優れた効果を出し、継続的な成長・変革を促進することを目的としています。

この項目では、調和技研の代表的なAIエンジン『Visee(ヴィジー)』をピックアップしました。

Visee

『Visee』は画像系エンジン群で、主に次のようなものを搭載しています。

・物体認識エンジン
対象となる画像のなかからさまざまなモノの位置を検出し、物体や顔といったモノの種類・クラスを認識します。YOLOアルゴリズムをはじめとする、複数の分類機による組み合わせを実施。高速に物体の認識を行えます。

・画像分類エンジン
認識したモノを物体・顔といった特徴に基づき、適切なカテゴリに分類していきます。層を重ねても性能を劣化させず、高精度な分析を行える点が強みです。

2022年3月にはトヨタ自動車 衣浦工場と、良品学習による製品異常検出AIエンジンを共同開発。現在試験的に利用開始されております。異常品が極めて少ない工業製品においては、「学習モデル構築のために膨大なデータが必要になる」「データが少ない場合は、異常検出の精度が出にくい」といった課題がありました。
こちらの取り組みでは、異常品ではなく良品画像をもとに学習するAIエンジンを開発し課題解決を図りました。

今後もさまざま企業で『Visee』が活用されていくでしょう。

調和技研の代表 中村拓哉さんの経歴


(コーポレートサイトより)

中村さんは、1986年に慶応義塾大学商学部をご卒業されています。北海道拓殖銀行へ入行後、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社へ転職。そして、仕事の関係で北海道大学へ訪問を続けていた際に「この研究室の先生や学生とAI事業を始めたい」と思ったことがきっかけで、2011年に調和技研に参加されます。同年に代表取締役社長に就任され、現在も順調に事業拡大が進んでいます。

調和技研の採用・求人情報

調和技研の職種・求人

・画像系AI開発テックリード
・画像系AIエンジニア
・数値系AIエンジニア
・AIビジネスコンサルタント

調和技研の平均年収・平均年齢

調和技研は非上場企業のため、平均年収・平均年齢を公開していません。

コーポレートサイトの求人情報を確認したところ、

・画像系AI開発テックリード 想定年収720万~1,000万円
・AIビジネスコンサルタント 想定年収530万~600万円

となっており、職種によって変動するようです。

調和技研の労働環境

フレックスタイム制を採用しており、コアタイムは特に定められていません。また、全国でフルリモート勤務ができるため、場所を問わず柔軟に働けるでしょう。

そのほか、下記のような制度も導入されています。

・時短制度(※マネージャー職を除く)
・自転車通勤可
・服装自由
・出産・育児支援制度
・資格取得支援制度

調和技研に関する口コミまとめ

やりがいと成長

自身の成長意欲に応えてくれる社風なので、さまざまなことに挑戦しやすいでしょう。最先端のAI技術を学びながら、やりがいを持って働ける環境が整っています。

人間関係

メンバーのキャリア開発や成長を、周囲の方が気にかけて指導してくれるようです。手厚いサポート体制が用意されており、非常に働きやすいという声があがっています。

働く環境・待遇

裁量による自己判断ができるため、休日・休暇は取りやすいそうです。基本的にリモートワークでの勤務となり、必要に応じて早帰りや副業も可。メンバーの希望に応じて、柔軟な働き方ができる点も魅力でしょう。

調和技研を考えるにあたって最後に

調和技研への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。

大学発のバックグラウンドを持つ数少ない先端AIベンチャー、調和技研。これまでの研究成果も高く評価されており、経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」や札幌商工会議所「北の起業家表彰 奨励賞」などを受賞してきました。これからも数多くの事績を残していくことでしょう。

「AI技術を用いて、ビジネス上の難題を解決したい」「ワクワクする未来をつくりあげたい」という方は、調和技研への転職をぜひご検討ください。

成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!

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執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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