こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、b8ta Japan(ベータ・ジャパン)さんです。
b8ta Japanが掲げるミッションは、「リテールを通じて人々に新たな発見をもたらす」。発見と体験ができる店『b8ta(ベータ)』を運営しています。
2022年4月22日には、シリーズBラウンドファーストクローズとして累計約6億円の第三者割当増資による資金調達を実施。リードインベスターは東芝テック株式会社でした。調達した資金は、日本国内のb8ta常設店舗、ポップアップストア数の拡大、新事業の開発日本以外のアジア諸国への進出、チームメンバーの採用に充てられるそうです。2022年6月末に追加の資金調達を予定しています。
この記事では、b8ta Japanの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
b8ta Japan転職の要点
b8ta Japanの特徴
・「リテールを通じて人々に新たな発見をもたらす」を掲げ、体験型店舗の事業を行なっている
・発見と体験ができる店『b8ta(ベータ)』を運営
・通常オンラインでしか販売していない商品を店頭で展示、出品している
・2022年4月、累計約6億円の資金調達を実施
・今後、ポップアップストア数の拡大とアジアへの展開を期待できる
b8ta Japanの会社概要
社名 | ベータ・ジャパン株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティグランキューブ3階 |
設立 | 1970年1月 |
代表者 | CEO 北川 卓司 |
事業内容 | 発見と体験ができる店『b8ta(ベータ)』の運営 |
b8ta Japanの商品・サービス
発見と体験ができる店 『b8ta(ベータ)』
『b8ta』は、2015年にシリコンバレーで誕生し、2020年8月に日本初上陸した、「リテールを通じて人々に“新たな発見“をもたらすこと」をミッションに考えられた、体験型店舗です。
「実店舗のサブスクリプションモデル」として、メーカーから依頼された商品を展示します。その店内の天井に付いているカメラや什器のデバイスを使って行動データを集め、メーカーへ提供します。また『b8ta』の店舗内では販売のための接客は行わず、顧客へ新しい発見や体験を提供することにコミットしています。
『b8ta』で展示するメーカーの主要な販路は、量販店や百貨店、テレビショッピング、自社のECサイトや直営店などです。メーカー側では「価格のコントロールができない」「マージンが増える」などの理由でブランディングが難しいという問題があります。このようなメーカー側の問題を、『b8ta』は顧客データを開示することで解消に導いています。
『b8ta』で商品が売れた場合もマージンはもらわず、売上は全て行動データとともにメーカーへ戻します。また、メーカーは『b8ta』のオンライン・プラットフォームから、売場のデバイスに掲載している製品概要や画像、動画、価格までリアルタイムに変更できるので、セールやキャンペーンなどをメーカー側で自由にコントロールできるようになっています。「購入前に商品を体験したい」という顧客の声から『b8ta』はスタートし、メーカーのチャネル展開の課題解決に役立っています。
b8ta Japanの代表の北川卓司さんの経歴
北川さんは東京都のご出身で、2005年に独立系PR会社に入社されます。その後、外資系IRコンサルティング会社、ウィーンに本社を構えるロモグラフィー日本支社CEO(最高経営責任者)を経て、フランスEMLYON経営大学院でMBAを取得されています。
2015年に、ダイソンにリテールマネージャーとして入社し、ダイソン世界初の旗艦店「Dyson Demo表参道」をオープンし、直営事業担当、また、体験の訴求を目的に表参道ヒルズなどでイベントを行う経験があって、東京統括部長に就任されます。2019年末よりb8ta Japanに参画し、日本事業立ち上げに従事し、現在は代表取締役に就任されています。
b8ta Japanの採用・求人情報
b8ta Japanの職種・求人
b8ta Japanの働く環境
b8ta Japanの平均年収・平均年齢
b8ta Japanは非上場企業のため、平均年収を公開していません。コーポレートサイトの求人情報では、以下のパートタイムの時給が掲示されています。
時給:1300円〜(研修期間の約1ヶ月は1200円)
正社員は月給制となります。
平均年齢は公開されていません。
b8ta Japanの労働環境
勤務時間は9:00〜21:00の中でシフト制となっています。実働勤務時間は8時間です(勤務店舗により多少異なるそうです)。勤務場所は、b8ta Tokyo – Yurakucho (千代田区)、b8ta Tokyo – Shinjuku Marui(新宿区)、b8ta Tokyo – Shibuya (渋谷区)のどちらかの店舗での勤務となり、原則勤務店舗は選べませんが、適正に応じての配属となるそうです。
b8ta Japanに関する口コミまとめ
気になる口コミですが、b8ta Japanには好意的な口コミが寄せられている印象を受けました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
b8taテスターは商品の販売のための接客はしないため、ノルマに追われることもなく、顧客に楽しんでもらうことを目的に接客できることがやりがいにつながっているようです。商品説明をして気に入ってもらい、購入のお手伝いをすることで、商品の良さを伝えられたという喜びも生まれます。
人間関係
スタッフのトレーニングにとても力を入れているそうです。新しい出品が決まると、スタッフがその製品を学ぶシステムがあり、スタッフの情報共有が徹底されているので、商品の説明が難しい場合でも安心して働くことができそうです。
働く環境
スタッフとメーカーはチャットで直接会話できるようになっています。顧客からの質問に答えられなかったとき、メーカーにスタッフから直接聞くことができるそうです。
b8ta Japan転職を考えるにあたって最後に
b8ta Japan株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、b8ta Japanでは『b8taテスター』の積極採用を行なっています。新しいサービスのアジア展開に携わるチャンスです。「b8taに興味がある」「新しいサービスに携わりたい」という方は、b8ta Japanへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。