こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、助太刀さんです。
「ICT化が進まない」「経営環境が不安定」「事業者同士のつながりがうすい」
建設業界ではこのような構造的な課題を長年抱えており、なかなか解決に至っていません。また、業界の高齢化の影響もあり“業務効率化が進まない・人材不足が慢性化している”という事態から抜け出せていない会社も多いです。
そこで“建設現場を魅力ある職場にする”ために、開発されたサービスが『助太刀』。現場のあらゆる課題を解決するワンストッププラットフォームとして、いま非常に注目を集めています。
2022年7月にはMPower Partners Fund L.P.・日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合「はたらくFUND」・既存株主含む複数投資家を引受先とする、総額18.5億円の資金調達を実施。また調達した資金は、更なる事業拡充などに充てられる予定です。
この記事では、助太刀の求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
助太刀転職の要点
助太刀の特徴
・「建設現場を魅力ある職場に。」のミッションを掲げる
・工事現場の発注者と受注者をつなぐマッチングプラットホーム『助太刀』などの開発・運営がメイン
・登録事業者数は18万を突破
・国土交通省主催「i-Construction大賞」にて国土交通大臣賞を受賞
・2022年7月に総額18.5億円の資金調達を実施済
助太刀の会社概要
社名 | 株式会社助太刀 |
所在地 |
〒 150-0036 |
設立 | 2017年3月30日 |
資本金 | 90,000,000円 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 我妻陽一 |
事業内容 | インターネットを利用したサービスの企画、制作及び運営 |
助太刀の商品・サービス
助太刀
職人と工事会社を新たにつなぐマッチングアプリ『助太刀』。現在登録している事業者数は18万を超え、建設業界内では圧倒的なシェアを誇っています。
当プロダクトの特徴を以下にピックアップしました。
・シンプルな操作で使いやすい
・本名での利用が必須、安心してやり取りを行える
・会社ページや現場の閲覧数をはじめ、データ分析にも対応
また「条件に合う職人や会社とスムーズに出会える」「気軽に会話してつながりを広げられる」といった点がメリットです。
基本的には無料で利用OKですが、“より効率的に使いたい”という方に向けて「助太刀プロ¥1,980/月(税込)」「助太刀スモールビジネス¥9,800/月(税込)」などのプランも用意。要望に応じて適切なものを選択しましょう。
実際に当プロダクトを導入した企業からは「新規案件の受注に大きく役立った」「多くの職人さんとつながれるようになった」など、さまざまな喜びの声が届いています。名前通り多くの現場を支える『助太刀』として、非常に活用されているようです。
“建設現場を魅力ある職場にする”プロダクトとして、今後も更に活躍していくでしょう。
助太刀の代表の我妻陽一さんの経歴
我妻さんは1978年生まれで、大学をご卒業後に株式会社きんでんに入社されています。工事部に所属され、電気工事施工管理業務に従事。現場監督として、ゼネコンの大型現場や再開発事業などに携わったそうです。その後電気工事会社を設立、10年以上経営されています。また会社経営をされた後には、立教大学大学院経営管理学修士課程(MBA)を修了された経歴もお持ちです。
そして“建設業界に変革を起こす”べく、2017年に前身となる東京ロケットを設立。2018年3月に社名変更され、現在に至ります。
助太刀の採用・求人情報
助太刀の職種・求人
エンジニアリング
・サーバーサイドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・iOSエンジニア
・Androidエンジニア
・デザイナー
・プロダクトマネージャー
マーケティング/セールス/事業企画
・マーケティング(メンバーポジション)
・セールス(メンバーポジション、マネージャー、パートナーセールス)
・グロースハッカー
・営業企画
・事業企画(プロダクトマーケティング担当)
・カスタマーサクセス(マネージャー、メンバーポジション)
コーポレート
・採用担当
・経理担当
・経理財務責任者
・ファシリティマネジメント
・経営企画担当
ビジネスオープンポジション
助太刀の働く環境
助太刀の平均年収・平均年齢
助太刀は非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
コーポレートの採用情報によると、
・サーバーサイドエンジニア 年収500~1,000万円
・カスタマーサクセス(マネージャー) 年収600~800万円
・経理担当 年収600~700万円
となっており、職種によって変動するようです。
助太刀の労働環境
所定労働時間は10:00~19:00となっています。またフレックスタイム制を導入しており、コアタイムは10:00~17:00のようです。基本的なお休みは土日祝日で、別途年末年始や年次有給休暇などが付与されます。
また、福利厚生として下記が整備されています。
・各種社会保険完備
・シャッフルランチ、飲み会補助
・フリードリンク(※就業後はアルコール飲料の提供あり)
・最新PC、デュアルディスプレイの提供
・書籍購入、勉強会参加支援(※全額会社負担、就業時間内の参加OK)
助太刀に関する口コミまとめ
やりがいと成長
“建築業界をITで変えていく”という点で非常にやりがいを感じる場面が多いようです。
各ポジションとしてのスキルアップをはじめ、企業が成長していくために必要なプロセスを間近で学べる環境が用意されています。
人間関係
「部署の垣根を超えてプロダクトを改善し、業界を良くしていこう」という流れも定着しており、組織の風通しも良いそうです。また中途入社の社員が多く、さまざまなバックボーンを持つメンバーが在籍しています。コミュニケーションも活発なため、日々切磋琢磨しながら業務に取り組めるでしょう。
働く環境・待遇
コアタイム以外の勤務時間の調整もしやすく、ワークライフバランスも取りやすいとのことです。
部署や人によるものの自由な勤務体系が認めているため、自身に合う働き方を実現しやすいでしょう。
助太刀転職を考えるにあたって最後に
助太刀への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
建設業は国内のみでも500万人が働く巨大市場で、国のインフラを支える重要な産業だといえます。しかし“3K(きつい・汚い・危険)”のイメージを払拭できず人材確保が難航していたり、古い慣習から抜け出せていなかったりと多くの課題が解決されていません。
そういった課題を解消し、建設現場を支えるために開発された『助太刀』。導入実績も年々増え続けており、今後も更に知名度を上げていくこと間違いないでしょう。
建設業界をテクノロジーの力で変えたい方・社会的意義の大きい仕事に携わりたい方は、助太刀への転職をぜひご検討ください。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。