こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、ユーフォリアさんです。
ユーフォリアは“ONE TAP SPORTSで、世界のスポーツのインフラとなる”をビジョンに掲げるスタートアップです。スポーツ選手のコンディション管理ソフト『ONE TAP SPORTS』の提供をメインとし、スポーツ業界のDX化を積極的にリードしています。
2022年5月には株式会社慶應イノベーション イニシアティブ・株式会社アトラエ・株式会社MTG Ventures・イノベーション エンジン株式会社・コクヨ株式会社・りそなキャピタル株式会社・KDDI Open Innovation Fund 3号を引受先とする、7億円の資金調達をシリーズCラウンドで実施。調達した資金は更なるサービス拡充・ユーザーの大幅拡大に向けた施策に充当される予定です。
この記事では、ユーフォリアの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
ユーフォリア転職の要点
ユーフォリアの特徴
・「スポーツの力を活かし、スポーツの力を通じて、未来をつくる」をミッションに掲げる
・スポーツ選手のコンディション管理ソフト『ONE TAP SPORTS』の開発・運営がメイン
・日本代表をはじめとする国内外の71競技のスポーツチーム(プロ・アマ・学生含む)約1,700チームに導入実績あり
・マネーフォワードとの協業開始を発表
・2022年5月に7億円の資金調達を実施済
ユーフォリアの会社概要
社名 | 株式会社ユーフォリア |
所在地 | 〒102-0085 東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル2F |
設立 | 2008年8月 |
資本金 | 100,000,000円 |
代表者 | 代表取締役Co-CEO 橋口寛 代表取締役Co-CEO 宮田誠 |
役員 | 社外取締役 山口和訓 社外監査役 熊倉次郎 社外監査役 加登住眞 |
事業内容 |
・スポーツ領域におけるITソリューション提供 |
ユーフォリアの商品・サービス
ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)
『ONE TAP SPORTS』は、スポーツ選手のコンディション・パフォーマンス管理を行うクラウドサービスです。選手の体調・トレーニング記録・ケガの履歴などを一元管理し、把握することができます。
当サービスによって得られるメリットとして、このようなものがあります。
・日々のコンディションを可視化できるため、選手の現状を把握しやすい
・ケガの発生状況といったデータを蓄積・モニタリングも可、ケガの予防につながる
・コンディション・フィジカル・トレーニングといった多くのデータを一括管理、試合に向けたピーキングに適している
また、搭載されている主な機能は以下の通りです。
・コンディション機能
・インジュリー機能
・トレーニング機能
・トリートメント機能
・食事管理機能
・その他
さらにコンディション機能として「選手が入力した全コンディションをグラフで表示する」「チーム独自の計測項目を自在に追加OK」「選手が体調を崩した場合はアラートが届く」。
インジュリー機能として「傷害報告書が自動的に生成される」「チーム内で生じやすいケガを分析する」「選手が過去にしたケガを簡単に検索できる」なども搭載されています。
選手が試合で実力を存分に発揮するための準備をサポートしたり、ケガから守ったりするための仕組みがしっかり取り入れられている点も魅力でしょう。
現在導入チーム数は1,700以上、導入競技数はサッカー・バレーボールなど71競技にのぼります。“チームのパフォーマンスを最大限に引き出すツール”として、今後も更なる活躍が期待されています。
ユーフォリアの代表の橋口寛さんの経歴
橋口さんは大阪府のご出身で、早稲田大学教育学部をご卒業されています。
新卒でメルセデスベンツ日本法人に入社後、販売店ネットワークの経営改善業務に携わっていたそうです。その後は米国ダートマス大学でTuck SchoolでMBA取得され、アクセンチュアへ転職。戦略グループにて主に大手製造業・流通業に対する経営戦略策定における支援を行っていました。
その後はコンサルティング事務所を設立し、独立されています。さらに独立と同時にプライベートエクイティファンドのアドバイザーに就任され、消費財メーカーのターンアラウンドを幅広く支援した実績もお持ちです。
2008年に共同で代表を務める宮田さんとともに、ユーフォリアを設立。現在慶應義塾大学 大学院システムデザインマネジメント(SDM)研究科特任講師も務めているそうです。
ユーフォリアの代表の宮田誠さんの経歴
宮田さんは長野県のご出身で、明治大学商学部産業経営学科をご卒業されています。
新卒で財閥系商社に入社され、オーストラリア・インドネシアといった国々とのエネルギー貿易を手がけたそうです。また台湾におけるエネルギー関連の新会社(JV)の立ち上げに、プロジェクトリーダーとしてジョイン。マーケティング・現地生産体制の整備に従事されています。
その後は株式会社ブリヂストンに転職され、マーケティング戦略・企画業務に携わったとのこと。商品企画・PRなどさまざまな業務を担い、多くの実績を残されています。ブリヂストンを退職された後は自身のルーツである白馬村をメインに、日本各地でマラソン・トレイルランニング等 国際大会の主催・運営なども行ってきたそうです。
2008年に橋口さんとともにユーフォリアを設立され、現在に至ります。
ユーフォリアの採用・求人情報
ユーフォリアの職種・求人
・railsエンジニア
・フロントエンドエンジニア(フルスタック)
・プロダクトマネジャー
ユーフォリアの働く環境
ユーフォリアの平均年収・平均年齢
ユーフォリアは非上場企業のため、平均年収を公開していません。
採用のために発信している情報によると、
・railsエンジニア 年収600万〜800万円
・フロントエンドエンジニア(フルスタック) 年収500万〜750万円
・プロダクトマネジャー 年収700万〜1000万円
となっており、職種によって変動するようです。
ユーフォリアの労働環境
所定労働時間は9:30〜18:30で、コアタイムなしのフルフレックス制を導入しています。また、リモートワークにも対応しているそうです。
待遇・福利厚生として、下記が整備されています。
【諸手当】
・交通費支給 (上限3万円)
・通信費手当 (3,000円)
・リモート手当(15,000円)
【福利厚生】
・成長支援制度 毎月10,000円
(図書・セミナー受講・ミートアップ参加・スポーツイベント参加、試合観戦・出場等)に利用可能
・誕生日 スニーカー、スポーツウェア補助 上限15,000円
・デバイス補助 年間30,000円
・コミュニケーションランチ補助 1,500円/月(2名以上で利用)
・4Kディスプレイを自宅に貸与
加えて、このように社内研修制度・資格取得制度も充実しているとのことです。
・成長支援制度
(毎月1万円支給/図書・セミナー受講・ミートアップ参加などに利用可)
・資格取得補助
(スポーツ科学系資格・ビジネスに必要な資格の補助制度)
・集合研修
(コーチング研修・チームビルディング研修など、参加型研修を積極的に実施)
自身が目指すキャリアの実現に向け、しっかり成長をサポートしてくれる環境が用意されています。
ユーフォリアに関する口コミまとめ
2022年8月16日現在、ユーフォリアで働くことに関する口コミを確認できませんでした。
情報が確認でき次第、随時更新していきます。
ユーフォリア転職を考えるにあたって最後に
ユーフォリアへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
“スポーツ界と一般産業界をつなぐプラットフォーマー”を目指すユーフォリア。日本を代表するスポーツテックカンパニーとなるべく、今後も更なる挑戦を重ねていくでしょう。
「スポーツ×科学で指導をアップデートしたい」「スポーツの力を通じ、より良い未来を築き上げたい」という方は、ユーフォリアへの転職をぜひご検討ください。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。