転職先としてお薦めしないベンチャーの5つの特徴

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今回のベンチャー・スタートアップ転職相談

相談者様:高野さんが考える転職先としてお薦めしないベンチャー企業の特徴はありますか?

 

転職先としてお薦めしないベンチャー企業の5つの特徴

 

①会社が成長しないので、V字回復・ターンアラウンドしたいと言っている会社

   

会社が成長しないので、V字回復・ターンアラウンドしたいと言っている会社は、経営者が入るならわかります。

しかし若手の方が入ってもターンアラウンドするスキルなどは無いのでお薦めしません。

 

②業績が落ち目にも関わらず新規事業を立ち上げたいという会社

業績が落ち目にも関わらず新規事業を立ち上げたいという会社が絶対ダメというわけでは無いです。

しかし新規事業の立ち上げを社長自らが頑張らずに

 

「全部丸投げしたい」

 

という会社があります。実際には社長が本気を出さずに新規事業は立ち上がりません。

 

サイバーエージェントの藤田さんが凄いのは、AbemaTVが始まったら全力でやるところですよね。

 

そういう姿勢が無い会社に新規事業が入っても、ほとんど上手くいきません。

 

③パワハラ・セクハラが横行している会社

パワハラ・セクハラが横行している会社は、クチコミサイトとかでも巧妙にクチコミが消されていたりするので見分けにくいです。

しかしできる限り見識がある方や分かっていそうな方に話を聞いてください。

 

私は23年くらい人材紹介の仕事をしているので

 

「あぁ…その会社こうらしいですよ」

 

というような情報をどれだけ集めることができるかというのも大事です。

 

④勝ち筋が全くない戦いをしている会社

入社する人が、会社の勝ち筋を全く喋れないというケースがあります。

 

勝ち筋を全く知らないで入ってどうするんだろうと思うんですよね。勝ち筋の仮説がはずれるのは良いのですが

 

「マーケット大きくていけるんですよ」など

 

そのような理由で、勝ち筋が無い中で入社しちゃうんだなと思う時もあります。ここは私の中でも結構謎でして、面接がうまいのかな?と思います。または安直に転職しちゃったのかなと。

 

⑤今までに全くないビジネスモデルの会社

今までに全くないビジネスモデルの会社が好きな方が多いです。

 

何かの応用なら分かるのですが、サイバーエージェントさん、DeNAさんなどでも、新しい斬新な完全なビジネスモデルで、立ち上がった会社ではありません。

 

おすすめは絶対しないとは言わないですが、おすすめしにくい会社の特徴の一つです。

 

良いベンチャー企業を見つける3つのポイント

 

①ネット上のクチコミを過剰に信用しすぎない

ネット上のクチコミはかなり操作されていたり、消されていたり、書き込まれていたりします。

 

クチコミを参考にしてもいいですが、過剰に信用しすぎないことも大事です。

 

②ストックオプションに期待しすぎない

ストックオプションは勿論貰っていれば、それが何百倍になることはあります。何億・何十億になっている方も毎年多数いるにはいます。

 

私の場合は生株ですけれども、実際にそうなっているので嘘では無いのです。

けれど過剰に期待しすぎるというよりは、自分の仕事で結果を出してそれなりのポジションについていくとか、収入を得ていくということが大事です。


そしてストックオプションには過剰に期待しすぎないことも大事です。

 

③転職時の給与を高く求めすぎない

私は転職エージェントをしているのですがビジネスモデルとしてはよくあるのが年収×40%以上というフィーモデルです。

ちなみにスタートアップの場合はやってから評価する(年収をあげる)ということはできるのですが、やる前から評価する(年収をあげる)というのは難しいです。

 

日本のスタートアップの場合は仕事ができなかったら、突然首にはなかなかできません。実際に法律上も商慣習上も難しいのです。

転職時の給与は最初から高く求めすぎない方が良いです。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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