転職する人の動機とは何か!?

転職を考えているのならば、その理由は何でしょうか。
今の職場に満足していないのはもちろんですが、具体的に転職活動をしている人たちの動機は、次のようになります。

転職理由ランキング

1位 ほかにやりたい仕事がある
2位 会社の将来性が不安
3位 給与に不満がある
4位 残業が多い/休日が少ない
5位 専門知識・技術を習得したい
6位 U・Iターンしたい
7位 会社の評価方法に不満がある
8位 土日祝日に休みたい
9位 雇用形態を変えたい
10位 市場価値を上げたい
(DODA調べ2017年4月~9月 有効回答数約4万件)


「給与」「残業の多さ」などに対する不満・不安がきっかけになっているものと、より希望にあった仕事やスキルのためといったポジティブな理由の両方があることがわかります。このランキングをみると、どなたも思い当たる点があることでしょう。
トップ10のラインナップは毎年あまり変わらないのですが、順位は年度によって入れ替わります。最近はスキルアップ系の転職理由が増える傾向にあります。

私自身はこの傾向は、とてもよいことだと思います。なぜなら、年々、仕事探しが難しくなっていると感じているからです。2位の「会社の将来性」や9位の「業界の先行きに不安を感じて」という転職理由は常連ですが、産業全体が右肩上がりに伸びている時代と違い、現在は実際に成長しているのはインターネット業界ぐらいしかありません。ところが、こちらはまだ新しい業界ですから、見込みのある企業がたくさん誕生している半面、浮き沈みが激しい業界であることも事実です。

将来性や業界の先行きが不安だという方は、「安定」を求めていると言えるでしょう。なるべく「つぶれない会社」に行きたいという思いがあるはずです。しかし、実際に求人があり、将来性のある会社は、ベンチャー企業が多い傾向がありますから、リスクをとりたくない方は魅力を感じません。要するに個人の希望と雇用の需要のマッチングがむずかしくなってしまうのです。

ゆえに、グローバル化が進み、社会全体が実績重視になっていますから、ほんとうに将来性のある会社で働いたり、自分自身の「市場価値」を上げたいのであれば、ある程度、リスクをとることも必要です。
たとえば、人材会社に勤務していたFさんは、IT企業の人事部門へ転職しました。営業中心でやってきて成績もそれなりに上がってはいましたが、40代・50代になって同じ仕事ができるか、不安を感じたからです。

前職の経験を活かして当初は採用を担当。2年目から人材教育にも関わり、今では人事制度づくりもまかされるようになりました。
前職とは比べものにならないほど、仕事の幅が広がり、やりがいを感じています。転職後の年収は少し下がりましたが、今ではポストもあがり、順調に収入面も満足できる水準になりました。

一方、同期のGさんは、リスクをとりたくないと考え、転職しないまま、お歳を迎えました。中堅社員としてそれなりに活躍はしていますが、最近ではあまり変わらない仕事内容に飽き、Fさんの活躍を見て、自分の市場価値に不安を感じるようになりました。

もちろん、同じ会社に勤めて、その中で上をめざしていく方法もあります。しかし、その業界が伸びていなければ、思うような経験やスキルが積めないのも事実でしょう。チャレンジした人が評価され、市場価値を上げることができる時代へ。今の職場で自分を磨きながら、チャンスがあれば転職するという選択肢を視野に入れてがんばってください。

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