ビジネスで成功する人は一次情報を大切にする

ビジネスで成功する人はサービスやプロダクトを自分の目で確かめ、一次情報を大切にする印象があります。


特に、転職活動で受験する企業を理解するには、インターネットの情報だけはなく、ビジネスの現場に足を運んでみることも必要です。店舗展開している会社であれば、実際に訪問してみることも大切です。もし、5つの店舗があれば、全部に行ってみると良いでしょう。


あるいは一般向けのサービスを提供している企業であれば、自分が顧客になって利用してみることが大切です。たとえば、Amazonや楽天のようなネットショップを展開している企業を受けるのに、まったく利用したことがないという人は問題ですよね。例えばメルカリさんであれば「メルカリの利用度合い」を必ずヒアリングされています。


少なくとも買物をしてみて、取扱品目やサービス内容を把握し、両者を比較して、自分なりに特徴や課題を指摘するぐらいのことはやってみるべきでしょう。面接の際の話題にもなりますし、意欲をアピールすることができます。

特に、志望度の高い企業でしたらこの程度は、最低限のマナーだと思って面接に臨む必要があります。また、面接官側もこの視点を持つことをおすすめします。

BtoC(個人向け)企業のリサーチは比較的簡単

BtoC(個人向け)のサービスを展開している企業であれば、リサーチは案外簡単です。
店舗に行ったら、接客や品揃えをどうか、レイアウトや内装、掃除が行き届いているかなどをチェックし、競合店にも足を運んでみましょう。


同じエリアの中に競合店があるかないか?出店のロケーションは駅前が中心なのか、それ以外なのか?実際に行ってみて、初めて気づくことがあると思います。


たとえば、ファストフードなら、マクドナルドは駅前の一等地が多く、モスバーガーは比較的、住宅地に近いエリアに店舗があるという傾向があります。それはなぜか。出店するロケーション自体が企業の重要な戦略だからです。


一般にもよく知られた大手企業であれば、インターネットや書籍である程度の情報をキャッチできますが、知名度の低い企業や中堅企業では、そういうわけにはいきません。特に新しいベンチャー・スタートアップですとインターネットで調べても情報が少ない場合がほどんとです。

具体的な話ができるかどうかで、印象が全然違ってきます。HPの記述をおさえる以上のことを面接当日までにどう準備するかで差がつきます。


もちろん、マーケティングが専門の人は少ないでしょうから、細かく分析する必要はありません。マトリックスをつくり、受験企業とライバル企業を比較して、〇△×をつけていくだけでもいいでしょう。それだけでも、熱意を持って調べてきたんだという自己アピールになります。自分なりに考察することが大切なので、違っていてもかまいません。実際に自分の目で見て、論理的に意見が言えることが大切なのです。

この思考は、転職の場面ではなくビジネスの場面でも生かされると思います。先日たまたま目にした、豊田通商さんのHPの豊田通商グループウェイに以下のような記載がありました。

「現地・現物・現実」

真のニーズの追究
現地に足を運び、現物を見て、現実を直視した上で、常に原理・原則に則り、自分の目で正しい判断を行う。

PDCA
現実の本質を見極め、固定観念にとらわれず、常に問題を表面化させ、改善・改革・革新を行う。

基本的なことに見えますが、ビジネスマンとしてこの考え方は必要であると改めて戒めになりました。

Bt0B(企業向け)企業でもリサーチする方法はある

BtoB(企業向け)のビジネスを展開している企業の場合、個人でサービスを試してみるのは難しいものの、リサーチはある程度できると思います。


たとえば、クライアントにそのサービスを利用している企業があれば、担当者にそれとなく評判を聞いてみたり、友人に関係者がいればヒアリングしたり、アンテナを張っていれば情報が入ってくるものです。

自分のできる範囲で受験企業をしっかり理解して、転職活動に臨んでください。情報をどのくらい集めうれるかが、採用の可否の決め手になることもあります。


toC向けの事例についてこんなことがありました。外資系のリテール企業に転職を希望しているBさんは、新規出店のためにスタッフを募集していると知り、さっそく応募しました。以前からこの企業のファンでしたが、応募にあたり、近郊にある店舗をあらためて回ってみました。

すると、最寄りにはないアイテムを扱っていたり、ディスプレイが違うなど、店舗によって、かなり違いがあることがわかりました。オープンしたばかりの庖舗では期間限定のコレクシヨンが並べられ、ひとめぼれしてしまいました。


面接でそれを話すと、店舗や商品に精通していることが評価され、見事採用に。念願の企業に転職できたことに満足しています。

会社の評判や口コミ、幹部や社員の繋がりも大切

今ですと、ホームページ役員や、採用ページから、社員の人名がわかることも多いです。そこからLinkedin、Facebook、Wantedlyなどからどういう方なのかわかることがあります。また共通の友達もいることが多いでしょう。ネットでリサーチできることもあります。


ネットでの情報だけでなく、「+α」の情報をいかに得ていくのかを考え、行動に移してみましょう。

キープレイヤーズ高野のコメント


私はベンチャー・スタートアップ界隈におります。やはり他業界や専門的なお仕事の知識は界隈のプロフェッショナルな方々には全く叶いません。しかし、昨今はコラボレーションが増えてきました。お仕事でご一緒させて頂く場合は、到底叶いませんが、できる限りのキャッチアップとリサーチを心がけております。


しかし最近は、延々に調べ過ぎないことも大切ではあると思っています。今は情報があふれています。ズルズルとリサーチし過ぎてしまっても終わりはありません。仕事と同じですが、自分である程度のゴール設定をしてから情報収集をしてみてください。


また、キャリアチェンジをされる場合は、知らない業界用語や専門知識をキャッチアップすることも必要になるかも知れません。この情報収集を機に、書籍を手にとって勉強したり、トレンドをキャッチアップされることも大切だと思います。


私がいつも大変お世話になっている、メドレーの加藤さんは、元監査法人でPR業界は未経験でした。しかし、すぐさま結果を出され世の中に素晴らしい結果を出しています。

PR業界未経験で担当になったのがちょうど2年前。試行錯誤する中でその潜在的なパワーに見出されるようになりました。本を読み漁ったり諸先輩方に会って議論を深める中で、いかにこの業界がもったいない状態になっているかを知るようになりました。

サービスやプロダクトを自分の目で確かめ、一次情報を大切にすることは本当に大切です。知識に貪欲にいきましょう!私も学び続けます。

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、30社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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