こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、NearMeさんです。
社会のあらゆる「もったいない」を解決し、サステイナブルで活き活きとした未来を実現する
上記をビジョンとする、NearMe。独自のAIを活用し、タクシーをシェアすることにより、お得でスムーズな移動体験を提供する“スマートシャトル®”の事業を展開しています。現在は『nearMe.Airport』など多彩なサービスを提供しており、順調に利用拡大が進んでいる状況です。
2022年12月には第三者割当増資により、シリーズBファーストクローズにて総額約7億円の資金調達を実施。引受先はJICベンチャー・グロース・インベストメンツやDBJキャピタルなどです。
また調達した資金は、事業拡大を見据えた採用強化や、スマートシャトル事業の更なるサービス認知及び利用拡大を図るために充てられます。
この記事では、NearMeの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
NearMe転職の要点
NearMeの特徴
・「地域資産と人々のニーズをマッチングするプラットフォームを作る」をミッションに掲げる
・『nearMe.Airport』『nearMe.Town』『nearMe.Golf』など、スマートシャトル事業を主に展開
・AIを活用したシェアする移動により、電車・バス・タクシーに次ぐ『第4の公共交通機関』の構築を目指す
・2022年12月に約9億円の資金調達を実施、累計調達額が約16億円に到達
NearMeの会社概要
社名 | 株式会社NearMe |
所在地 | 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T 日本橋富沢町 |
設立 | 2017年7月18日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 代表取締役社長 高原幸一郎 |
事業内容 | リアルタイム位置情報のインターネットサービス |
NearMeの商品・サービス
この項目では、NearMeを代表するサービス『nearMe.Airport』について解説します。
nearMe.Airport
『nearMe.Airport』は、“自宅・ホテルと空港をドアツードアでつなぐ”サービスです。羽田・成田・関西をはじめとする全国13の空港やその周辺都市に対応しており、約3年間で約20万人以上のユーザーが利用しています。
同サービスの特徴として、下記のようなものが挙げられます。
・快適なのにお得
乗り換えや荷物を持ち歩く必要はなし。単独でタクシーに乗るよりも、料金を抑えられる点も特徴といえます。
・安心して目的地まで
AIが最適化するルートを、各地域のプロドライバーが運行。フライト欠航・遅延時も無料キャンセルOKなので、安心です。
・環境にやさしく
1台の車をみんなでシェアするため、複数台で移動するよりもエコでしょう。
加えて、代表的なメリットを以下にまとめました。
・車内は広々、ゆったり座れる
・飛行機遅延に伴う料金請求はなし
・認可を受けたプロのタクシードライバーが運行。乗務員は検温実施、定期的な換気と消毒を行っている
・乗車するとマイルも貯まる
・3人以上はグループ割(1,500円OFF〜、羽田・成田)
・オンライン決済でスムーズに
実際に同サービスを利用したユーザーからは「何より、コスパが最高」「時間を圧倒的に節約できる」などの声があがっており、非常に高い満足度を得ていることがわかります。
また、今後も全国で順次サービスを展開する予定とのことです。“ドアツードアの可能性を切り拓く存在”として、更に知名度を上げていくことでしょう。
NearMeの代表の高原幸一郎さんの経歴
高原さんはシカゴ大学経営大学院を修了後、2001年にSAPへ入社。同社では、さまざまな業務改革プロジェクトに従事されたそうです。その後2012年に楽天へ入社され、物流事業の立ち上げ・海外M&A案件・日用品事業などに携わっていたとのこと。
また、2015年には米グループ会社のPMIや、仏グループ会社CEOなどを歴任された実績をお持ちです。そして2018年にNearMeを設立され、現在に至ります。
NearMeの採用・求人情報
NearMeの職種・求人
エンジニア
・インフラエンジニア
・バックエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・データサイエンティスト
・テックリード
プロダクト
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・リードデザイナー
カスタマーサクセス
・CS責任者
マーケティング
・マーケティング
・PR/広報
事業開発
・サプライデベロップメント
・デマンドデベロップメント
コーポレート
・管理部長
・HR
・会計士
NearMe転職を考えるにあたって最後に
NearMeへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
年々加速する少子高齢化の影響により、出発地と目的地を直接結ぶドアツードアでの移動需要が非常に高まっている昨今。
しかし、次のような課題がうまく解消されないことで、ドアツードアの交通インフラを維持できない危機的な状況を迎えていました。
・災害時の混雑回避・交通手段不足
・観光地などの2次交通のアクセス不足
・高齢者が免許返納しても安心して移動ができない
その一方で、ドアツードアの交通インフラを担うタクシーは、“半分以上人を乗せていない・空気を運んでいる”という非常にもったいない状況だったそうです。
そのような課題・ニーズに着目し、生み出されたのが、“スマートシャトル®”。同事業の発展により、タクシー業界のDX推進と生産性向上を狙えるだけでなく、地域の交通や移動問題も解消できるでしょう。
「国内の移動全体は少しずつなめらかにする」「地域活性化に貢献する」可能性を秘めており、今後もますます活躍の場を広げていく見込みです。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。