社内のネットワークの広げ方

転職の際、他業界の知り合いがいると、情報収集がしやすいというお話をしました。
機会があれば、直接、業界事情や仕事の状況を聞くことができますし、リアルにイメージできます。
では、社外のネットワークを広げるにはどうすればいいでしょうか。

学生時代と違い、いったん社会に出ると仕事が忙しいうえに、自由になる時間は限られ、知らず知らずのうちに人間関係は狭くなりがちです。ふと気づいたら、自宅と会社の往復になっていた……という場合もあります。

転職を考えているかどうかに関わらず、別の会社や業界の人との接点を増やすために、時聞をやりくりして異業種交流会やセミナーに参加するのはいいことだと思います。
しかし、積極的に、ネットワークを築きたいなら、自分で勉強会を主宰することをおすすめします。年齢が上がって役職がつくと、さらに時間がなくなりますから、できれば早いうちにスタートするといいでしょう。

身近なところが大切

同僚、学生時代の友人、クライアントの担当者など、ごく身近なところから声をかけてみてください。
テーマを決めてディスカッションしてもいいですし、スピーカーを交代制にして、その人の仕事の話を聞いてもいいでしょう。話題の本の読書会もアリだと思います。趣旨に賛同してくれる人が気軽に集まって、不定期でもいいので続けてみましょう。
とはいえ、無理に勉強会の体裁をとらず、最初はただの飲み会でもいいです。会社や業種の枠を超えて集まる場をつくるだけでも意味があります。

私自身は会社員時代から勉強会や読書会、懇親会など、いくつかのコミュニティを立ち上げてきました。20代は異業種交流会をやって、さまざまな業界の人たちと知り合いになり、30歳前後でスタートした朝の読書会は長く続き、世代の違う人たちと交流しました。

参加者自身、イベントを企画する人が多いので誘われれば参加します。そこに行けばまた、自分のネットワークにいないタイプの人たちと出会うことができました。今では当時知り合った人たちとビジネスの話をするようになっています。私が起業したせいもありますが、彼らはポジションが上がり、それなりの責任や決裁権を持つ立場になったことが大きいのでしょう。

すぐ仕事に役立つわけではありませんが、10年後にビジネスでつながればいいというぐらいの長いスパンで考えることが必要です。すぐに結果を求める人には無駄に感じるかもしれませんが、将来への投資だと考えてみてはどうでしょう。
1つの会社に長くいると、いつのまにか、自社の常識が世間の常識だと思い込んでいることもあります。それを払拭するためにも、ネットワークを広げてください。

メーカーでエンジニアをしているJさんは会社の先行きに不安を感じ、転職を考えはじめました。老舗ではあるものの、時代の変化に対応できておらず、採用も新卒中心のせいか、改革していこうという気持ちのある人が少ないのです。
成長産業が狙い目だと思い、以前から参加している読書会のメンバーに、さりげなくリサーチしてみました。

彼らの意見では、やはりネット業界やゲlム業界が強く、これからはWEB系のエンジニアやスマホアプリの開発にシフトしていける人が強いと言います。最近、友人のl人が人材エージェントを通して好条件の転職をしたことも聞きました。世間話程度とはいえ、社内では決して得られない有益な情報でした。

Jさんはさっそく自分のスキルで対応できる求人があるかどうかを調べはじめ、そのジャンルに強そうな人材エージェントに登録しました。チャンスをつかむ人は例外なくフットワークが軽く、ネットワークを広げています。最初は飲み会を開く程度の小さな一歩でいいので、勉強会をはじめてみませんか?

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