こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、REVISIOさんです。
REVISIOは「新しいデータによって、メディアマーケットを圧倒的に進化させる」をミッションとし、IoT・人体認証技術を通じてテレビやコネクテッドTVの視聴データを収集・分析を行っています。
また、アテンション・データへアクセスするSaaS型BIツール『Telescope』等をメインに提供。多くのCM広告主・放送局・広告会社から高い支持を得ており、順調に活躍の場を広げています。
2023年1月にはDBJキャピタル・きらぼしキャピタル・THE CREATIVE FUND・クロスベンチャーズ・Bloom&Co.の各社や複数のエンジェル投資家などを引受先とした、総額5.4億円の資金調達を実施しました。
調達した資金は更なる事業拡大に向けたプロダクトの開発と展開、および採用強化やビジネス基盤構築への積極投資等に充てられます。加えてテレビ広告費の最適化に欠かせない“注視”データのサービス認知・利用拡大を加速させるためにも用いられるとのことでした。
この記事では、REVISIOの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
REVISIO転職の要点
REVISIOの特徴
・「新しいデータによって、メディアマーケットを圧倒的に進化させる」をミッションに掲げる
・「1+1=3 期待を超えるパフォーマンス」「One Team 共通の課題にみんなで立ち向かう」「Passion 熱量をもってやりきる」をカルチャーとする
・テレビの視聴率調査をより精細に出す技術を開発・提供する MIT 発スタートアップ
・アテンション・データへアクセスするSaaS型BIツール『Telescope』などを展開
・2023年1月に総額5.4億円の資金調達を実施済、累計調達額は約20億円に到達
REVISIOの会社概要
社名 | REVISIO株式会社 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 |
設立 | 2015年3月6日 |
資本金 | 10,000万円 |
従業員数 | 45名 (2022年9月末時点) ※パート・アルバイト含む |
代表者 | 代表取締役社長 郡谷康士 |
事業内容 | テレビを対象としたメディアリサーチ、テレビCM・番組の効果測定分析サービスの提供 |
REVISIOの商品・サービス
この項目では、REVISIOを代表するサービス『Telescope』を解説していきます。
Telescope
『Telescope』は、テレビ視聴のアテンション・データへアクセスするSaaS型BIツールです。
同サービスは人体認識技術を搭載した調査機器を家庭のテレビに設置し、自然な視聴態勢での「テレビを視ている瞬間(=アテンション)」を計測。機器を設置した世帯にお住まいの個人を自動的に識別し、1秒毎の視聴データを蓄積できるようになっています。
主な特長として、次のようなものが挙げられます。
・競合の出稿データまで丸わかり
・自社に最適な指標を選んで、効果的な評価が可能
・最適なメディアプランニングをシミュレーション
・CMクリエイティブも毎秒分析できる
・定量的な評価を実現
視聴率ではなく、“テレビ番組の視られた量をデータ化”するという画期的なアイデアにより、他社との差別化に大きく成功。現在ロッテ・KDDI・サッポロビールといった160社以上が、『Telescope』のデータを実際に活用されているそうです。
テレビCMの“質”をより高めるツールとして、今後もより知名度を上げていくことでしょう。
REVISIOの代表の郡谷康士さんの経歴
郡谷さんは、東京大学法学部をご卒業されています。2005年にマッキンゼーアンドカンパニーに入社され、国内外のマーケティング戦略や事業戦略案件を数多く担当されていたそうです。その後はリクルート中国において、事業企画統括部長・イベントビジネス事業部長を歴任。
また2012年に上海にてデジタル広告代理店、游仁堂(Yoren)を創業されています。そして、2015年に前身となるTVision Insights (TVI)を創業され、代表取締役に就任。2022年に現社名に変更となり、現在に至ります。
REVISIOの採用・求人情報
REVISIOの職種・求人
カスタマーサクセスチーム
・シニアマーケティングコンサルタント
・マーケティングコンサルタント
セールスチーム
・アカウントエグゼクティブ
・シニアアカウントエグゼクティブ
データクオリティ
・データクオリティ業務(マネージャー候補)
データサクセスチーム
・データサイエンティスト (メンバー〜シニア)
マーケティングチーム
・マーケティングコンサルタント
開発チーム
・テックリード
・バックエンドエンジニア
REVISIOの働く環境
REVISIOの平均年収・平均年齢
REVISIOは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
コーポレートサイト上の採用情報によると、
・マーケティングコンサルタント 年収400~700万円
・データクオリティ業務(マネージャー候補) 年収500~700万円
・データサイエンティスト (メンバー〜シニア) 年収600~1,000万円
・テックリード 年収800~1200万円
となっており、スキル・経験によって給与は変動するようです。
REVISIOの労働環境
福利厚生では、下記が整備されています。
・交通費支給
・社会保険完備
・ストックオプション制度
・住宅手当(近地居住の場合に適用 / 月2万円)
・社内表彰制度(賞金あり)
・お弁当無料支給
・書籍購入費用補助
・資格取得費用補助
REVISIOでは10:00~19:00のフレックスタイム制(コアタイム/10:00~16:00)を導入しており、基本的には土日祝日がお休みとなります。
また現在ハイブリッドリモートワークを実施しており、ビジネス本部は週2~3回程度リモートワークOK。入社当初は慣れていただくため、出社中心のスタイルを採用しているそうです。
REVISIO転職を考えるにあたって最後に
REVISIOへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
近年では動画配信サービス市場が拡大し、テレビ画面に映し出されるコンテンツが多様化しました。データを活用したロジカルな運用を、テレビ広告領域で実現する価値は今後もより一層高まっていくでしょう。
そのようななかで同社が提供する『Telescope』をはじめ、各サービスは“テレビの持つ本来のポテンシャルを再認識させるツール”として大きな注目を浴びています。「新しいデータによって、 メディアマーケットを圧倒的に進化させる」ミッションを実現すべく、これからも更なる成長を遂げていくでしょう。
広告業界にイノベーションを起こしたいと考える方・マスコミュニケーション領域に深く携わりたい方は、REVISIOへの転職をぜひご検討ください。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。