こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Ms.Engineerさんです。
「日本女性の雇用環境を改善しIT業界のジェンダーギャップを解消する」をミッションとし、女性のためのコーディングブートキャンプ 『Ms.Engineer』をメインに提供しています。
2023年3月にはユナイテッド・iSGSインベストメントワークス・かんしん事業承継&未来創造ファンド(GP:恒信サービス、フューチャーベンチャーキャピタル)・THE CREATIVE FUND,LLP・NOWを引受先とする、資金調達を実施。
また調達した資金は更なるプログラム内容の向上や運営体制の基盤強化などに活用されます。
この記事では、Ms.Engineerの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Ms.Engineer転職の要点
Ms.Engineerの特徴
・「日本女性の雇用環境を改善しIT業界のジェンダーギャップを解消する」をミッションに掲げる
・「リスキリングの力で世界を押し上げる」をビジョンに掲げる
・女性のためのコーディングブートキャンプ 『Ms.Engineer』の開発・運営を手がける
・2023年3月に資金調達を実施済、調達総額は2.3億円に到達
Ms.Engineerの会社概要
社名 | Ms.Engineer株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5F KSフロア |
設立 | 2021年11月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 やまざきひとみ |
事業内容 | 未経験から最短6ヶ月で世界に通用する女性エンジニアを養成するコーディングブートキャンプ『Ms.Engineer(ミズエンジニア)』の運営 |
Ms.Engineerの商品・サービス
Ms.Engineer
『Ms.Engineer』は、未経験から最短6ヶ月で世界に通用する女性エンジニアを養成するためのサービスです。
当サービスは、アメリカのシリコンバレーで始まった「コーディングブートキャンプ形式」を採用。高難易度の授業と演習を短期間で繰り返す手法のより、高い教育効果が得られる点が最大のメリットでしょう。
またフルスタックエンジニアになるための多言語開発に加え、コンピューターサイエンス・ロジカルシンキングといったソフトスキルの講義も行っています。開発言語の基礎を学んだ後は、IT企業で実際に使われているAPIを用いた開発研修等を含む複数回にわたるチーム開発も実施。より実践的な経験を積むことで、現場で活躍する力を養成できるでしょう。
さらに受講生の対象を女性に限定することで、プライベートやキャリアについて相談しやすい環境を用意。心理的安全性の高いコミュニティにより、実際に受講した生徒からの満足度は「約98%」と非常に高い評価を得ています。
Ms.Engineerの代表のやまざきひとみさんの経歴
やまざきさんは、1984年生まれで東京都のご出身です。
2007年に、サイバーエージェント新卒で入社。Ameba事業本部にて、入社2年目で仮想空間アバターサービス「アメーバピグ」立ち上げプロデューサーに就任。500万会員まで成長させた後、約20事業の立ち上げに携わっています。
その後スマートフォンコミュニティ事業部長・ママ事業部部長等を経て、2015年にサイバーエージェントを退社。独立を決意されます。
2015年12月より、女性認知度No.1動画メディア「C CHANNEL」の編集長に。2016年にPR/マーケティング及びコンテンツ制作を行うアタラシイヒ(旧社名:HINT)を設立し、代表取締役に就任されました。
そしてIT業界のジェンダーギャップ解消のために、2021年11月にMs.Engineerを設立。現在もアタラシイヒ・Ms.Engineerの代表を兼任されているそうです。
Ms.Engineerの採用・求人情報
Ms.Engineerの職種・求人
エンジニア
・Technical Teaching Manager (講師)
ビジネス
・CMO候補
・アライアンスマネージャー
・プロダクトマネージャー
Ms.Engineerの働く環境
Ms.Engineerの平均年収・平均年齢
Ms.Engineerは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
Ms.Engineerの労働環境
「大切な人たちの笑顔と健康なくして、いい仕事はできない」という想いをもとに、柔軟かつ効率的な働き方を導入しています。
・週休3日制
– 大切な人たちと過ごす時間や自身も学び続ける時間を確保するため、週休3日制を導入
・休暇制度
– 年次有給休暇・Sick Leave(有給私傷病休暇)・夏季休暇等
・フレックスタイム制
– コアタイムは11時~16時/(会議などもこの時間内に行うことを推奨)
・フルリモート勤務
– “オフィスはslack”をモットーとする/notion等のドキュメントツールは「記録」、slackは「会話」など、フルリモートで成果を出すための仕組みを構築
・ワーケーション手当
– 自宅の環境が良くない時・気分転換を図りたい時など、必要に応じてワーケーション手当申請も可
・リスキル支援
– Ms.Engineer受講料の一部を会社が負担
・メンバー同士のコミュニケーションを重視
– 月に一度全社ミーティングを実施(オフサイト/オンサイト)
Ms.Engineer転職を考えるにあたって最後に
Ms.Engineerへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
同社は「即戦力となる女性エンジニアの育成・輩出を加速させること」「日本経済と女性の雇用環境を取り巻く社会課題を解決すること」を目指し、着実に成長を重ねてきました。今後も“意志ある女性の人生を変える”サービスとして、より知名度を上げていくことでしょう。
「人生を切り拓きたい」と考える女性を支援したい方・IT人材不足の課題解決に貢献したい方は、Ms.Engineerへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。