こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Fundsさんです。
Fundsが掲げるミッションは、「未来の不安に、まだない答えを」。社会を取り巻く金融・資産運用の課題を解決していくFinTechスタートアップとして、個人が上場企業に間接的にお金を貸して増やす資産運用サービス「Funds」を運営しています。
2023年3月には、既存株主のANRI、グローバル・ブレイン、B Dash Ventures、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、三井住友信託銀行、FFGベンチャービジネスパートナーズ等、新規引受先として楽天証券、国内機関投資家(社名非公開)、Hanwha Asset Management、Cygames Capital、マーキュリアホールディングス等を引受先とした第三者割当増資に加えて、みずほ銀行、千葉銀行、商工中金を借入先としたデットファイナンスによる総額約36億円の資金調達を実施しました。
調達した資金はFundsを通じて成長企業に循環させていくことで経済を活性化すること、Fundsの機能充実や連携パートナーの拡大、また顧客獲得のための新たな施策や事業展開に向けた人材獲得およびマーケティング費用に充てられるそうです。
また、今回のシリーズDでの資金調達により累計調達額は68億円になりました。
この記事では、Fundsの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Funds転職の要点
Fundsの特徴
- 2023年3月に総額36億円の資金調達を実施、累計調達額が68億円に到達
- 貸付投資のオンラインプラットフォーム「Funds(ファンズ)」を運営
- 2023年2月、2019年1月のFundsサービス開始以来の累計募集額が300億円を突破
- Great Entrepreneur Award「最も注目されているスタートアップ企業」カテゴリで2位を受賞
Fundsの会社概要
社名 | ファンズ株式会社 (旧社名 株式会社クラウドポート) |
所在地 | 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 フジワラビルディング5階 |
設立 | 2016年11月1日 |
資本金 | 100,000千円 |
代表者 | 代表取締役 藤田 雄一郎 |
役員 | 共同創業者/取締役 柴田 陽 取締役 笹嶋 靖史 取締役/弁護士 髙尾 知達 取締役 若松 慶信 社外取締役/弁護士 川中 浩平 社外取締役 中野 慎三 社外取締役 立岡 恵介 常勤監査役 柴田 篤夫 常勤監査役 河野 哲行 社外監査役 熊谷 謙志 |
事業内容 | 金融商品取引業 インターネットによる情報サービス業 |
Fundsの商品・サービス
Funds
Fundsは、個人が企業に間接的にお金を貸すことでリターンを得ることができ、単純な分配によるリターンだけでなく優待券などのお得な特典を受け取ることもできる貸付型(融資型)クラウドファンディングサービスです。
個人が利用するにあたり、固定利回りで値動きがない・1円から投資が可能・上場企業が中心といったわかりやすく安心な商品性なので、投資初心者の方でも気軽に参加できます。
また、企業にとっても個人投資家との接点や自社のサービス・プロダクトの認知度向上・ファンづくりを目的としたメリットがあります。
現在、サービス開始から約4年で6万を超えるユーザーの利用実績があり、累計募集金額も300億円を突破しました。上場企業を中心に70社を超える企業の参画、累計250本以上のファンドが公開されていますが、分配遅延やデフォルトは未だ0件(2022年12月時点)と安心して資産運用できるのもと特徴の一つです。
Fundsの代表 藤田 雄一郎さんの経歴
藤田さんは早稲田大学商学部のご出身です。大学卒業後は株式会社サイバーエージェントに入社。その後、2007年にマーケティング支援事業を行う企業を創業し、2012年上場企業に売却、2013年に大手ソーシャルレンディングサービスの立ち上げに経営メンバーとして参画されています。そして、2016年11月に株式会社クラウドポート(現ファンズ株式会社)を創業されました。
藤田さんはもともと金融出身ではなく、投資初心者の目線も持ち合わせながらサービスの運営にあたっているので、Fundsの使いやすい商品特性に生きているのでしょう。
Fundsの採用・求人情報
Fundsの職種・求人
<プロダクト開発部>
・ソフトウェアエンジニア
サーバサイドエンジニア
フロントエンドエンジニア
サイトリライアビリィティエンジニア
・QAエンジニア
QAエンジニア
・プロダクトマネージャー
テクニカルプロダクトマネージャー
<事業開発部>
・事業開発
事業開発
<ビジネスプロモーション部>
・営業
<審査部>
・審査担当
審査担当
Fundsの働く環境
平均年収・平均年齢
Fundsは非上場企業のため、平均年収・平均年齢に関する情報は公開されていませんでした。
労働環境
Fundsの働き方はフレックスタイム制を採用しており、コアタイムは11:00~16:00、フレキシブルタイムは7:00~11:00 または16:00~22:00となっています。休日・休暇は完全週休2日制(土・日)、祝日、会社が定める日(年末年始休暇)、特別休暇(1年毎3日付与、慶弔休暇:結婚、配偶者の出産、忌引き)、有給休暇(入社時に10日間の有給休暇を付与、以降1年ごとに社内規定に準ずる日数を付与)があります。
また、福利厚生は社会保険の健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険を完備。社内研修、書籍購入補助、食事会費用補助などの教育サポートもあります。
Fundsに関する口コミまとめ
やりがいと成長
金融、法律、ITと多様なバックグラウンドのメンバーが集まっていますが、共通のvalueのもと社員皆が利用者に対して価値あるものを提供すること、コンプライアンス遵守を実現することを最優先に考えているのが特徴です。
また、裁量労働制ということもあり、各々自律した業務を担っているため実績が直結する点も成長できるポイントの一つです。
人間関係
Funds+Unipos=funiposという独自のwebサービスを用いて、普段のちょっとした感謝や賞賛を可視化するカルチャーがあり、部署をまたいだコミュニケーションやバリューの浸透に繋がっています。
働く環境・待遇
週4日勤務や時短勤務の相談やフレックスタイム制(プロダクト開発部では裁量労働制)も導入しており、柔軟な働き方が可能です。
年齢は~29歳が13% 、30~39歳が53% 、40~49歳が30%、 50歳以上が4%となっています。
また、子育て家庭の割合は全体の34%で藤田代表をはじめとした子育て中の役員、メンバーが多数おり、送迎のためのカレンダーブロックやお子様のイベントのための有休取得をする者も多く、子育てに非常に理解のあるカルチャーのようです。
Funds転職を考えるにあたって最後に
ファンズ株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
日本における“投資の選択肢”を増やしたいという思いから誕生した「Funds」。日本には『投資の選択肢が少ない』という課題があり、株式投資・投資信託・暗号資産(仮想通貨)といった高いリターンを得られる可能性もあれば逆に大きな損を被るリスクもあるもの、または損をしにくくリスクが低いが期待できるリターンも大幅に低い国債など、二極化しているのが現状です。
その中間に当たるような投資を目指したのがFundsで、企業に間接的に資金を貸し出す形で投資ができる「貸付投資」のサービスです。今後も引き続きFundsの人気は急拡大していくでしょう。
「金融を変えたい」「社会に新しい価値を提供したい」という方は、Fundsへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。