ベンチャー転職・スタートアップ転職に失敗しないオススメのエージェント【2026年最新版】

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約25年、ベンチャー転職、スタートアップ転職のご支援をさせていただいておりますが、最近はものすごく多くのエージェント会社が出現しています。またこの業界に最近入ったという方が多いのも実情です。

私自身エージェントとして、この世界に長く貢献してきたため、私にオススメのエージェントは誰ですか?とは聞きにくいようです。

一方で多くの方がベンチャー転職、スタートアップ転職に悩んでおり、沢山のスカウトを受けていることからオススメを知りたいというニーズがあることが多方面のヒアリングからわかっております。

そこで私が知っている方ですとか、クライアントや個人の方からバイネームでお名前が上がっている方について勝手ながらリコメンドさせていただきます。

独断のことですし、きっと他にも素敵な方は沢山いると思いますが、聞いたところによるととんでもないことをしてしまっているエージェントの方もいるようですので、何かの参考になればということで。

【2026年4月更新】 エージェント各社の最新状況を反映し、注目すべきエージェントも追加しました。各社の強みだけでなく注意点も率直に記載しています。

目次

2026年のベンチャー転職エージェント市場の変化

近年、ベンチャー・スタートアップ領域の転職エージェント市場は大きく変化しています。

  • ダイレクトリクルーティングの台頭:企業が候補者に直接アプローチする手法が急成長。導入企業率は4年間で約19ポイント増加し、IT・スタートアップ中心に拡大しています。
  • スタートアップ・エコシステムの成熟:国内スタートアップは23,000社超、就業者数は約87.9万人に。一方でIPO数は減少傾向(2025年はグロース市場で41社と12年ぶりの低水準)で、M&Aによる出口が増加しています。
  • エージェントの差別化:業界知識の深さ、経営者との人脈、中長期的なキャリア設計力が一層重視されるようになっています。

こうした環境変化を踏まえ、本当に信頼できるエージェントを選ぶことがますます重要になっています。

エージェント①:フォースタートアップス(for Startups) 志水雄一郎さん

スタートアップ、ベンチャー系の採用支援で急速に知名度が上がった会社の代表の方です。私のインテリジェンス時代の先輩でもあります。インテリジェンス時代から多くの伝説を持っている方です。スタートアップにアツイ情熱を持っており、多くの支援実績があります。志水さんの「本物を見抜く眼力」と言いますか、そのようなお力がある方だと感じています。

またインテリジェンス自体がそういった力がある会社でしたが、見せ方やデザイン、コピーなどセンスがあって羨ましいなと思います。私からしますと先輩なのですが、どういうわけか志水さんが若く見えるため誤解されることがありその意味でもいいな!と思ってます。昔のインテの人はみなそうですが、ハードワーカーでもあります。

【最新情報】 フォースタートアップスは2020年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。2026年3月期の上半期は経常利益が前年同期比2.1倍の3.3億円に急拡大し、通期予想も上方修正されました。2026年1月からは共同代表制に移行(CEO志水氏 + COO恒田有希子氏)し、さらなる成長を目指しています。主力のタレントエージェンシー事業は「ヒューマンキャピタル」に名称変更。転職成功者の平均年収は918万円、半数以上が年収1,000万円超と、ハイクラス転職に強みを発揮しています。

【利用時の注意点】 スタートアップ特化エージェントとしてはほぼ全ランキングで上位に入る実力ですが、担当者によって対応の差があるとの声も。連絡が頻繁だと感じる場合もあるため、希望の連絡頻度は最初に伝えておくと良いでしょう。また求人は首都圏中心で、地方の方はリモート求人を確認しましょう。

エージェント②:ThinkSelect(シンクセレクト) 志村麻美さん

志村さんとは実は学生の時に面談しております。その後社会人になりキャリア相談することになったというのがきっかけで、前職インテリジェンスにジョインいただきました。その後、ベンチャー経験などを経て、起業して長年スタートアップ領域の転職支援に携わっています。

傾聴力高く、ヒアリングスキルがとても高く、業界歴も長く経験も豊富です。

【最新情報】 以前はスローガンアドバイザリーの代表として活躍されていましたが、同社は2021年3月にスローガン株式会社(東証グロース上場)に吸収合併されました。志村さんは自身が2011年に創業した株式会社ThinkSelect(シンクセレクト)を再始動し、現在はスタートアップ特化のキャリアエージェントとして独立運営されています。また、経産省が手掛けるSHIFT(x)採択プロジェクトの一般社団法人ISHIKETTEIの理事も務め、スタートアップへの「初転職」支援にも力を入れています。なお、スローガンの中途転職サービスは現在「Goodfind Career」として継続中です。

【利用時の参考】 少人数制のエージェントのため、一人ひとりに丁寧な対応が期待できます。代表の志村さんはインテリジェンス、Atrae(Green立ち上げ)、スローガンと業界の第一線を歩んできたベテランです。

エージェント③:フューチャーリンク 松井健治さん

私の前職のグループ会社のヘッドハンティングやサーチをする会社で経験、実績を重ねて、独立。人材のスカウティングのスキルが相当高い。あまりソーシャル上での発信をなさらない方なので、知る人ぞ知るというお方。

松井さんの名前が上がると、このクライアントにコミットしているのかなどわかり、この会社がいまいいのだろうなと思うこともしばしば過去ありました。仕事が本当に的確だと評判です。

【最新情報】 松井さんはIT業界のCxO・キーパーソン候補に特化したハイクラス転職エージェントとして引き続き高い評価を得ています。決定実績は800名以上、面談候補者10,000人以上。特筆すべきはビズリーチでMVP5回獲得し、2024年に殿堂入りを果たしたこと。年収1,000万円以上のハイクラス非公開求人に強みを持っています。

【利用時の注意点】 CxO・経営幹部クラスに特化しているため、一般的な転職やジュニア〜ミドル層には向きません。マネージャー以上の経験がある方、年収1,000万円以上を目指す方に適したエージェントです。

エージェント④:エージェントセブン 小須賀陶子さん

オプトにおいてクリエイター経験があり、クリエイター、デザイナーなどを中心としたウェブ系人材に強みを持っています。なかなかレアなエージェント。自分が信頼する人事の方からも名前で優秀だったとあがるように専門性とホスピタリティを持っています。

【最新情報】 小須賀さんはエージェントセブンの取締役シニアコンサルタントとして現在も活動中です。IT/Web業界に特化したキャリア・転職・採用支援を継続しており、GOOD AGENT AWARD金賞(2016年)・大賞(2017年)受賞、Google口コミ4.9の高評価、書類選考通過率約8割という実績を誇ります。転職後もカスタマーサクセス部隊が入社後の活躍まで伴走するサポート体制が特徴です。

【利用時の注意点】 IT/Web業界に特化しているため、それ以外の業界を希望する方には向きません。また厳選型のため、大量の求人紹介ではなく、質重視のマッチングスタイルです。

エージェント⑤:プロコミットキャリア

ベンチャー・スタートアップ・成長企業に特化したハイクラス転職エージェントです。経営層・事業部長クラスの求人を中心に扱っており、コンサルタントの質の高さが最大の特徴。「ヘッドハンターオブザイヤー」2年連続受賞のコンサルタントが在籍し、企業理解の深さが突出しています。

起業フェーズからメガベンチャーまで幅広い企業のビジネスモデルや組織課題を把握しており、転職軸や候補者の強みの言語化においても他社と比べて高い評価を得ています。CxOやVPoEなどの経営幹部ポジションを目指す方にとって、強力なパートナーとなるでしょう。

【利用時の注意点】 求人は首都圏中心で約900件程度と大手比では限定的。転職回数が4社以上、離職期間が3ヶ月以上の場合は紹介が少なくなることがあります。人気エージェントのため、時期によっては新規受付を一時停止することもあります。退会後の勧誘連絡が多いとの声もあるため、不要な場合は明確に伝えましょう。

エージェント⑥:クライス&カンパニー

ハイクラス・マネジメント層向けの転職支援で創業20年以上の老舗エージェントです。長年の実績に基づくクライアント企業との強いパイプを持ち、高年収の独占案件を多数保有しています。

面談の深さに定評があり、候補者のキャリアの方向性を一緒に言語化してくれるスタイルが特徴。レスポンスが速く、仕事と転職活動の両立がしやすいという声も多いです。ベンチャー案件も豊富で、30代〜40代のマネジメント経験者がベンチャーへの転職を検討する際に心強いパートナーです。クライス&カンパニーの「CXO転職市場レポート」は業界の定番資料として、CxO求人のトレンドを把握する上でも参考になります。

【利用時の注意点】 マネージャー層以上が対象のため、職務経歴やマネジメント経験が不十分だと求人を紹介してもらえないことがあります。ベンチャー特化というよりは「ハイクラス全般」なので、ベンチャーだけに絞りたい方は他のスタートアップ特化エージェントとの併用がおすすめです。地方求人も限定的です。

ベンチャー転職エージェント比較一覧【2026年版】

まずは各エージェントの特徴を一覧で把握しましょう。

エージェント 得意領域 対象層 特徴
フォースタートアップス スタートアップ全般 ハイクラス 転職成功者平均年収918万円。東証グロース上場
ThinkSelect スタートアップ全般 全層 少人数制で丁寧な対応。代表の業界歴15年超
フューチャーリンク CxO・経営幹部 エグゼクティブ ビズリーチMVP殿堂入り。年収1,000万円以上中心
エージェントセブン IT/Web・クリエイター ミドル〜ハイクラス 書類通過率約8割。転職後のサポートあり
プロコミットキャリア 成長企業全般 ハイクラス ヘッドハンターオブザイヤー2年連続受賞
クライス&カンパニー マネジメント・CxO 30代〜40代 創業20年超の老舗。高年収独占案件多数

この中から自分の年齢・経験・志向に合ったエージェントを2〜3社選んで並行活用するのがおすすめです。

そもそもベンチャー転職のメリット・デメリット

エージェント選びの前に、そもそもベンチャー・スタートアップへの転職にはどんなメリットとリスクがあるのかを整理しておきましょう。約25年この業界に携わってきた実感として、率直にお伝えします。

ベンチャー転職のメリット

  • 裁量権の大きさ:大企業では何年もかかる意思決定が、スタートアップでは即日で行われることも。自分のアイデアがすぐに事業に反映される環境です
  • 成長スピード:人数が限られるため、営業・採用・企画など多領域を経験できます。3年で大企業の10年分の経験を得る方も珍しくありません
  • 経営者との距離:CEOやCxOと日常的にやり取りする機会があり、経営視点が自然と身につきます
  • ストックオプション(SO):IPO前に入社すれば、SOによって年収以上のリターンを得る可能性があります。実際に私の知人でも数千万〜億単位のリターンを得た方がいます
  • 市場価値の向上:ベンチャーで実績を出した人材は転職市場で非常に高く評価されます。特にCxO経験は希少価値が高い

ベンチャー転職のデメリット・リスク

  • 年収が下がる可能性:大企業やコンサルから転職する場合、短期的には年収が下がるケースが多い。特にシード〜シリーズAの企業では覚悟が必要です
  • 福利厚生の違い:住宅手当、退職金、研修制度など、大企業と比較すると見劣りする部分があります
  • 事業リスク:スタートアップの生存率は厳しく、5年後に存続している企業は全体の約15%とも言われます
  • 業務の曖昧さ:「何でもやる」が求められるため、明確な職務範囲を求める方にはストレスになることも
  • 長時間労働になりやすい:少人数で大きな成果を出す必要があるため、特に立ち上げ期はハードワークになりがちです

大事なのは、これらのデメリットを「許容できるか」ではなく「そこに成長機会を見出せるか」です。メリット・デメリットを正直に理解した上で飛び込んだ方のほうが、結果的に活躍しています。

ベンチャー転職に向いている人・向いていない人

向いている人の特徴

  • 自走できる人:指示を待つのではなく、自分で課題を見つけて動ける方。これが最も重要です
  • 変化を楽しめる人:事業方針や組織体制が頻繁に変わります。「また変わったの?」ではなく「次はこうやってみよう」と思える方
  • 成果にこだわれる人:プロセスよりも結果で評価される世界。数字で成果を示せる方は圧倒的に重宝されます
  • 不完全な状態に耐えられる人:マニュアルも制度も整っていない状態から自分で作っていく。この「カオス耐性」はベンチャーで最も求められる資質の一つ
  • 経営に興味がある人:将来的に起業や経営幹部を目指す方にとって、ベンチャーは最高の学びの場

慎重に検討すべき人の特徴

  • 安定した収入・福利厚生を最優先する方
  • 明確な役割分担・キャリアパスが用意されている環境を好む方
  • ブランドネームを重視する方(「どこで」働くかが「何を」するかより重要な場合)
  • ワークライフバランスを厳密に管理したい方

ただし、「向いていない」と断言できるケースは実は少なく、タイミングと企業フェーズの選び方次第で合う環境は見つかることが多いです。シリーズB以降の企業であれば、ある程度の制度・体制が整っている企業も増えています。迷ったらまずエージェントに相談してみてください。

【年代別】ベンチャー転職のポイント

20代のベンチャー転職

20代は最もベンチャー転職の「旬」です。吸収力が高く、失敗してもリカバリーが効く。ポテンシャル採用も多く、未経験領域にチャレンジしやすい年代です。

  • 注意点:「なんとなくベンチャーがかっこいい」で選ぶと失敗します。なぜベンチャーなのか、何を得たいのかを明確にしましょう
  • おすすめエージェント:ThinkSelect(丁寧なキャリア面談で方向性を整理してくれる)

30代のベンチャー転職

30代はマネジメント経験や専門スキルを武器に、事業責任者やVP、CxO候補としてのポジションを狙えます。大企業で培った経験をスタートアップで活かす黄金期です。

  • 注意点:年収ダウンの幅が大きくなりやすい年代。SOを含めたトータルリターンで判断する視点が重要
  • おすすめエージェント:フォースタートアップス(ハイクラス×スタートアップのマッチングに強い)、プロコミット(成長企業のキーポジションに強い)

40代以上のベンチャー転職

40代は経営幹部・CxOとしての転職が中心になります。豊富な業界経験やマネジメント実績が武器。一方で、スタートアップのカルチャーに適応できるかが最大のハードルになることも。

  • 注意点:「前の会社ではこうだった」が禁句。これまでの経験を活かしつつ、新しい環境に合わせる柔軟性が求められます
  • おすすめエージェント:クライス&カンパニー(40代のマネジメント層に強い)、フューチャーリンク(CxO特化)

ベンチャー転職の流れ【6ステップ】

初めてベンチャーに転職する方のために、一般的な流れをお伝えします。

ステップ1:情報収集・自己分析

まずは自分のキャリアの棚卸しと、ベンチャー業界の理解から始めます。転職サイトやVCのポートフォリオを見て、興味のある領域・フェーズを絞りましょう。

ステップ2:エージェントへの相談

スタートアップ特化のエージェントに2〜3社登録します。初回面談ではキャリアの方向性を整理し、「どんなベンチャーが合うか」を一緒に考えてもらいましょう。

ステップ3:求人紹介・企業研究

エージェントから求人の紹介を受けたら、企業のビジネスモデル、資金調達状況、経営陣の経歴を徹底的に調べます。調達額はCrunchbaseやINITIAL、企業HPのプレスリリースで確認できます。

ステップ4:面接(カジュアル面談含む)

ベンチャーの面接はカジュアル面談→本選考の流れが多い。カジュアル面談は「お互いの相性確認の場」なので、気になることは何でも聞きましょう。特にCEOとの面談は重要で、経営ビジョンや事業の方向性に共感できるかが鍵です。

ステップ5:条件交渉・オファー

年収だけでなく、SO・役職・入社時期・業務範囲を確認します。特にSOの付与条件(ベスティング期間、行使価格、割合)は必ず書面で確認しましょう。エージェントに交渉を任せるのも有効です。

ステップ6:入社・オンボーディング

入社後90日が勝負。まずは社内の信頼を獲得することに集中しましょう。大企業からの転職の場合、「いきなり大きな改革を提案する」のではなく、まず現場を理解することが大切です。

ベンチャー転職と年収・ストックオプション

ベンチャー転職で多くの方が気にするのが年収です。正直にお伝えすると、大企業→ベンチャーの転職で短期的に年収が上がることは少ないです。

年収の目安

  • シード〜シリーズA:400万〜700万円(CxO除く)
  • シリーズB〜C:600万〜1,200万円
  • IPO前後〜メガベンチャー:800万〜2,000万円
  • CxOポジション:1,000万〜3,000万円(SOは別途)

ストックオプション(SO)の考え方

SOはベンチャー転職の大きな魅力ですが、「もらえたらラッキー」くらいの温度感が健全です。

  • SOの価値が実現するのはIPOまたはM&AによるEXIT時のみ
  • ベスティング(権利確定)に通常2〜4年かかる
  • EXIT前に退職すると行使できないケースも
  • IPOしない企業も多い(スタートアップ全体の数%程度)

SOに過度な期待を持って転職すると、EXIT前の厳しい時期にモチベーションが下がるリスクがあります。「その仕事自体にやりがいを感じられるか」を判断軸にすべきです。

ベンチャー転職エージェントの選び方【2026年版】

多くのエージェントが存在する中で、自分に合ったエージェントを選ぶポイントをお伝えします。

1. 業界・領域の専門性

ベンチャー・スタートアップへの転職であれば、その領域に特化したエージェントを選びましょう。業界の内部事情や非公開求人の情報を持っているかどうかが、転職の成功を左右します。大手総合エージェントとスタートアップ特化エージェントでは、保有する情報の質が大きく異なります。

2. エージェント個人の経験値とネットワーク

会社の知名度だけでなく、担当者個人がどれだけの転職支援実績を持っているかが重要です。ベンチャー業界では経営者やVCとの人脈が求人情報に直結するため、業界に深く入り込んでいるエージェントほど価値があります。

3. 中長期的なキャリア視点があるか

目先の成約を優先するのではなく、候補者の中長期的なキャリアを考えた提案ができるエージェントを選びましょう。特にベンチャー転職はリスクも伴うため、5年後、10年後のキャリアパスまで見据えたアドバイスが重要です。

4. 複数のエージェントに相談する

エージェントはみな得意な領域や特徴をもっています。1人だけに頼り切るのではなく、2〜3社のエージェントに並行して相談し、セカンドオピニオン的に意見を聞いてみるのがおすすめです。

5. 口コミ評価だけで判断しない

Google口コミなどの評価は参考になりますが、口コミの数字だけでエージェントの質を判断するのは危険です。特にエージェント側が口コミ投稿を促しているケースもあります。実際に面談してみて、自分との相性やサポートの質を確認することが最も確実です。

ベンチャー転職でよくある質問(FAQ)

Q. ベンチャーとスタートアップの違いは?

厳密な定義はありませんが、一般的にスタートアップは革新的なビジネスモデルで急成長を目指す企業(EXIT前提)、ベンチャーはそれより広く「新興の成長企業」全般を指します。日本では両方を含めて「ベンチャー」と呼ぶことが多いです。実際の転職活動では、この違いにこだわるより、企業フェーズ(シード/シリーズA/B/C〜)で分けて考えるほうが実用的です。

Q. 未経験からベンチャーに転職できる?

可能です。特に20代であればポテンシャル採用がありますし、30代以上でも営業力、マネジメント力、専門スキルのいずれかがあれば評価されます。業界未経験よりも、「成長意欲」と「自走力」があるかどうかが重要です。

Q. 大企業からベンチャーに転職して後悔する人の特徴は?

最も多いのは、「ベンチャー=自由で楽しい」というイメージだけで転職した人です。実際は泥臭い業務が大半で、自分で仕組みを作る必要がある。また「大企業の看板がなくなったら何もできなかった」というパターンも。転職前に「自分は何ができるのか」を棚卸ししましょう。

Q. ベンチャー転職で失敗しないためのチェックポイントは?

  • 経営者の経歴・ビジョンに共感できるか
  • 資金調達状況は健全か(ランウェイが1年以上あるか)
  • 直近の成長率(売上・ユーザー数)は伸びているか
  • 社員の定着率はどうか(面接で聞きにくければエージェント経由で確認)
  • SOや株式報酬の条件は書面で明確か

Q. ベンチャー転職に有利な資格やスキルは?

正直に言うと、資格よりも「実績」が圧倒的に重視されます。ただし強いて挙げるなら、MBA、中小企業診断士、PMP、AWS認定などは評価材料になります。それ以上に、「前職で売上をX%伸ばした」「チームを0から立ち上げた」といった具体的な成果を語れることのほうが重要です。

まとめ

2026年現在、ベンチャー・スタートアップ転職市場はダイレクトリクルーティングの普及やM&A出口の増加など、大きな変化の渦中にあります。だからこそ、業界を深く知るエージェントの存在価値はむしろ高まっています。

エージェントはみな得意な領域や特徴をもっています。せっかくの機会ですから、後悔のないベンチャー転職、スタートアップ転職ができるよう、最善を尽くしましょう。

ちなみに私もベンチャー、スタートアップ系の採用、転職支援を約25年ほどしております(笑)最後は宣伝風にしてみました。これまで11,000人以上のキャリア支援、約80社へのエンジェル投資(うち9社がIPO)を行ってきました。長くこの世界にいた感想として、中長期的なお付き合いができるかどうかが何より大事だなと感じています。短期的には良いことも良くないことも起こりますが、長い目でみることが大事だなということです。

キープレイヤーズでは、代表の高野が直接、ベンチャー・スタートアップ転職のご支援をしております。エージェント選びに迷われている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

執筆者:高野 秀敏

東北大→インテリジェンス出身、キープレイヤーズ代表。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、5社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。149社上場支援実績あり。55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。
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