今の会社・仕事を辞めたい・・・
ほとんどの人が一回は考えたことがあることではないかと思います。実際、Googleでも結構な件数が検索されています。辞めたいと思いつつも辞められない、と悩み続ける人が多いようです。私は社会人6年目の時に辞めたいと思い、退職しましたが、その経緯としては今思い出してもなかなか辛い思いをしました。真剣に働いていましたので。初めての退職の時などは会社によりますが、辞めにくい会社も多いかと思います。
今回は、現在勤めている会社・仕事を辞めた方がいい時に出る症状、辞めたいと思った時にやるべきこと、辞意を伝えやすくなる方法をまとめた上で、転職する際にオススメのエージェントをご紹介します。
目次
今の会社・仕事を辞めたほうがいい時の6つの症状
①気持ちが乗らない時間が長い
人間であれば、落ち込む時やどうしても気持ちが乗らない時があると思います。ただ、それが長続きしていたり、やる気がある訳ではないのに仕事のことばかり考えてしまったりする状態はあまり精神的に健全な状態ではありません。あまりに精神的に厳しい状態に自分を追い込んでしまうと、転職したとしても次の仕事に影響が出てしまうケースがあります。そういった状態になる前に、転職した方がいいでしょう。
精神的に健康でなく、いわゆる「うつ」の状態の前兆をいくつか挙げておきます。
・何をしていても仕事のことを考えてしまう
・考えているようで、行動には移せない
・全て自分が悪いような気がしてしまう
・第三者的に自分を見ている感覚になり、気持ちが乗らない
上記が当てはまる場合は、うつ状態に近いかもしれません。特に、全て自分が悪いような感覚がしてしまうと、他人にうまく相談ができなくなり、抱え込んでしまうことで、さらに悪化することも多いです。いつでも適切に状況を把握して行動することが大切ですので、人に相談すること、共有することは怠らないようにしましょう。あなたの悩みを解決したいと思ってくれる人は必ずいるはずです。ちなみに、心療内科に行ったことはありますでしょうか。実は私は過去行ったことがあるのですが、最初だけ抵抗感があるかもしれません。ただ行ってみて正解でした。話を聞いてもらえるだけでも価値があります。また多くの症例を知ってますので、参考になります。保険も適用になりますので。これを話したらちょっとムッとされたのですが、占いって私割と好きなんですが、とてもいいと感じて、占いよりいいですねと話してしまいました。これは気をつけたほうがいいです。心療内科が良い、占いが良いみたいなことを言いたいわけではなく、比べてはいけませんね。これは私の失敗例です。参考になればと。最近は対面診療を補完するよな形で、オンライン診療というものも出ております。
②身体的な問題が現れる
・高い頻度で偏頭痛がする
・慢性的に体が重い
・腹痛を感じやすく、離席する時間が長くなる
・1つ1つの動作が雑になり、意識しないと音を立てしまう
身体的に問題が発生しているときは、できる限りはやく周囲に伝えて休んだ方がいいです。肉体労働でない限り、体に異変が出るというのはかなり特異なことだと捉えていいでしょう。身体的な面は病院で診察してもらい、併せて自分自身が何か精神的な面で無理をしていないか、立ち止まって考えてみましょう。
③給与が低い
給与が低く、見合っていないと考えている人は多いようです。ただ、実際に年収査定をしていると、自分の給与を高く見積もりすぎている人は少なくありません。私自身会社員時代、色々な年収査定やキャリア相談を受けたことがあります。年収査定については、どうしてもなんと言いますか、プル型のマーケティング的な位置付けのためやや高く出される傾向があるわけなのですが、(低く出したら獲得に繋がらないので)それでもなお参考になると思います。
私自身、一人一人みて年収査定をさせていただいております。高いと思えば高い、低い方は低い、適正かと思えば適正と全て正直に回答しております!ぜひLINEから問い合わせてください。その際は、下記5項目をお送りください。職種も不問でやっております。営業、エンジニア、デザイナー、経理、財務、法務、マーケティング、経営企画、事業開発、CFO、COO、CTO、CEOも!(笑)色々な方がチャットでご連絡いただけるので自分でも面白いな!って思っています!
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1.会社名
2.仕事内容
3.社会人歴
4.現在の年収
5.その他、キープレイヤーズ高野にお伝えしたいこと(任意)
④仕事内容に適性がない
自分の快適な範囲を越えて仕事をするのはキャリアアップする上で、大切なことです。しかし、どうしても合わない仕事もあります。これは真面目な人に多いのですが、なんでもできないといけないと思って自分が向いていないことに時間を過剰に割いてしまうのは勿体無いです。
足が速ければ陸上をやったら結果が出やすい。では相撲をやったらどうなるのか?ということです。最初や1度目の転職でマッチした仕事についている可能性はあまり高くありません。それが新卒で3割の人が退職、転職しているということと多少なりとも関係しています。才能×努力が大事で、才能といっても何の才能があるのか最初からわかっている人は少ないはずです。
企業は向いているか分からない仕事に配属することもあります。これはどうしても発生してしまうことです。流石に一人一人完全にぴったり都合よくは配置できないものです。それがあなたが描くキャリアと必ずしも一致しないこともあるでしょう。そうした時に、適切にSOSを発信することも大切です。
こうした場面で、SOSを発信できない人は多いのですが、悩んでいることを共有してしまった方がすぐに解決に繋がることも少なくないです。できないことができるようになる感覚さえつかめれば、それほど辛いものでなくなる人もいます。
結果を出したいけど出せない、などが精神的な苦痛に繋がることもありますので、結果を出すためにできることはなんでもやってみましょう。基本的には、あなたに結果を残して欲しくないと思っている人は少ないはずなので、共有・相談してできる人と進めるのがやはり近道です。特に新卒で入った会社については一度くらいは我がままを聞いてもらえることがあります。もちろん毎回希望をいっていては信頼されなくなります。言えばいいというものでもないですが、我慢しすぎている方が多いなと感じます。
⑤周りの人を尊敬できない
結果を残して欲しくないと思っている人は少ないはず、と書きましたが、他人が結果を出すことを妬ましく思う人も中にはいます。これを競争心と捉える人・会社もあれば、他者を攻撃する不健全な感情だと捉える人・会社もあります。こうした価値観が合わず、かつその違いを尊敬できない場合は、辞めることを検討した方がいいかもしれません。
全ての価値観が合う人も組織も、基本的には存在しません。ただ、ある事業の捉え方が近しい人がいる組織にいた方が精神的には健全でいられるはずです。本来、人は自分を攻撃したくないので、頭の中で「自分が間違っているんだ、違う考え方をするようにしよう」と考えてるつもりでも、実際に考え方を変えることは難しいです。そして、変われない自分に自己嫌悪が募る、となると、どんどん負のスパイラルに巻き込まれていってしまいます。
そういった場合は、思い切って辞めてしまうのが、自身が成長する上でもよい場合もあります。どんな人でもリスペクトまたは反面教師にするという姿勢はもちろん大事なのですが、我慢しすぎると持たないですね。
⑥将来像が描けない、魅力的でない
嫌なことが全く起きないということは、どの職場で働いていてもないと思います。一時的な感情で、辞めてしまうのはリスクが高いでしょう。ただ、今の会社で3年後も働く自分を想像できないような場合は異なります。見えないもの、終わりのないものを人間は嫌うので、先が見えない(終わりの見えない)仕事は結局長く続きませんし、習熟スピードも遅くなります。将来の自分が想像できない、想像できても魅力的でない場合は、だらだらと働いてしまう結果になりかねないため、辞めたほうがいいかもしれません。
将来像が描けない時に、やると良いことがあります。それはどうなりたいかではなく、どうなりたくないのかを考えるということです。30歳までに、年収500万では嫌だな。部下が一人もいないのは嫌だな。転勤させられちゃうのは嫌だな。例えばこんな感じですね。そうするとそこからの逆算で、いつまでにどういうステップを踏めば良いのか前よりも明らかになるはずです。日本で教育を受けていると、どうなりたいかというのは問われないことが多いです。従ってなりたくない自分像から、それを反対にして、そこから逆算して今何やるべきか考えるのが有効です。神田昌典さんの「非常識な成功法則」という本が参考になります。私はこの本を20代の時に読んで実践しました。ユーグレナの出雲さんも参考になったと以前おっしゃっていました。
仕事を辞めたいと思った時にやるべきこと
直属の上司には早めに相談する
直属の上司には、早めに相談をした方がいいです。相談をするということは、基本的には悪いことではありません。相談をされない限りは、相手も手の打ちようがないので、「察してほしい」と愚痴をこぼす前に自分から相談しましょう。
早めに相談することは、最終的に転職をすることになった場合にもメリットがあります。辞めるリスクがあるとなると、上司は引き留めると同時に、採用や業務引き継ぎについても考えるようになります。この準備期間がないと、内定を承諾したけれど入社できるのは半年後、なんていうことになりかねません。
内定から入社までの期間が伸びてしまうと、「もしかして、上手く調整ができない人なのかな」と転職先からも不安視されることもあります。今の職場で働くことの課題を解決する意味でも、次の職場への転職をスムーズに進める意味でも、上司には早めに相談しましょう。
直属の上司以外には「辞意」として伝えない
こちらは転職時の作法になるのですが、直属の上司以外には「辞意」として伝えることは極力控えてください。噂話で上司に辞意が伝わる、などということがあると、大きなトラブルになりかねません。仕事の相談をすることはいいですが、「辞めようと思う」というのは、どんなに親しい間柄でも上司との間で話がまとまってからにしてください。場合によっては、業務の引き継ぎに支障をきたす場合もあります。
自分の仕事を他の人でもできる状態にする
自分の仕事を引き継げる状態にすることは、円満な退職においても、転職活動においても大切です。
転職においては、自身のやってきたことを言語化し、伝えることが求められるのは想像に容易いと思います。業務の引き継ぎにおいても同様で、自身がやってきたことが何かを言語化して次の人に伝える必要があります。この言語化ができていないという人が意外と多いです。
仕事を辞めたいと言いやすくなる3つの方法
配慮はしても、遠慮はしない
先輩が忙しそうにしているので、なかなか言い出しづらい。
自分のことで人の仕事を増やしたくない。
そう考えているといつまでも言いだせません。考えてみていただければわかるのですが、あなたが辞めるとなると先輩にとっても一大事なはずです。他の仕事で忙しそうにしていても、基本的には部下の進退の方が優先度は高いです。また、仕事を増やすにしても、まだ解決できるかもしれない段階なのか、解決できない上に緊急で対応が必要な段階なのかで、相手への負荷が変わります。
相手に配慮しているようで、実は自分を守るための遠慮でしかないこともあります。本当に相手のためになっているのか、ぜひ考えて行動してみてください。
辞めたい理由を3つに絞る
人は説明できる自信がないものはできれば口にしたくないと思うものです。辞めたい理由というのは、複雑に絡んでいることが多いので、なかなか上手く話せないことも多いです。そういう時は、理由を3つに絞ってみてください。評価が低い。給与も低い。会社の成長性がないなどですね。例えば。
3つに絞ることで網羅性が下がってしまうかもしれませんが、意志が伝わることがまずは大事です。
退職代行サービスを使う
もはや自分で言わない、という手です。EXITやSARABAといったサービスがあります。まだまだ新しいサービスなので、使われる側は抵抗があるかもしれません。一昔前であれば、退職するのにわざわざお金使うの?と思うわけです。しかし実際は伸びてますよね。こういう時代の変化なのかなと。過度にストレスがかかってしまうのはよくないですしね。やっぱり人生、生活あっての仕事ですので、思いつめすぎていいことは本当にない。使うのであれば、不誠実だと思われないように相談や辞意の伝達をした上で、それでも埒があかない場合に使うようにしましょう。
転職する、という時点で波風立てないのは、ほぼ無理ですので、いずれにせよ早めの相談・行動が望ましいですね。
転職を考えるときは専門家に相談しよう
転職先を選びのであれば、プロに相談するのが一番早いです。この記事をご覧いただいているということは、辞めるか迷っている部分もあると思いますが、エージェントであればそういった相談もすることが可能です。
いくつかのエージェントをご紹介して終わりにしたいと思います。
リクルートエージェント
リクルートグループが提供している業界最大手のサービスです。案件数はNo.1だと思うので、まずはリクルートエージェントに相談してみるのがいいでしょう。
DODA
パーソルグループが提供している、こちらも業界最大手と言っても過言ではないサービスです。企業の採用支援、求職者の転職支援両方を経験したエージェントが多いのが強みだと思います。
ビズリーチ
ビズリーチはスカウトサービスです。あなたに興味をもった企業・エージェントからメッセージが届きます。スカウトサービスの中でも幅広い案件を扱っているのがビズリーチです。
キープレイヤーズ
私自身がエージェントとして活動しています。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行って参りましたので、個人として持っている知見は広い方ではないかと思います。年収査定も承っているので、お気軽にご相談ください。
最後に、悩まない人間はいない。私自身も悩みながらもお仕事しております。人間とは弱い生き物ですし、支えながら生きたいですね!どんなに強そうに見える経営者でも実際は悩んでいる人が多いです。強気な人ほど繊細だったりもしますよね。そういう意味では人間ってのはある意味同じなんだなって思いますね。
雨が降ったり、天気が悪いとなんとなく会社行くのもな、、、と弱気になることありますよね。モヤモヤするとか、職場の人間関係の悩みだったり。悩まない人間はいない。私自身も悩みながらもお仕事しております。