年収アップより大事なこととは!?

転職して成功する人が見極めるコツとは

日本では毎年、何人ぐらいの人が転職しているのか、ご存じですか?総務省の「労働力調査」によると、2003~2012年の転職者の数は、 およそ280~350万人となっています。転職活動中の人や転職活動を検討している人を含めると、潜在的な転職志望者の数はその倍以上の550~700万人に達するとも言われています。 

転職自体が珍しくなくなってきた一方で、誤解もあります。それは、転職すると「年収やポジションが上がる」と考えることです。

 

転職と年収アップは繋がらない!?

日本の場合、転職がストレートに年収アップや地位向上につながるケースはほとんどありません。基本的には現状維持、中には年収ダウンで転職する方も少なくないのが現実です。

では、年収が下がっても、転職する理由は何でしょうか?それは、自分の資質と合致し、将来性のある会社を選ぶことです。

▽企業の推移

    • 1.導入期(会社規模一従業員~100人未満)
    • 2.成長期(会社規模一従業員100~300人未満)
    • 3.競争期(会社規模一従業員100~300人未満)
    • 4.成熟期(会社規模一従業員300~1000人未満)
    • 5.衰退期(会社規模一従業員1000人以上)



Aさんは、業績が飛躍的に伸びる「導入期」にある会社に転職しました。目先の年収にこだわらず、自分の資質と合致し、将来性のある会社を選ぶことで、成功したのです。

まずは、会社がどのステージにあるのか見極めましょう。この会社には将来性があると感じたら、希望年収より低くても前向きに入社を検討してもいいでしょう。逆に年収にこだわるあまり、失敗するケースもあります。

たとえば、転職支援金として200万円が支給され、今までより高い年収を提示してきた企業に魅かれたBさんは、 事業内容にも興味があったため、転職を決めました。しかし、入社してみると自分の能力が発揮できる仕事があまりなく、業績も急速に傾いてしまったのです。

ノルマが厳しく、早く結果を出すことが求められ、達成できない場合は居づらくなったり、解雇になるケースもあります。 年収に関しては長い目で見ることが大切です。

 

高野 秀敏

キープレイヤーズ 代表取締役

99年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、30社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。