こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、overflowさんです。
overflowは、エンジニア・デザイナー向けの副業・転職マッチングサービス『Offers』を展開しています。ワークスタイルが多様化する昨今において、当サービスの需要がますます高まっているそうです。サービス利用企業は累計300社を超え、ユーザーも累計1万人を突破し、高い支持を得ています。
2021年12月には、シリーズAラウンドとしてFFGベンチャービジネスパートナーズ・DNX Ventures・アカツキ「Heart Driven Fund」・三菱UFJキャピタルなどを引受先とした、3億円の資金調達を実施。また、調達した資金は更なる事業拡充や人材採用において使用される予定です。
今後は、2022年のローンチを目標に新たな人材管理SaaSの開発も進め、それをOffersと連携することで、採用から評価までワンストップで管理ができ、複業転職を軸にした採用市場の活性化をリードすることを目指すそうです。
この記事では、overflowが持つ特徴や求人情報などの詳しい情報をまとめています。
目次
overflow転職の要点
overflowの特徴
・「時間をふやす」をビジョンに掲げ、“世の中の非効率を解決する事業”を展開している
・複業・転職マッチングプラットフォーム『Offers』、デジタルマーケティング事業『forReader』をメインに提供
・「freee会計」「先払い」などと提携し、副業・複業で働く人向けに福利厚生プランを提供
・創業メンバーはサイバーエージェント出身。自律駆動型かつユーモアあふれるメンバーが集結
・2021年12月に、3億円の資金調達を実施済
overflowの会社概要
社名 | 株式会社overflow |
所在地 |
〒105-0001 |
設立 | 2017年6月9日 |
資本金 | 2億880万4440円 |
代表者 | 代表取締役CEO鈴木裕斗、代表取締役CPO田中慎 |
事業内容 |
・インターネットサービス・メディア事業 |
overflowの商品・サービス
この項目では、overflowを代表するサービス『Offers』について説明していきます。
Offers
エンジニア・デザイナーに特化した、副業・転職マッチングサービスの『Offers』。2019年5月にα版リリース以降、これまでに累計300社以上が活用。加えて、数千人規模の個人ユーザーが登録しているそうです。
Offersは「企業が求人をだして求職者からの応募を待つ」のではなく、「登録されているエンジニア・デザイナーに個別オファー後に採用していく」といった、ダイレクトリクルーティング型のサービスになります。企業側では、各ユーザーのプロフィールを通じて“定量(スキル偏差値)・定性(ソーシャル)・レファレンス(共通の知人)”、これらの情報チェックが可能です。
また、個人ユーザー側では、複数のSNSアカウントを自身のOffersと紐づけておけば、手打ちでの情報入力は不要。自動で履歴書作成ができるだけでなく、GitHubやQiitaのアカウントと連携させれば言語ごとのスキル偏差値も算出されます。
このように、企業・個人ユーザー双方にとって、非常に効率よく利用できるような工夫が数多く取り入れられている点が魅力です。自社のビジョンである「時間をふやす」を体現したサービスだと言えるでしょう。
現在もDMM・エキサイト・Chatworkをはじめ、大手企業から注目のスタートアップまでさまざまな企業が実際に活用しています。今後も導入実績を伸ばしていく見込みです。
overflowの代表取締役CEO 鈴木裕斗さんの経歴
鈴木さんは、株式会社サイバーエージェントに新卒入社されています。広告営業に携わった後、Amebaプラットフォームの管轄責任者に就任。その後はiemo株式会社に転職、代表取締役に抜擢されました。
その2ヵ月後に、株式会社ディー・エヌ・エーにM&A及び子会社化されたことで、iemo株式会社代表取締役とDeNAキュレーションプラットフォームの広告部長を兼任することになりました。
そして、2017年6月に代表取締役兼CPOの田中慎さん、共同創業者兼CTOの大谷旅人さんらと共にoverflowを設立されました。
overflowの代表取締役CPO 田中慎さんの経歴
田中さんは新卒でベンチャー企業へ入社。1年半で約100案件の上場企業・中小企業のWebサイト開発、デザイン業務を手がけた実績をお持ちです。その後は、株式会社サイバーエージェントにエンジニアとして転職されました。
会員数1300万人のポイントプラットフォーム事業、フィンテック(仮想関連事業)を含む、新規事業などの立ち上げ・開発運用に携わっていました。そして、2017年6月にoverflowを共同創業。順調に事業拡大が進み、現在に至ります。
overflowの採用・求人情報
overflowの職種・求人
・フィールドセールス
・インサイドセールス
・バックエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・PdM
・PMM / マーケティング
・UIUXデザイナー
・広報
・人事担当者
・採用スカウター
overflowの平均年収・平均年齢
overflowは非上場企業のため、平均年収・平均年齢の情報は公開されていませんでした。
コーポレートサイトの採用情報によると、
・UIUXデザイナー 年収500万~800万円
・フィールドセールス 年収350万~600万円
・PdM 年収400万~800万円
と掲載されており、職種によって給与は変動するようです。
overflowの労働環境
フレックスタイム制もしくは裁量労働制を採用しており、所定労働時間は11:00~19:00となります。給与改定、評価制度については、半期に一度見直し。加えて、ストックオプションの付与もあるそうです。
また、ポジションによっては、複業や業務委託として働くメンバーも在籍しています。柔軟な働き方を推進している点もoverflowのメリットでしょう。
また、福利厚生では下記が整備されています。
・社会保険完備(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)
・PC支給
・特別休暇制度あり(コロナワクチン休暇など)
・副業OK
・経費補助(書籍購入、Wi-Fi支給、シャッフルランチ、達成時お祝い会食費など)
overflow転職を考えるにあたって最後に
overflow転職を考えるにあたって、さまざまな留意点をお伝えしました。
“人材循環型社会の実装”へ向けて、画期的なサービスを展開し続けるoverflow。多くの人が思い描くワークスタイルを実現すべく、これからも更なる進化を遂げていくでしょう。
「生き方・働き方を選択しやすい社会をつくりたい」「時間をふやす“仕組み”を、自らの手で広めてみたい」という方は、overflowへの転職をぜひご検討ください。
成長産業・スタートアップ企業への転職を支援した実績は多数あります。転職をお考えの方はお気軽にご連絡ください!
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