内容紹介
株式会社サイバーエージェントの取締役副社長 ゲーム事業管轄日高 裕介さんの書籍です。
〝落ちこぼれ〟からスタートした株式会社サイバーエージェントの〝最強のNO.2〟が教える〝仕事に向かう心構え〟
「組織で働く上で才能や能力は必要ない」──3000人の社員を熱狂させた伝説の「社内向けコラム」を書籍化。起業家・藤田晋氏の懐刀としてネット産業を作り上げた「最強のNO.2」が教える、仕事に向き合う心構え。
「組織で働く上で才能や能力は必要ない」──3000人の社員を熱狂させた伝説の「社内向けコラム」を書籍化。起業家・藤田晋氏の懐刀としてネット産業を作り上げた「最強のNO.2」が教える、仕事に向き合う心構え。
内容(「BOOK」データベースより)
自分の力を180パーセント引き出す66のメッセージ。3,000人の社員を熱狂させた伝説の社内向けコラムを書籍化!!
▽藤田晋さんのブログより
日高は社内でも人気があり、不思議なほどブログやコラムで発する言葉が有り難がられます。なぜ私が不思議がるのかと言うと、(それ俺も前に言ったんだけどな…)という話もあるからです。
今回書籍になって読んでみると、同じ話をするにしても、確かに分かりやすく、妙に説得力があります。
キープレイヤーズ高野のコメント
私が面白いと思ったところですが、DeNA南場さんの「人や自分ではなく、コトに向かう」という言葉があるわけですが、それに対しての日高さんの意見が面白いです。
この話はもちろんなのだが、困難なチームビルドを避けるということではないよというような趣旨の話が書いてあります。「コトに向かう」には人をまとめなければならない。両社の社風の違いも感じ取れるところでして、かなり興味深い内容でした。
その他参考になった内容
- ビジネスはマラソンのようなもので、「長期的な成長」と「結果」が大事
- 気持ちよく働いてもらおうと思う必要なんてない。ゴールを達成するために集まっているのが組織
- トラブルのマイナスは取り戻そうとしない
- 忙しい時にした決断の方が精度が高い
- ベンチャー企業とはオオカミ少年になるリスクを取ることによって短期間での成長を目指している
- 気合いと思考停止は紙一重
- トップが熱狂しているのであれば自分の理由でなくても進んで乗っかることが大事
- 会社は文化が一番大事
- 競合に会わない(競業に会ってしまうと安心してしまう)
- 「ポジションが人をつくる」は正しいけれど、「人がポジションをつくる」ように働くことが大事
組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム (NewsPicks Book)