こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Eco-Porkさんです。
Eco-Porkが掲げるミッションは、「データを用いた循環型豚肉経済圏の共創」。AI、ICT、IoTの3つのテクノロジーのデータで生産管理と環境負荷の改善を実現する養豚経営管理システム『Porker』を開発・運営しています。
2022年4月22日には、シリーズAラウンドとして総額6億円の第三者割当増資による資金調達と、静岡銀行、三菱UFJ銀行、日本政策金融公庫、三井住友銀行、みずほ銀行、芝信用金庫による融資資金調達を実施。引受先は、リアルテックファンド、QBキャピタルをはじめとするベンチャーキャピタル計4社で、調達した資金は、「養豚自働化プロジェクト」完成へ向けた研究開発・サービス化資金に充てられるそうです。
この記事では、Eco-Porkの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Eco-Pork転職の要点
Eco-Porkの特徴
・「データを用いた循環型豚肉経済圏の共創」を掲げ、養豚経営に特化した事業を行なっている
・養豚経営管理ソフトウェア「Porker」を提供
・豚肉の安全・安定供給・養豚産業の環境負荷低減の実現を目指している
・2022年4月、総額6億円の資金調達を実施
・今後、「養豚自働化プロジェクト」完成に期待
Eco-Porkの会社概要
社名 | 株式会社Eco-Pork |
所在地 | 東京拠点 〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3 Center of GarageGround05 鹿児島拠点 〒899-5652 鹿児島県姶良市平松7659 |
設立 | 平成29 年11 月29 日(平成で一度の“いい肉の日”) |
代表者 | 代表取締役社長 神林 隆 |
事業内容 | ・養豚経営管理ソフトウェア「Porker」の開発・提供 ・豚舎内モニタリング用IoTセンサーの開発・提供 ・その他、豚肉生産性・資源効率性を向上させるハードウェアの開発・提供 |
Eco-Porkの商品・サービス
養豚経営管理ソフトウェア『Porker』
『Porker』は、農家の生産管理業務などの改善を支援し、最適な養豚経営を実現させるシステムです。スマートフォンなどのモバイル端末を用いて農場現場で発生するさまざまな記録を現場で入力、繁殖成績・肥育成績の把握から経営分析ができるクラウド型システムとなっています。
豚は温度・湿度といった環境の変化に敏感であり、生産能力の低下が発生しやすい動物です。そのため、「健康な豚を飼育するための環境」を整備することは、生産効率を向上するためにも極めて重要ですが、農場ごとに異なる豚舎の設備等によって適切な環境条件は変動していまいます。農場ごとに適切な環境状態を定義することが難しい課題となっていましたが、『Porker』はこれらの問題を解消に導いています。
2018年9月からサービス提供開始し、2020年には農林水産省「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」にてデータ活用型スマート養豚モデルの実証の要素技術として取り入れられております。また、記録作業の効率化、ペーパレス化、正確な農場成績の見える化を支援し、経済産業省「サービス等生産性向上IT導入支援事業」にITツールとして毎年登録されています。
Eco-Porkの代表の神林隆さんの経歴
神林さんは、東京理科大学工学部を卒業後、ミシガン大学経営学修士課程を成績優秀者として修了されています。外資系コンサルティングファームにて主にテレコム領域の経営戦略・新規ビジネスモデル企画などに従事し、その後、統計解析・人工知能を活用した新規ソリューション開発を責任者として主導した後、平成29年11月29日(ニク・イイニクの日)に株式会社 Eco-Pork を設立。テクノロジーを活用した持続可能な循環型食肉文化を構築するため、Pork-Eco-Systemの開発をされています。
TechCrunch Tokyo2018準優勝、Infinity Ventures Summit 2018 Fall Kanazawaファイナリスト、 ICC KYOTO 2019スタートアップ・カタパルト ファイナリスト、リアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー2020、Google for Startups Accelerator Class3(2021)など多くの受賞歴があります。また、農林水産省によるスマート農業実証プロジェクト、経済産業省によるグローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業にも参画されています。
Eco-Porkの採用・求人情報
Eco-Porkの職種・求人
Eco-Porkの働く環境
Eco-Porkの平均年収・平均年齢
Eco-Porkは非上場企業のため、平均年収を公開していません。
平均年齢は公開されていません。
Eco-Porkの労働環境
勤務時間は1日8時間、固定残業代制 (45時間分相当、別途開示)、週休二日制となっています。 エンジニア等の専門職の場合、裁量労働制の採用もあるようです。勤務地は、東京オフィス (一部リモート)または全国 (フルリモート)となっています。
Eco-Porkに関する口コミまとめ
気になる口コミですが、Eco-Porkには好意的な口コミが寄せられている印象を受けました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
上場を目指すスタートアップ企業のため、エンジニア1人1人の成長が会社の成長と密接にリンクするエキサイティングな開発経験ができるそうです。農場さんから、豚の飼育成績が上がった、ロスコストが減った、手間がなくなったなど、さまざまなフィードバックをもらうことで、IT技術によって豚肉の食文化の維持に貢献していることを実感しているとのことです。
人間関係
開発チームが大事にしている考え方として「心理的安全性」があり、正しいと思ったことを恐れずに言える、ちゃんと耳を傾ける、そんな環境を作るためにどうすれば良いかをエンジニアは日々意識しているそうです。
働く環境
専門業務型裁量労働制の採用、積極的なリモートワークの推進、有給休暇20日の入社日付与など、エンジニアが安心して成長し続けるためのさまざまな制度を用意し、パフォーマンスの向上を重視した環境づくりがされているようです。社外活動や書籍購入などの費用負担もあるそうです。
Eco-Pork転職を考えるにあたって最後に
株式会社Eco-Porkへの転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、Eco-Porkではエンジニアの採用を行なっています。新しい経営管理サービスに携わるチャンスです。「ソリューション開発に興味がある」「データを用いたサービスに携わりたい」という方は、Eco-Porkへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。