こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。
今回のスタートアップまとめは、Mantraさんです。
Mantraが掲げるミッションは、「テクノロジーで言葉の壁をなくし、マンガに関わる世界中の人を幸せにすること」。即時にマンガの翻訳を実現する翻訳ツール『Mantra Engine』、マンガで外国語学習ができるアプリ『Langaku』の開発・運営を行っています。
2022年7月28日には、総額1.5億円の第三者割当増資による資金調達を実施。引受先は株式会社集英社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、株式会社ディープコア(DEEPCORE)、株式会社コンコードエグゼクティブグループ、株式会社ツクリエで、調達した資金はマンガに特化した自然言語・画像処理技術の研究開発と人材採用の強化に充てられるそうです。
この記事では、Mantraの求人にご関心をお持ちの方に、会社の特徴や転職する際の留意点などをご紹介します。
目次
Mantra転職の要点
Mantraの特徴
・「テクノロジーで言葉の壁をなくし、マンガに関わる世界中の人を幸せにすること」を掲げ、マンガに特化したAI翻訳技術の開発を行なっている
・即時にマンガの翻訳を実現する翻訳ツール『Mantra Engine』を提供
・月間2万ページ以上の多言語化に貢献
・2022年7月に総額1.5億円の資金調達を実施
・今後もさらなるAI翻訳技術の向上に期待
Mantraの会社概要
社名 | Mantra株式会社 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山7-3-6 南青山HYビル 7F 荒井倶楽部内 |
設立 | 2020年1月28日 |
資本金 | 1,000,000円 |
代表者 | 代表取締役 石渡 祥之佑 |
事業内容 | マンガに特化した機械翻訳技術の研究開発 |
Mantraの商品・サービス
Mantra Engine
『Mantra Engine』は、出版社や配信サービス事業者向けのマンガ用多言語翻訳ツールです。
マンガの画像をシステムに入稿すると、自動的にマンガ文字認識エンジンが吹き出し内の文字を認識し、機械翻訳されます。機械翻訳後も、細かい翻訳修正が可能です。書体や文字の位置調整、太字・斜体の適応など、マンガ組版に必要なさまざまな機能が実装されています。
また、制作上のやり取りに必要なコメント機能やメッセージ機能もあり、翻訳担当と校正担当のコミュニケーションロスを防ぐことができます。
現在14言語で対応しており、大手出版社のマンガを中心に月間2万ページ以上の多言語化に貢献されています。
Langaku
『Langaku』は、マンガで英語の多読学習を実現するアプリです。
アプリ内で、週刊少年ジャンプの作品をはじめ30作品以上のマンガを多言語で読むことができます。楽しくマンガを読みながら、英語レベルを向上することができます。
また、「読書ログ」機能では、読んだワード数、読んだページ数、読んだ速度などを毎日のグラフで把握できるようになっています。
Mantraの代表の石渡祥之佑さんの経歴
石渡さんは、東京大学情報理工学系研究科修了し博士(情報理工学)を取得されています。大学では人間が日常で使っている言葉をコンピューターに処理させる「自然言語処理」の技術を研究していたそうです。
その後、日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学生産技術研究所特任研究員等を経て、2020年にMantra株式会社を創業、代表に就任されています。
Mantraのマンガ翻訳システムのアイデアは、東京大学の大学院博士課程3年に在籍していた頃に生まれたそうです。その後すぐに開発を開始し、東京大学の起業支援機関が主催する事業アイデアコンテストへの出場や、大学構内のインキュベーション施設などの利用を通じ技術を高めていったことを評価され、東大系の起業支援プログラムから500万円、経済産業省のプログラムから1000万円の支援を獲得し起業に至ったということです。
Mantraの採用・求人情報
Mantraの職種・求人
・iOSエンジニア
・UI/UXデザイナー
Mantraの働く環境
Mantraの平均年収・平均年齢
Mantraは非上場企業のため、平均年収を公開していません。
求人サイトによると、現在求人募集のある職種の年収は以下のようです。
・iOSエンジニア 600万円~900万円
・UI/UXデザイナー 600万円~1,000万円
メンバーの平均年齢は非公開です。
Mantraの労働環境
10時以降を始業時間としたフレックスタイム制です。勤務地は東京本社(表参道)で週2日は出社日、週3日はリモートワークとなっています。標準労働時間は1日8時間、完全週休二日制です。休日は土・日・月のうち2日間を選択できます。
Mantraに関する口コミまとめ
Mantraで働く人からは好意的な口コミが寄せられていました。
やりがいと成長、人間関係、働く環境・待遇の3つのポイントで情報をお伝えします。
やりがいと成長
課題解決能力が高いメンバーが揃っていて、実装が早く、プロダクトの成長に強いモチベーションを持っているそうです。文化や言語の壁をこえていく未来を考えながら開発することにやりがいを感じるそうです。
人間関係
メンバー全員がユーザーの声をよく聞くことを心がえけているそうです。課題解決することだけではなく、重要な課題を見つけられることがチームの強みという声もあります。
働く環境・待遇
外国籍のメンバーも多く、英語でのコミュニケーションスキルを向上しながら働ける環境のようです。上手でなくても構わないので英語でコミュニケーションをすることに抵抗がないという人を求めているようです。
Mantra転職を考えるにあたって最後に
Mantra株式会社への転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点などをご紹介しました。
現在、Mantraでは様々な職種の採用を行なっています。新しいサービスの拡大に携わるチャンスです。「Mantraのサービスに興味がある」「教育事業に携わってみたい」という方は、Mantraへの転職をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。成長産業への転職を支援した実績は多数ありますので、転職をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。