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転職
2020/04/28 | 2020/06/29

「転職できない」のは「しないほうがいい」サイン?転職成功のポイント

Contents

  • 相談に来ても、転職しないほうが良いと感じる人も多い
  • 希望の転職をするタイミングの見極め方と業種・職種の選び方
    • 同業種×同職種での転職〜実力主義の会社への転職で年収アップ〜
    • 異業種×同職種への転職〜収益性の高い業種への転職で年収アップ〜
  • 未経験で異職種への転職は難しい〜未経験から脱する努力をしよう〜
    • 同業種×異職種への転職〜携わった経験があるのであれば、やってみるべし〜
    • 異業種×異職種への転職〜基本的には避けたいゾーン、何かは捨てる覚悟を〜
  • キャリア・ライフスタイルの優先順位付けが大切
  • 悩みすぎるならすぐに面接を受けに行こう

相談に来ても、転職しないほうが良いと感じる人も多い

こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートをしているキープレイヤーズの高野です。

キャリアカウンセリングをしていると、転職をしないほうがいい人にたくさんお会いします。そういった場合、私は無理に転職を勧めないようにしています。

代表例を挙げると、「安定しているベンチャー・スタートアップに転職したい…。」とお話される方です。

自分でビジネスを動かす裁量権がほしい…でも、仕事ばかりにもなりたくない…そんな気持ちがあるのでしょうか。

ただ、両方が保証されるヘ企業は、まずありません。他に努力して結果を出している人がいるのに、面接の段階で「あまり働かなくても裁量権がある」ことを求める人をわざわざ選んで採用しないですよね。

他にもたくさんのご要望をお聞きすることがあります。
「子供がいるので、リスクは抱えたくない。でも、若いうちに活躍したい。」
「仕事をもっと任せてほしいが、残業はしたくない。」
「なんだかんだいって、年収は下げたくない。」

気持ちは分からなくもないですが、なんでもかんでも希望が通るわけではありません。

優先順位をつけて絞ってみたほうがいいですよと話してみると、
「私にマッチする良いところがあれば…でいいので、ぜひご紹介してくだい!」
というようなやりとりになってしまいます。

あまりエージェントと企業側のやり取りをご存じない方が多いと思うので申し上げますが、このような方は全く聞く耳を持たれません。

私も、なんとかキャリアアップの支援がしたいと思い提案するのですが、求職者の方が求める企業像と同じように、企業にも求める人材像があります。

これを統合する視点がないことも含めて、心の中で「正直、難しいだろうなぁ…」と思ってしまいます。

たまに「猫の手でもいいから頭数がほしい」という企業から、書面や口頭の条件がいい内定がもらえることもありますが、多くの場合、入社後にかなり苦労されているように見受けられます。

正直、甘い言葉で転職をほのめかす転職エージェントもいるので、なかなかなくならないんですよね。

こうして転職した方は多くの場合、うまく行かなかったので相談したいと、ブラック企業ウォーカーにはなりたくないと、よくご相談いただきます。

何かをとったら何かを絶対に捨てなければならないとは申し上げませんが、やはり全ては満たせないので、捨てられるものがあるということはとても大事なことです。

優先順位がつける能力がない人に、大きな仕事任せられないですよね。「あれもこれも」という人は、優先順位をつける力がありません、と言っているに近い部分があるのです。

転職しないほうがいいですよというエージェントは珍しいし、少しおかしいのかもしれませんが、私はそれで良いと思ってアドバイスしています。

希望の転職をするタイミングの見極め方と業種・職種の選び方

でも、自分が希望の条件で転職できる時期を見分けられない…。そんな場合は、どうしたらいいでしょうか。

それは簡単で、「自分が転職で欠かせない条件を満たした条件が得られるようになるまで、現職で頑張ったほうがいい」です。

企業は結果を出せる人材には、高い金額や条件を提示してでも採用したいと考えています。あなたが、希望の条件を引き出せないのは、実績や結果不足です。実績はあるのに条件が引き出せていない場合は、私のようなエージェントが交渉すれば、希望の年収に近づけることができます。

ここからは、同業種か異業種か、同職種か異職種か、に分けて考えてみましょう。それぞれちょっとしたポイントもご紹介します。

同業種×同職種での転職〜実力主義の会社への転職で年収アップ〜

同業種×同職種での転職はイメージつきますよね。元々、500万円の働きしかしていない人が、600万円の希望をしても、相手の企業は出せないはずです。600万円の働きがあるけど、評価制度が不十分で年収が上がらない場合に転職してはじめて、600万円の希望が通ります。

異業種×同職種への転職〜収益性の高い業種への転職で年収アップ〜

業種や収益性によって、人材評価は大きく異なりますので、異業種×同職種への転職で年収が上がる場合は確かにありますね。でも、元々やっていた業種とは異なる領域を学ぶ必要があるので、仕事量が増えてしまうのは当然のことなのです。それが嫌であれば、それでも採用したいと思われるほど結果を出すしかありません。

未経験で異職種への転職は難しい〜未経験から脱する努力をしよう〜

また、最近特に多い相談が、異職種に転職したい、という方です。プログラマーやマーケターになりたいという方から「未経験ですが、転職したいと思っています。可能でしょうか?」とよくお問い合わせいただくのですが、私は決まってあることを質問しています。

「実際に作ろうとしたこと、あるいは作ったことがありますか?」

なぜか皆さん、「未経験」から抜け出そうとしないんですよね。未経験から転職したいけど不安がある、のであれば、未経験から抜け出すのが手っ取り早いです。自分でサイトやブログ、アプリを作ったり、SNSでフォロワーを集めてみたり、できることはたくさんあるはずです。でもやらない人が多いです。

ただ、多くの場合、「異職種に転職したい」という希望だけがある状態が多く、採用したい側の論理を掴んでいないことが多いです。自分の視点でしか仕事ができない人と一緒に働きたいと思う人がいるでしょうか。採用したい側の気持ちや論理を汲み取るなら、「実績を残すこと」が何よりも重要なのです。

同業種×異職種への転職〜携わった経験があるのであれば、やってみるべし〜

同業種×異職種でも難しいですが、業務で携わった経験があるのであれば、上記のように試してみるとすんなり作れる場合もあります。できなかったことを調べて実行して、できるようになる力があれば、未経験から脱することは意外と簡単だったりします。

その簡単なこともやってきていない人を採用したいという企業はないので、「未経験」を脱するようにしたいですね。

異業種×異職種への転職〜基本的には避けたいゾーン、何かは捨てる覚悟を〜

異業種×異職種で転職が成功したパターンは非常に少ないです。まず、採用したい企業がほとんどありません。全く経験のない人の採用したい理由がないですよね。

それでも、どうしても転職したいということであれば、若手のうちならポテンシャル人材、第2新卒として採用してもらえるケースがあります。ただ、その場合は多くの場合年収ダウンしますし、条件は悪くなります。転職ではなるべく早い段階で結果を残すことが大事ですから、「できない人」のレッテルを貼られてしまう前に、はじめて働く頃のようにハードに働かなくて結果を残さなくては成功できないでしょう。

キャリア・ライフスタイルの優先順位付けが大切

欲張った状態のまま、それでも絶対に何かあるはずだと思って、一年ぐらい転職先を探し続ける人もいます。しかし、正直申し上げて、転職の成功は無理です。

まずは、自分の中で、譲れない条件の優先順位をつけて整理し直してみてください。絶対に譲れないものは何なのかもう一度考えてみる必要があります。

「年収ですか?」
「仕事の裁量権ですか?」
「会社の将来性ですか?」
「実質的な勤務時間ですか?」
「会社のブランド性ですか?」

最上位が決まったら、次に来るのは何なのか整理して行きます。自分の中の優先順位があやふやになったままでいると、当然、計画意識まで到達しません。

優先順位をつけることに迷ってしまうなら、「自分にとって、何がいちばんしたくないか」を考えてみてください。

例えば「毎日、終電まで残業するのだけは、まっぴらごめんだ。」と思っているなら、あなたの転職の優先順位トップを「実働時間」に定めることです。あるいは、「年収500万円で生活することは、自分にはできない」と思うのなら、優先順位のトップは「年収」になりますよね。

軸が決まったら、あれこれ考えずに計画意識を持って行動してください。建設的でないキャリアプランを抱えているのは、時間の無駄なので、行動することが大切です。

悩みすぎるならすぐに面接を受けに行こう

迷う時間があったら、行動したほうが建設的です。まるでお花見の席取りのように、「こちらよりはあちらが….」と判断軸もないまま職を探していても時間は無駄に過ぎるだけです。万が一、転職先が決まったとしても、結果的に成功することはほとんどありません。

近年はカジュアル面談などもOKという会社も増えました。あなたが欲しい人材であれば企業は最初から面接でなくてもまずはお会いしたいというニーズが増えているのです。ベンチャー・スタートアップ界隈では特にその傾向があります。

また、ベンチャー・スタートアップ企業では、ホームページに書いてある内容がとても薄くて実態の10%も反映されていないなんてこともほとんどです。足を運んで一次情報を得てみることが大切になります。

これらを踏まえて、再度「少しの犠牲やリスクを取っても転職したいのか?」

それとも、「現状が自分にとって最適な環境だと再認識してとどまるべきなのか?」

自分に問いかけてみましょう。少しクリアになったのではないでしょうか?

これまで、たくさんの方にキャリアカウンセリングでお会いして来ました。転職をしないほうがいい方に、無理に理由付けや面接対策をして、ベンチャー ・スタートアップに転職いただいたとしても、絶対に活躍されませんし、辞めてしまうことも多いのがこの業界の傾向です。

私自身、絶対にこのミスマッチだけは減らして行きたいと考えています。誰にとっても時間は有限です。自分の現状に何か悩んでいる方、優先順位付に悩んでいる方、自分が今どのフェーズなのか分からない方はお気軽にご相談ください!

一緒にキャリア・ライフスタイルの優先順位付けをして行きましょう。

キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップへの転職のサポートを実施しています。

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高野 秀敏

1999年に東北大学を卒業し、株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3500名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。転職・採用、投資のご相談は Facebook Messenger、もしくはLINEからご連絡くださいませ。
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高野 秀敏
キープレイヤーズ 代表取締役
1999年に株式会社インテリジェンスへ入社。2005年に株式会社キープレイヤーズを設立。3000名以上の経営者の相談と、10000名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。また、55社以上の社外役員・アドバイザー・エンジェル投資を国内・シリコンバレー・バングラデシュで実行。キャリアや起業、スタートアップ関連の講演回数100回以上。

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